ひまわり通信5

 


〈ひまわり通信5〉 2019.6.9



疲れたな〜と思ったとき、どうされていますか?

「疲れたら休む!」が大原則だと思っています。

こんな弱い事じゃだめだ!とか
カフェインのたっぷり入っているドリンク剤やエナジードリンクなど飲んで見せかけの元気で動き続ける・・・
というのは全くお勧めじゃありません。

やはり人間も生き物ですから、ロボットみたいに働き続けることはできません。
ちゃんと休むことがどうしても必要なのです。

それではどうやって休息を考えていけばいいのでしょうか?

「休息」、というのは実は2種類あります。

ひとつは消極的休息。
もうひとつは積極的休息。

消極的休息とは、まず体を横たえて、安静にするということです。
いろいろな身体的・精神的病気の治療においても、「安静」は大変重要です。
体を横にすることで、内臓の血流量は増えますし、心臓への負担も減る(重力に逆らって血液を回さなくていいので心臓が楽になる!)、
体中の筋緊張もほぐすことができる(身を大地にゆだねる感じですね)。
眠り込まなくてもOKです。
ただただ「安静」にする。

まずはこれが第一段階だと思います。

ただ、ずーっと寝ていると逆に筋肉や骨が弱ってしまいます。
(宇宙とか、重力のストレスのかからない場所だと、骨はどんどんスカスカになってしまうので、
宇宙飛行士の方は、宇宙船の中でマシーンで運動しているのをテレビとかでよく見ますよね?)
消極的に安静が取れて、起き上がる元気が出てきたら。次の段階です。

それが積極的休息です。

気持ちのいい風を感じながら散歩したり、
好きなスポーツに参加してみたり、
あまりハードでないハイキングを楽しんだり・・・。
楽しい、と思えるような、体を少し動かしながらのリフレッシュメントをするということです。

無理はしなくていいです。
もし「まだそんなの無理」と思うときはもう少し消極的休息が必要かもしれません。
もし「どうしようかな?」と迷うようなら、えいやっ!とチャレンジしてみてください。

「迷ったらやってみる!」が積極的休息のポイントと思います。

どうぞ皆さん、有効なお休みをしながら、人生楽しくいきましょう。
そして、何より、自分を大切にしていきましょうね。