<ひまわり通信 38> 9月は国際アルツハイマー月間です。


9月に入ったら、いきなり涼しい秋の風を感じるようになりましたね。
(また、暑さも戻ってくるといううわさもありますが・・・)

体を冷やさないように、自分のお体を大事にしてあげてくださいね。

さて、認知症の診療にも従事している精神科医としては、
9月は国際アルツハイマー月間!と思います。

アルツハイマー病だけが認知症ではありませんが、
認知症のご本人とご家族への施策の充実を目的に1994年、『9月21日』が国際アルツハイマーデーと制定されました。

2012年より日本でも認知症施策の一つとして、「オレンジプラン」が始まりました。
そして患者さんへの人権に基づくあり方がより大切という視点となってきました。私達も頑張っていきたいと思っています。

さてここで問題です!
「なぜ、オレンジ、なのですか?」

これは厚生労働省のホームページを見ても由来はどこにも書いてありません。
インターネット調べよりひも解いてみると・・・

びっくり!!!

それは、江戸時代の陶工 酒井田柿右衛門に遡るらしいのです!?
夕日に映える柿の実からインスピレーションを受け描いた赤絵磁器が、日本発で世界に認められたことから、
このオレンジ(えーっとこれが柿の色???)も日本から世界へ発信できるように名付けられたというのです。

オレンジは、柿の色からインスパイアーされた…の…本当ですか?(厚労省のかた、教えてください!)
にわかに信じられないのですが、
もう何年もオレンジ着続けてきたのですが、
でももうオレンジで行くしかないというか、
オレンジで行きましょう!!
この9月21日だけ、または9月だけでなく、この時期を認知症について考えるきっかけにしていただければ嬉しいです。

アルツハイマーデーに先立って9月12日にはYouTubeにて「認知症をにんちしよう会」配信があります。(チャンネル登録よろしくお願いします)

オレンジ!\(^o^)/ばんざい。
小田原城も9月21日、オレンジ色にライトアップされます。
そして、9月21日夕方、FMおだわらにまたまた有難いことにお招きいただいております。

コロナ禍で、大変な時期ではありますが、オレンジ、盛り上げていきましょう。
これからもよろしくお願いします。