<ひまわり通信35> 「決めセリフ」を持とう! 2021.6.6


何かに迷ったとき、困ったとき、自分の努力ではどうにもならないとき、
ズバッと自分の心を収める「決め台詞」をもっていますか?
これを言ったら大丈夫という「きめセリフ」を持っている人は強いです。
まさに決めセリフは世界を救うのです。

それではどういう時に必要かというと、大きく分けて下記のようになります。

@ 悩んでいるとき、それも自分で考えてもどうにもならないとき

人間って、何度も何度も、もうやめたいと思っても、考えてしまいますね。
  そんなときの、ズバッとさんの、決めセリフなのです。


これについては、以前の不安の分別法で記しましたね。

  1) 過去に対する後悔 → 「あぁ、織田信長があの時本能寺に行っていなければ〜」といくら嘆いても歴史は変わりませんよね。
                 過去は過去。そんなときの決めセリフは「小田信長、本能寺の変!」

                 みなさん、頭ではわかっているんですよね。過去をいろいろ悩んでもどうにもならないって。

                 だからこそ、決めセリフで、ズバッと断ち切ってしまいましょう。
  
  2) 遠い未来に対する不安 → 実際問題、明日のことも不確定ですよね。もっと言えば、一瞬先も。
                 みんな今を生きることが大切なのです。だから、将来の備えは必要かもしれませんが、
                 心配や不安はちょっと棚上げしておきましょう。
                 今の英知をつかっても、気象衛星を使っても、3年後の天気予報をすることはできませんよね。
                 未来を心配する自分へ、そんなときの決めセリフは「3年後の今日の天気」。

  3) 人が自分をどう思っているかについての疑念 → 人の心は人のもの。他人は人の心を支配できません。「こう考えろ」とか言えません。
                  ですので、「あの人はどう思っているのかしら?」または
                 「普通はこんな風にかんがえるでしょ?どうしてあの人は違うのかしら?」と思っても無駄です。
                 「人の心は人のお財布と同じ!」すなわち、中身はわからないし、こちらで支配できない。
                 「そんなこと知ってるよー!!」とおっしゃいますよね、皆さん。だから、決めセリフなのです。
                 「人の気持ちは人のお財布と同じ」と。不安を終わりにしましょう。  
                              

A やりたくないけどやらなければいけないとき 

  1) 質的な問題 「汚いないと思ったら汚い」

            なんでもそうです。排水口を洗うのも、素手では嫌でも装備をすれば大丈夫。汚くないと思えば汚くない。
            やってみようと思えばできる。やりたくないなーと思っているとできるものもできなくなるのでは?
            ちょっと見方を変えて、ポジティブに考えてみよう!


  2) 量的な問題 「ゆっくりゆっくり」

            やらなきゃならないことが多い時、
            自分でやらなきゃならないとき、
            それでもいい加減にはできないとき

            むしろ、焦らないほうがいい。
            一つ一つ、一歩一歩、ゆっくりゆっくり
            あ〜どうしたらいいんだ?という山のような仕事もひとつづつゆっくりやっていくといつか目途がついてきます。
            そんなものだと思います。

次回もう少し続きます。
みなさん、体に気をつけて、脱水に気をつけ、でも水分ばかり取りすぎないようにお過ごしくださいませ。