<ひまわり通信15> EODフレンドシップカフェ

第3回 EOD(若年性認知症)フレンドシップカフェが
2019.11.10お天気の良い日曜日、ルビーホームにて開催されました。
EODフレンドシップカフェは、小田原・箱根・真鶴・湯河原一市三町若年性認知症を考える会の活動のひとつです。
若年性認知症の方、ご家族の方、そして認知症を知っておきたい方などなど、いろんな方々へ多方面から発信していきたいと思っています。
今回は神奈川県の方から(頭と体を同時に動かす)コグニサイズや
この地域にお住いのアメリカ人・ブレットさんとロバートさんがバイオリンとギターの素敵な音楽を奏でてくださったり、楽しい時間を過ごすことができました。
(お二人は本当に快く、音楽ボランティアさんを引き受けてくださいました!)
さて、
若年性認知症を公表されている佐藤さんという方がいます。
その方の言葉で私の大好きな言葉があります。
「認知症とともに生きるのは、不便であるが、不幸ではない。」
というものです。
その通りだと思います。
だけど、現実的には結構不便なことも多いのだろうと思います。
ご本人ばかりでなく、ご家族も、時に不便を感じることがあると想像できます。
そして、不便を自分たちだけで抱え込もうとすると、それは大変です。
誰かがどこかで手をさしのべてくれることもあると思いますが、
そんな時、「助けて!」と言えたらもっといいな、と思います。
そうはいっても自分から助けを求めるのって、実は案外と勇気のいるものなんです。
どうしても「ご迷惑かしら」という気持ちから、言い出しにくいこともあるかもしれません。
でも、ここのフレンドシップカフェでは、どんどん言っていいんです。
「助けてくれませんか?」と。
ここで慣れていくと、他でもできるようになると思います。
「他人に頼る」ということは、「その人を信頼すること」です。
この場所から
信頼できる人と人とのつながりを作っていってほしいと思います。
EODフレンドシップカフェはそんな場所であってほしいと思っています。
そして、楽しいな、という気持ちになれるような企画もどんどん出していきますよ。
そして第1回から、EODフレンドシップカフェは笑顔と音楽を大切にしていきたいと思っています。
笑顔と音楽は、
国境も言葉も、人種や宗教も、そして病気であるかないかなど、いろいろなものを超えていけるもの!と信じています。
ぜひぜひご参加くださいね〜。