<ひまわり通信14> 白衣高血圧



最近、会社での健康診断の季節なのか・・・
健康診断で血圧の高さを指摘された!という方が多いです。
家では血圧はちょうどいい、正常血圧なのに、検査となると上がってしまう。

まさに、病院や医師の前だと上がってしまう『白衣高血圧』。

何故、そういうことが起こってしまうのでしょうか?
検査だと思うと緊張してしまう?
正常を出さなきゃ、と思うとつい意気込んでしまう・・?
いつもは正常値なのに・・・と思ってしまう・・
異常だったらどうしよう?と思うと・・・?
などなどいろいろあると思います。

ある一日のうちになんと3人の人に白衣高血圧について話し、アドバイスをさせていただきました。
そこで、もっとたくさんの方が悩まれているのかなと、
今回『白衣高血圧』をとりあげました。

もう、検査の時に緊張しちゃうんだもの。
それはしょうがないよ。
受け入れよう。
上がっちゃうのさ、という感じです。
そのうえで、リラックスする副交感神経を作動させてみる、ことでしょうか。

@ 「あ〜ぁ、緊張しちゃう私(僕)って、何て愛おしい!!と思ってみる。
    緊張しちゃダメとなるべく思わないようにする。 
A 息を吐いてみる。
    息を静かに吐いて、少し吸う。
B それでもまだ緊張しているのであれば、手の指の爪を優しくもみもみして末梢の血流を良くしてあげる。

3つ、覚えていただいて、実践してみてください。

クリニックで、
白衣高血圧という方には、
血圧を測るときに、
「面白いから、どれだけ上げられるか、頑張ってあげてみてくださいね!」
というと、
「また、先生ったら〜」と笑ってしまうと、
不思議なことに正常血圧に入ってしまうことが多いです。

リラックスして、あるがままを受け入れてみましょう。
家で継続的に測って、大丈夫なら、大丈夫ですから。