1985〜1987

新電源期

 

この頃のヒットソング


1985
ふられ気分でROCK’N ROLL(TOMCAT)
俺さ東京さいくだ(吉幾三)
Romanticが止まらない(C-C-B)
セーラー服を脱がさないで(おニャン子クラブ)
恋に落ちて(小林明子)
アイ・ウォナ・ノウ(フォリナー)
イージー・ラヴァー(フィリップ・ベイリー&フィル・コリンズ)
ケアレス・ウィスパー(ワム!)
涙のフィーリング(REOスピードワゴン)
ヒート・イズ・オン(グレン・フライ)

1986 MY REVOLUTION(渡辺美里)
モーニング・ムーン(チャゲ&飛鳥)
シーズン・イン・ザ・サン(TUBE)
蝋人形の館(聖鬼魔II)
CHA-CHA-CHA(石井明美)
愛のハーモニー(ディオンヌ&フレンズ)
バーニング・ハート(サバイバー)
恋は手さぐり(ホイットニーヒューストン)
キリエ(Mr.ミスター)
セーラ(スターシップ)

ソニーストア

 

<ヘビーデューティ真打ち登場

 
 
型名:
WM-75
(キャリングホルダー付属)
通称:
スポーツ・ウォークマン
本体寸法(WxHxD):
96.5x116x35.8mm
重量(乾電池含む):
290g
電源:
単三乾電池×2
  電灯線(別売ACアダプタAC-D2)
  カーバッテリ(別売カーバッテリコードDCC-70)
電池寿命:
マンガン電池5時間、アルカリ電池10時間
実用最大出力:
ヘッドホン出力10mw+10mw
ノイズリダクション:
DOLBY-B
付属ヘッドホン:
MDR-E245
標準価格:

27,000円


スポーツウォークマンもオートリバース

先代モデルのねらい所はそのまま、必須機能ともいえるオートリバースを搭載して再登場。このモデルでは、JIS防水規格(JIS防浸型)をうたうなど、よりヘビーデューティ性を強調。当時ソニーが展開していたアウトドアオーディオブランド「GIG SPORTS(ギグ・スポーツ)」シリーズのラインアップの一つでもありました(GIGシリーズはこのほか、ラジカセ、ラジオなどがありました)。

このころから、ウォークマンカタログの仕様一覧から周波数特性が記載されなくなりました。どのモデルも均一的な性能であったため(比較の意味がなくなったので)省略されたのでしょうが、ソニー内で「音質よりもパッケージングが重要」な商品へと変化した訳です。


WM-75のFMチューナ内蔵版「スポーツ・ウォークマン」

WM-F75

(ステレオイヤーレシーバーMDR-E245付属)

標準価格32,000円

 

 



 

<ファッショナブル路線「ラビット」>

 
 
型名:
WM-F55
(キャリングケース付属)
通称:
ウォークマン・ラビット
本体寸法(WxHxD):
112.9x87.9x31.1mm
重量(乾電池含む):
260g
電源:
単三乾電池×2
  電灯線(別売ACアダプタAC-D2)
  カーバッテリ(別売カーバッテリコードDCC-70)
電池寿命:
マンガン電池4時間、アルカリ電池8時間(テープ再生)
マンガン電池25時間、アルカリ電池50時間(FM受信)
最大出力:
ヘッドホン出力20mw+20mw
ノイズリダクション:
DOLBY-B
付属ヘッドホン:
MDR-E242
標準価格:
30,000円

「ファッショナブル」シリーズ第一弾モデル

セカンドライン(いい呼び名がないので、とりあえずそう呼びます)シリーズが一定の支持を受たことから、以後「ファッショナブル」をキーワードとした本格的なシリーズ展開がなされました。そのなかで、再生専用機については「RABBIT」のシリーズネームがつきました(より広い購買層(特に女性)の支持を狙ったと思われます。ネーミングはすぐに消えましたが)。このモデルはTV/FM/AMチューナ内蔵で、オートリバース機能装備の多機能タイプ。ウォークマンを象徴する機能ともいえるアンチローリングメカ(移動中の振動からくる再生時音揺れ防止機能)が省略された点からも、これまでのウォークマンとは明らかに違うコンセプトのモデルであることが見受けられます。


ベーシックモデル「ウォークマン・ラビット」

WM-55

標準価格21,000円

(ステレオイヤーレシーバーMDR-E242・キャリングケース付属)

各色ごとに同色キャリングケースおよびイヤーレシーバーが用意された。当時はオートリバース最軽量機(233g)だった。

 



 

<シリーズ随一のキワモノ・W

 
 
型名:
WM-W800
(キャリングケース付属)
通称:

ウォークマンW

本体寸法(WxHxD):
116x88.7x38.2mm
重量(乾電池含む):
350g
電源:
単三乾電池×2
  電灯線(別売ACアダプタAC-D2)
  カーバッテリ(別売カーバッテリコードDCC-70)
電池寿命:
マンガン電池6時間、アルカリ電池12時間
最大出力:
ヘッドホン出力8mw+8mw
ノイズリダクション:
DOLBY-B(再生のみ)
ヘッドホン:
MDR-E242
標準価格:
32,000円

テープ2巻同時に収納、ダビングもできるダブルカセットウォークマン

おりしもWラジカセブームまっただ中、世の中のすべてのラジカセがWになるのではと思っていたある日、おもむろにこのモデルが登場しました。再生専用機と録再機をドッキングした格好で、ダビングはもちろん、別売りチューナーパックでFMエアチェックも可能。両面あわせて6駆動軸をこれだけのスペースにつめこんだ集積度は相当なものです。それにしてもダブルカセットウォークマン、この奇想天外なコンセプトを受け入れた人はいたのでしょうか。私は当時このモデルを見た瞬間、ひっくり返った覚えがあります。。うーん、ラジカセ買うでしょ。でかいし。

 
 



 

<録再リバースだヨ

 
 
型名:
WM-R55
(マイク・キャリングケース付属)
通称:
レコーディング・ウォークマン
本体寸法(WxHxD):

111.8x88.8x33.2mm

重量(乾電池含む):
280g
電源:
単三乾電池×2
電灯線(別売ACアダプタAC-D1)
  カーバッテリ(別売カーバッテリコードDCC-70)
電池寿命:
マンガン電池2.5時間、アルカリ電池5時間
最大出力:
ヘッドホン出力6mw+6mw
ノイズリダクション:
DOLBY-B(再生のみ)
付属ヘッドホン:
MDR-E242(NUDE-TURBO)
標準価格:
32,000円

初の録再リバース機能が搭載されたレコーディングウォークマン

意外にも、この時点までウォークマンシリーズで録音リバースをこなすモデルは出ておらず、このモデルで初の対応となった。マイクは先代WM-R15のバイノーラル型ではなく、通常のワンポイントステレオマイクが付属した(個人的には、バイノーラル録音はけっこうお気に入りだったのですが)。チューナーを省いた代わり、チューナーパックが使用可能だった。


WM-R15のFM/AM/TVチューナ内蔵版「レコーディング・ウォークマン」

WM-F85

(ステレオイヤーレシーバーMDR-E242・マイク・キャリングケース付属)

標準価格39,000円

オートリバースは再生のみ。1〜12chTVチューナ付き。


WM-F15に録音機能追加「FM/AMウォークマン」

WM-F65

(ステレオイヤーレシーバーMDR-E242・マイク・キャリングケース付属)

標準価格33,000円

 

 



 

<電源革命・真のカセットケースサイズへ>

 
型名:
WM-101
(キャリングケース付属)
通称:
ウォークマン
本体寸法(WxHxD):
74.6x112.1(乾電池使用時120.8)x22.2mm(EIAJ)
重量(充電池含む):
190g
電源:
ガム型充電池×1
  単三乾電池×1
  電灯線(別売ACアダプタAC-D1)
  カーバッテリ(別売カーバッテリコードDCC-70)
電池寿命:
マンガン電池2時間、アルカリ電池4時間(単三乾電池)
2時間(充電式電池)
最大出力:
ヘッドホン出力4.5mw+4.5mw
ノイズリダクション:
DOLBY-B
付属ヘッドホン:
MDR-E212(NUDE-TURBO)
オートリバース機能搭載
標準価格:
26,000円

ウォークマンの歴史に残る記念碑的モデル

WM-20の項でも述べたように、ウォークマンにとって「乾電池」は呪縛のようなものでした。サイズの限界・ランニングコスト。これらはすべて乾電池を使用することに起因します。ランニングコストについては、単三型の充電池を使用することで解決しますが、サイズについてはあきらめざるを得ませんでした(WM-20の開発はここがスタート地点だった)。しかし、ソニーはあきらめなかった。カセットケースサイズのためなら新電源の規格も作っちゃう。ポータブルオーディオの歴史的発明「ガム型充電池」はこれらの制約をあっけなくうち破り、ついに真のカセットケースサイズウォークマンを実現したのです。初のガム型充電池対応としてこのモデルが登場以後、あまたのメーカーから独自規格のガム型充電池を搭載したウォーキングステレオが登場、一時は「ガム型充電池戦争」の様相さえみせていました。しかし、絶妙の仕様バランスと多数のユーザーを得たソニー規格が他を圧倒し、ガム型充電池デファクトスタンダードの地位を確立しました。

このモデルのポイントは、無理にガム型充電池を内蔵せず、外付けのケースに納めた点でしょう(今では内蔵が当然ですが)。このため、充電池を使用することでどれだけ省サイズが実現するかが一目で分かるというプラスの副作用が生まれました。ただし、一本を一晩かかって充電して(付属の充電器は8時間充電)、再生時間はわずか2時間のため、予備の充電池とクイックチャージャを購入した人も多かったと思います(ていうか俺だ)。

ここまでWM-40をつかっていた私ですが、どうも使用時のサイズが気になっていたところに、このモデル(の録音可能タイプ・・9,000円も高かったが、相変わらずの録音機マニアだった)が・・「ずぬおおっっっっっ!買いだっっっ!」

というわけで、私の 3台目のウォークマンとなりました。。。(だんだん衝動買いの様相を呈している)


WM-101にチューナ追加「FM/AMウォークマン」

WM-F101

(ステレオイヤーレシーバーMDR-E212・キャリングケース付属)

標準価格35,000円

 


録再リバース「レコーディングウォークマン」

WM-R202

(ステレオイヤーレシーバーMDR-E212・キャリングケース付属)

標準価格35,000円

購入モデル。写真は乾電池ケースを装着した状態(録再モデルは充電池はオプションだった)。


WM-R202にチューナ追加「FM/AMウォークマン」

WM-F202

(ステレオイヤーレシーバーMDR-E212・キャリングケース付属)

標準価格39,000円

 

 



 

 

<グライコ内蔵カジュアル>

 
型名:
WM-F60
(キャリングケース付属)
通称:
ウォークマン
本体寸法(WxHxD):
114×85.5×36.6mm
重量(電池含む):
300g
電源:
単三乾電池×2
  電灯線(別売ACアダプタAC-D2M)
  カーバッテリ(別売カーバッテリコードDCC-70)
電池寿命:
マンガン電池3.5時間、アルカリ電池7時間(テープ再生)
マンガン電池10時間、アルカリ電池18時間(FM受信)
最大出力:
ヘッドホン出力20mw+20mw
ノイズリダクション:
DOLBY-B
付属ヘッドホン:
MDR-E212
FM/AM/TVチューナ内蔵・オートリバース機能つき
標準価格:
32,000円

「カジュアル」な音を求めて

先に紹介した「ファッショナブル」シリーズに、新たに「カジュアル」をキーワードとしたモデルが登場。このモデルはシリーズ初のグライコ内蔵モデルとして登場。将来の「重低音」につながる、ウォーキングステレオ独自の音質を得るための最初のアプローチといえます。

また、この「カジュアル」のキーワードは以後数年間、ソニーポータブルオーディオの全体コンセプトとして使用、総合カタログの名称もこれまでの「カセットコーダー・ラジオカセット」から「Casual Audio」になっていました。


WM-F60のグライコの代わりにスピーカを搭載した「ウォークマン」

WM-57

(ステレオイヤーレシーバーMDR-E212・キャリングケース付属)

標準価格25,000円

 


グライコ搭載「ウォークマン」

WM-60

(ステレオイヤーレシーバーMDR-E212・キャリングケース付属)

標準価格21,000円

オートリバース付き。


リーズナブル「ウォークマン」

WM-50

(ステレオイヤーレシーバーMDR-E212・キャリングポーチ付属)

標準価格18,000円

ついに2万円を切った。リバース機能なし。




 
 

<ソーラーパワーでリスニング>

 
型名:
WM-F107
 
通称:
ソーラー・ウォークマン
本体寸法(WxHxD):
91.5×113.8×34mm
重量(電池含む):
280g
電源:
内蔵充電池
  単三乾電池×1
  電灯線(別売ACアダプタAC-D1)
  カーバッテリ(別売カーバッテリコードDCC-70)
電池寿命:
充電池/マンガン電池2時間、アルカリ電池4時間(テープ再生)
充電池/マンガン電池10時間、アルカリ電池20時間(FM受信)
最大出力:
ヘッドホン出力4mw+4mw
ノイズリダクション:
DOLBY-B
付属ヘッドホン:
MDR-E212
FM/AM/TVチューナ内蔵・オートリバース機能つき
標準価格:
39,000円

ソーラーバッテリシステム搭載のスポーツモデル

ヘビーデューティモデル「スポーツ」シリーズにラインアップされた、太陽光による充電装置を内蔵したモデル。充電池を内蔵し、晴天下で4時間充電して約2時間のテープ再生が可能。また、外付けの 乾電池ホルダーを使えば単三乾電池によるプレイも可能。ボディは他のスポーツシリーズとおなじJIS防浸型を採用。以後が続かなかったところを見ると、「晴天下で4時間充電」はやっぱり今ひとつだったのでしょう。でも近年のエコブームや最近のウォークマンの省電力を考えると、ソーラーバッテリは再登場しそうなアイテムですね。

 



 
 

<プロフェッショナル弟分>

 
型名:
WM-D3
(キャリングケース付属)
通称:
ウォークマン・プロフェッショナル
本体寸法(WxHxD):
125.4×82.3×37.3mm
重量(電池含む):
370g
電源:
単三乾電池×2
  電灯線(別売ACアダプタAC-D2)
  カーバッテリ(別売カーバッテリコードDCC-70)
電池寿命: マンガン電池3.5時間、アルカリ電池7時間
最大出力:
ヘッドホン出力20mw+20mw
ノイズリダクション:
DOLBY-B(録音・再生)
付属ヘッドホン:
なし
   
標準価格:
39,000円

D6Cの廉価モデル

名機「D6C」は機能的にはすでにポータブルデッキの頂点に達してはいたが、いかんせんそのサイズは「WALKMAN」とよぶにはかなりのモノでした。また、価格的にも6万円以上と、これまたコンポのカセットデッキ並でした。そこで、プロフェッショナルのコンセプトはそのまま、よりウォークマンらしく、またより低価格で登場したのが「D」の頭文字(プロフェッショナルモデルの証)をもつこのモデル。

プロフェッショナルを名乗るにふさわしく、伝統のDD(ディスクドライブ・キャプスタンサーボ)方式のメカデッキを採用、ワウフラッターは若干高くなったが0.08%WRMSを実現。また、D6Cと同じ5連LEDによるピークレベルメータとマニュアルレベルコントロール、ドルビーNRはCの搭載は見送られましたがBによる録音・再生が可能でした。また、操作ボタンまわりのデザインを見ればおわかりのようにWM-2のメカをベースとした、最後のモデルでもありました。さらに、D6Cほどではありませんが、このモデルもかなりの長寿(94年まで現役)でした。

私も、もしこちらが先に出ていたらこっちを買っていたかもしれません。

 



     

<リモコン復活宣言>

 
型名:
WM-109

キャリングポーチ付属)

通称:
リモコン・ウォークマン
本体寸法(WxHxD):
72.5×113.6×22.8mm
重量(充電池含む):
200g
電源:
ガム型充電池×1
  単三乾電池×1
  電灯線(別売ACアダプタAC-D1M)
  カーバッテリ(別売カーバッテリコードDCC-70)
電池寿命:
マンガン電池2時間、アルカリ電池5.5時間(単三乾電池)
2時間(充電式電池)
最大出力:
ヘッドホン出力4.5mw+4.5mw
ノイズリダクション:
DOLBY-B
付属ヘッドホン:
MDR-E434RV
オートリバース機能搭載
標準価格:
29,000円

ヘッドホンリモコン再登場

初期の野心作「WM-7」以来、陰を潜めていたヘッドホンリモコンがついにこのモデルで復活。リモコン自体は先代の再生・停止・方向変換の3機能にヘッドホンボリュームをプラスした程度でしたが、先代と大きく違うところは、リモコンモデルでありながら、既存モデルとほとんど変わらないサイズを実現したことでしょう。むしろ、よりファッション性を高めたボディデザインとなり、リモコンのスマートさをいっそう強調するスタイルで登場しました。便利この上ないヘッドホンリモコンは圧倒的支持を受け、以後あの名機701Cの登場につながっていきます。また、このモデルでは付属のガム型充電池用充電器の充電時間が従来の8時間から4時間へと短縮されました。


FM/AM/TVチューナ搭載「リモコン・ウォークマン」

WM-F109

(ステレオイヤーレシーバーMDR-E434RV・キャリングポーチ付属)

標準価格37,000円

 


WM-101のマイナーチェンジ「ウォークマン」

WM-102

(ステレオイヤーレシーバーMDR-E434・キャリングケース付属)

標準価格25,000円

4時間充電器が付属した。


WM-102にグライコ追加「ウォークマン」

WM-104

(ステレオイヤーレシーバーMDR-E434・キャリングケース付属)

標準価格27,000円

 


WM-102にFM/AM/TVチューナ搭載

WM-F203

(ステレオイヤーレシーバーMDR-E434・キャリングケース付属)

標準価格39,000円

 

     


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