「因縁トーク=運勢トーク」の例

 ゲストの前に白紙を広げ、ゲストに向かって文字や絵を次々と書きながら、因縁話をして献金させるトークの例です。
図1  多くの先祖と父母のおかげで私たちは生まれますね。人生に幸・不幸がありますね。人のために生きた先祖の子孫は幸せに、自己中心の先祖の子孫は不幸になるのです。これを因果応報といいますね。
図2  人は母親の胎内での準備期間を経て生まれます。肉体をもって生きる約80年間の人生で心をどう成長させるかが大切です。死後は、肉体は終わりますが、霊は霊人体として永遠に生きます。でも霊界で霊人体だけでは心の成長はできないのです。だから生きているときに心を育てることが大切です。霊界って存在するんですよ!テレビでもよくやっていますね!ここにもビデオがあるので、皆さんも見ておくといいですよ。
図3  子ども時代は与えられる愛、夫婦は与えあう愛、父母の愛は子に与える無償の愛ですね。愛は育て成長させねばなりません。間違うと悪因縁がつきます。真の愛を実行するため四位基台があります。親(神)、父(夫)、母(妻)、そして子の四者の関係の良いのが「理想家庭」です。魔が入ると四位基台が崩れ、「四に非ず」即ち「罪」になるのです。
図4  霊界は三つに分けて入れます。二人で入ると書いて「天」ですね。天国は夫婦で入る国で、真の家庭の完成者、義人、聖人の国です。「為に生きた」人は中間霊界に入ります。怨念や因縁を残した人は地獄で永遠に苦しみ続けなければなりません。地獄にいるご先祖をもつ子孫には恐ろしい災いが襲いかかります。たとえば、「殺傷因縁」は交通事故、けが、手術を要する病気・・・・。武家の家系に多いですね。「色情因縁」は男子ができない、結婚できない、離婚・・・・、妾をつくり、女性に恨みを残した庄屋とか武家の不倫の先祖の家系に多いですね。「財の因縁」は癌です。財に目がくらみ、使用人を苦しめた人の子孫に出るんです。癌は品物の病と書く通りなんですよ。

 地獄の底で苦しむ先祖を救わない限り地上のあなたや子孫に不幸が起こります。「供養」は檻の外から先祖を慰めるだけです。檻から解放しなければ根本的解決にならないんです。それにはカギが必要ですね。そのカギは「出家」する覚悟です。出家できますか?難しければ、どんなことをすればよいかお祈りしてきます。

 ゲストの前を立ち去り、以前聞き出した財産を参考に、幹部と相談して献金額を決定する。霊能者不在の間は、世話役が霊能者の霊能力を称賛し、自分も献金で苦境を救われた、今では本当に幸せになったと証しする。肩をもんで涙したり、あなたも救われてほしいと涙を流す。本人も何とかしなければと思わせられる。霊能者が再び登場。

 ご先祖があなたに必死で救いを求めています。示されたのは700、400、300の数字です。背景が大きい(財産家)ので、それなりの浄財を捧げないと因縁は断てません。どの数字にしますか?

 本人は霊界からすべて見とおされている気持ちにさせられ、押し切られる形で大金を出すことを説得されてしまう。 ※上記の数字は、700万円、400万円、300万円

「2009年3月 いずみ 27号」から

HOME since2009/04/15