落語

立川志らく


1月21日(金) 主催:下丸子らくご倶楽部      出演:立川志らく/柳家花禄 ゲスト:柳家一琴

大田区民プラザ 小ホール

 ラジオで志らくのインタビューが流れてきて思わず聞き入ってしまった。立川志らく、この人映画をかなり見ているという話。中学生の時にもうチャップリンの映画60本も観ていたと。今でも年に100本以上観ている。まだ40代の初め。この人の落語を聞いてみたいと思った。
 インターネットで調べるとなんと花禄との2人会をしていることがわかった。花禄はこさんの孫で、この人も一度聞いてみたいと思っていた。その2人の”2人会”が翌日にあり、前売り券もあるということで、なんとタイミングのいいこと。さっそく券を買い、翌日聞きにいく。いやぁ素晴らしい。落語もさることながら、それ以上に別のことでも、たとえば芝居、音楽などに造詣があり、それらをお客さんを呼んで開いてしまうあたりさすがで。実行力もありそれなりの才能があるからであろう。でこの会では家禄がとりをとって熱演、若いのに落語うまい、40分ほど。まだ若さがあるし、伸びるであろう。八百屋が占い師になるはなし。
 噺家っていい、自由自在に喋ることができて。でもそれは才能か。志らくなどは二つ目になるのに50の演目を覚えてしまったようだ。それは努力といえる。どうも私は噺家の噺の面白さよりその人の喋りに注目してしまい、憧れてしまう。あのように喋る事が出来たらいいなぁと。

柳家花緑

  2月24日  2,300円                     上野鈴本演芸場 夜の部  5時20分〜8時30分

  柳家さん生が良かった、テンポもいいし、声も出ていて面白い。落語の良さも堪能できた。
  花緑もいいが、まだ若い感じがして、これからかな。実験的な落語、2人で一つの落語、新作を演じる。
  さん生と花緑が舞台正面向かって二人で語るもの。でも芝居のようで、いまひとつだ。

 今日まで生で聞いた落語家ランキング
1.柳家さん生
2.柳家一琴
3.立川志らく