2013年5月21日(火)
素敵な人生のはじめ方

素敵な人生のはじめ方

ストーリー
かつて名優として知られていたが現在は全く仕事が無いとある役者が、なんとか復帰するためにインディーズ映画のオーディションを受けようとする。彼が狙う役柄はスーパーの夜間店長であるため、役作りの為に実際に行って研究しようとする。男は、向かった先のスーパーでレジ打ちをしているスカーレットという女性と知りあう。彼女もまた、現状から脱出するために建設会社の面接を受けようと考えていたのだ。

2013年4月26日(金)
シラノ・ド・ベルジュラック

シラノ・ド・ベルジュラック

 
エドモン・ロスタンが生み出した永遠の“愛に殉ずる男”シラノ・ド・ベルジュラックの映画化。詩の才に秀で、剣は一流、その上哲学者でもあるシラノの唯一のコンプレックスは巨大な鼻。彼はロクサーヌという女性を心の底から愛していたが、そのコンプレックスゆえに打ち明けられないでいた。そんな彼の心の内を知らない彼女はある日、別の人に恋をして苦しんでいることをシラノに相談する。しかしその相手から女性にオクテだと逆に相談されたシラノは、2人の為に詩才を生かし彼の名でラブレターの代筆を始める……。

基本情報 原題:CYRANO DE BERGERAC 製作年度:1990年
監督:ジャン=ポール・ラプノー 上映時間:139分 
キャスト・スタッフ
 ジェラール・ドパルデュー アンヌ・ブロシェ ヴァンサン・ペレーズ 

レビュウー
 最後にベルジュラックが彼女に告白する場面が最高で涙なしには、、。
コンプレックスを抱えて女性に軽蔑されていたが 彼女だけは優しくしてくれたのだ それから愛が芽生えたと
2013年4月26日(金)
バグジー
バグジー

あらすじ
 何も無かった砂漠にネオン輝くオアシス“ラスベガス”を作った実在の人物ベンジャミン・“バグジー”・シーゲルの半生を描いた作品。30年代NY。暗黒街にその名を轟かせていた殺し屋バグジー。縄張り拡張の為、ハリウッドに乗り込んだ彼は、そこで駆け出しの女優ヴァージニアと出会い恋に落ちる。やがて、ネヴァダ州の小さな町ラスベガスを訪れたバグジーは、この地にカジノ付きの大ホテルを建設する事を決意する。

基本情報 原題:BUGSY 製作年度:1991年
監督:バリー・レヴィンソン 上映時間:136分
キャスト・スタッフ
 ウォーレン・ベイティ アネット・ベニング ハーヴェイ・カイテル
 
レビュー
 実在の人物だそうだが 実に豪快な性格 まねしたいが出来ないだろう 戦後間もない時期でなかったら この人物そうとう成功していただろう 楽しいえいがだった
2013年4月2日(火)
ラストマン・スタンディング

ラストマン・スタンディング

あらすじ 
 黒澤明の傑作「用心棒」を、W・ヒルが30年代のギャング社会の設定でリメイクしたアクション映画。アイルランド系とイタリア系のギャングが睨み合う町、ジェリコ。そこに訪れたジョン・スミスは、絡んできた男たちを二丁拳銃であっと言う間に始末する。彼を仲間に引き入れようと二つの勢力が動き出して……

監督:ウォルター・ヒル
原題:LAST MAN STANDIN
製作年度:1996年
ブルース・ウィリス  クリストファー・ウォーケン  ブルース・ダーン 
 
レビュー
 面白かった これが映画だ ヒーローは絶対死なない
2013年3月30日(土)
映画 レビュー  マイアミ・バイス

マイアミ・バイス


あらすじ
 80年代に人気を博した伝説の同名TVシリーズを、オリジナルのエグゼクティブ・プロデューサーでもあるマイケル・マンがリメイクしたアクションムービー。国際犯罪が頻発する危険都市マイアミを舞台に、マイアミ警察の特捜刑事コンビ、ソニー・クロケットとリカルド・タブスが活躍する。主演は『アレキサンダー』のコリン・ファレルと『Ray/レイ』のジェイミー・フォックス。実力派2人のクールな刑事ぶりと、マイケル・マンならではの迫力の銃撃戦が見どころ

基本情報 原題:MIAMI VICE 製作年度:2006年 上映時間:132分
監督:マイケル・マン
コリン・ファレル ジェイミー・フォックス 

レビュー
 面白かった
2013年3月27日(水)
映画 レビュー 大列車強盗
大列車強盗

あらすじ
  死んだ夫が列車強盗で奪った金を返したいと、美しい未亡人から頼まれたレインは、仲間と共に隠された金の捜索に出発した。一方、彼女の夫の仲間たちもまた、その金をめざしてレインたちに襲いかかる。そして、その二つの勢力を見守る謎の男。やがて、強盗たちを蹴散らしたレインたち一行は、砂漠の中で金を発見するが……。B・ケネディの持ち味が活かされた、J・ウェイン主演のコミカルなアクション西部劇。

基本情報 原題:THE TRAIN ROBBERS 製作年度:1972年 上映時間:92分
ジョン・ウェイン アン=マーグレット ロッド・テイラー

レビュー 
 風景が最高 アメリカの砂漠のまたは岩山等堪能した そしてまさにアウトドア派にはこたえられない 夜のコーヒー 焚火 雨の時のターフ 川 
2013年3月27日(水)
映画 レビュー スリーデイズ

スリーデイズ

.あらすじ
 無実の罪で投獄された妻を救うため決死の行動に出た男の姿を描く『すべて彼女のために』を、『クラッシュ』『告発のとき』のポール・ハギス監督がリメイクしたサスペンス・アクション。愛する妻と幸せだった家族を取り戻すため、命懸けの脱獄計画に挑む主人公を、ラッセル・クロウが熱演する。『ブッシュ』のエリザベス・バンクス、『96時間』のリーアム・ニーソンが共演。限られた時間の中で、警察の追及をかわしながら展開する逃走劇の行方から目が離せない。

監督:ポール・ハギスブライアン・デネヒー ラッセル・クロウ エリザベス・バンクス
基本情報
原題:THE NEXT THREE DAYS 製作年度:2010年 上映時間:134分

レビュー
 面白かった 信じることがこれほど必要だとは 


2013年3月24日(日)
映画 レビュー デッド・サイレンス
2013年3月24日(日)
映画 レビュー 恐怖のメロディ

恐怖のメロディ


あらすじ
 カリフォルニア、モントレーの地方局でDJをしている男の前に、いつも“ミスティ”をリクエストしてくる女性が現れる。だが、出来心から一夜を共にして以来、女の態度が常軌を逸してくる……。クリント・イーストウッドが今でいうストーカーに題材を取った監督デビュー作。

基本情報 原題:PLAY MISTY FOR ME 制作年度:1971年 時間:108分
監督:クリント・イーストウッド
キャスト:クリント・イーストウッド ジェシカ・ウォルター

レビュー
 監督40歳の時 ストーカーの原点をすでにここで感じていたのだ さすがだ これをみると女性は怖いのだ 
2013年3月24日(日)
映画 レビュー ギフト
ギフト

レビュー
 一度観ていた 途中まで気がつかなかった そして最後も覚えていない と言う事で最後まで見てしまう
いろいろ問題はある なぜ死んだ人間が彼女を助けたか疑問があって これって映画だなぁと 最近映画の
作り方が読めてきた感じで そうまでしなくてもと思うことがしばしば 煽ってから落とす 常套手段で引いてしまう
2013年2月8日(金)
2011、2012年度もロードショウは見ず

ニュースで映画の洋画シエヤーが36パーセント、邦画が70%弱となって、ハリウッド映画に陰りが出てきたと。つまりはスターがいない、ディズニーランド的なものが多いなどの理由があるという。だがDVDでは洋画はまだ人気があるようなのだ。
映画に非日常を求めてゆくのだが、日本ものはまさに日常をそして暗いともいえる、個人的な感想でまったくといっていいほど見ない。それなのに去年は邦画のシェヤーがいいとは。ハリウッドに今スターの大物がいないのが現実なのか? この二年はテレビでの映画のみ。ロードショウで見たいとは思わない。

2010年10月29日(金)
2010年度更新なし

一時的にまったく気が向かず,映画を見なくなってしまった。
もう今年も終わりだ。来年はどうかな見る気になるか。
時間的には有り余っているのだが。気持ちの問題なのだ。

2009年12月31日(木)
日比谷 スカラ座
パブリック エネミーズ
【解説】
 大恐慌時代に義賊的な振る舞いとカリスマ性で民衆に支持された伝説のギャング、ジョン・デリンジャーの壮絶な運命を映画化した実録犯罪ドラマ。のちにFBIとなる組織を急成長させた男J・エドガー・フーバー率いる捜査チームとの熾烈な攻防を、デリンジャーとビリー・フレシェットとのロマンスを絡めてスタイリッシュに描く。出演は、デリンジャーにジョニー・デップ、彼を追いつめる捜査官メルヴィン・パーヴィスにクリスチャン・ベイル、デリンジャーの運命の女性ビリー・フレシェットにマリオン・コティヤール。監督は「コラテラル」「マイアミ・バイス」のマイケル・マン。
 大恐慌時代。貧困に苦しむ民衆は、汚い金が眠る銀行だけを標的に大胆不敵な手口で金を奪う世紀の銀行強盗、ジョン・デリンジャーに喝采を送っていた。そんな中、神秘的な美女ビリー・フレシェットと出会い、一瞬で恋に落ちるデリンジャー。一方、フーバー長官はデリンジャーを“社会の敵(パブリック・エネミー)No.1”と呼び、その逮捕に全力を挙げていく。そしてメルヴィン・パーヴィスを抜擢し捜査の陣頭指揮に当たらせるが…。

 今年最後の映画を選ぶのに躊躇しなかった。ゆったりして観賞できるところがよかった、それがスカラ座なのだ。映画はなんでもよかった。
ところがまあ☆☆☆で、映画の中で勝手に筋を書いてしまいドキドキする場面も、うまく作られていた。そしてなんといっても最後の最後が涙が出てきたし、エンドロールに実際の人物のその後が分かって、そうか人生ってものは分からないものだと、つくづく感じてしまった。
 
2009年12月12日(木)
ピカデリー新宿
アバター

 3D、いわゆる立体映画だ、それも最新のもの。サングラスのようなメガネをかけて観るのだが違和感はなかった。
素晴らしい映画の革命だ。むかしの槍とかが飛び出してくるのではなく奥行きが深く、また目の前に人物がすぐ触れるようなところに見えるのが革命的。映画自体ファンタジー的な映像で綺麗すぎ、その世界に入りこむことができる。まるで異次元の世界に入り込んだようだった。
CGと人の接触の映像が神秘的で素晴らしい出来と思う。

2009年3月13日(金)
飯田橋ギンレイホール

ブーリン家の姉妹(2008)
THE OTHER BOLEYN GIRL

【解説】
 ヨーロッパの歴史を大きく揺り動かした一大スキャンダルとして知られるイングランド国王ヘンリー8世の結婚、世継ぎ問題を背景に、エリザベス1世の母となったアン・ブーリンとその妹メアリーが辿る愛憎渦巻く数奇な運命を描く歴史劇。新興貴族ブーリン家の野望のため王室へと送り込まれた美しく対照的な姉妹が、ヘンリー8世の寵愛を巡って確執を深めていくさまをドラマティックに綴る。出演は姉アン役にナタリー・ポートマン、妹メアリー役にスカーレット・ヨハンソン、ヘンリー8世役にエリック・バナ。フィリッパ・グレゴリーの同名小説を「クィーン」のピーター・モーガンが脚色、俳優としても活躍するジャスティン・チャドウィックが劇場用映画の初監督に挑んだ。
 16世紀、イングランド。国王ヘンリー8世は、王妃キャサリンとの間に男子の世継ぎが出来ず焦りを感じていた。そこに目を付けた新興貴族のトーマス・ブーリンは、長女アンを王の愛人に仕立てようと画策する。ところが、ヘンリーが見初めたのは、商家の息子と結婚したばかりの次女メアリーだった。ほどなくヘンリーはブーリン一家を宮中に住まわせ、メアリーを愛人に召し上げる。先に嫁いだ上に、王の愛人の座まで横取りされてしまったアンは、次第にメアリーに対して嫉妬と憎しみを抱き始めるが…。

優達が素晴らしい、よくこの2人を選んと思う。性格の違をよく出していると思う。
歴史を勉強するのにも面白い、人間関係が歴史を動かしているのだということが、よく描かれている。映画を作る人たちはよく勉強しているのだと。まったく嘘は映像としては残すはずがないので、勉強はしているはず。
2009年3月13日(金)
飯田橋ギンレイホール

宮廷画家ゴヤは見た(2006)
GOYA'S GHOSTS

【解説】

 「アマデウス」「カッコーの巣の上で」の巨匠ミロス・フォアマン監督が、スペインの天才画家ゴヤが活躍した激動の時代を背景に、非寛容・非人間的な異端審問がもたらした一つの悲劇を描いた歴史ドラマ。純真無垢な少女イネスと威厳に満ちた神父ロレンソが辿る数奇な運命を、2人の肖像画を手掛けるゴヤの目を通して繊細かつ重厚に描く。主演は「ノーカントリー」のハビエル・バルデムと「クローサー」のナタリー・ポートマン。「奇跡の海」のステラン・スカルスガルドがゴヤを演じる。
 時は18世紀末、スペイン国王カルロス4世の宮廷画家に任命されたフランシスコ・デ・ゴヤ。画家として最高の地位に登り詰めながらも、常に現実の社会と向き合い、人間の真実を見つめ続けた画家。1792年、ゴヤは2枚の肖像画に取り掛かっていた。1枚は裕福な商人の娘で天使のように純真な魅力にあふれた少女イネス。もう1枚は威厳に満ちたロレンソ神父。そんな中、カトリック教会では、ロレンソの提案で、形骸化していた異端審問の強化が図られていた。そしてある日、イネスは居酒屋で豚肉を嫌ったことからユダヤ教徒の疑いありとして審問所への出頭を命じられてしまう。

見応え大いにあり、気楽に観ることは出来ない。歴史に翻弄される民衆の困難さが否応無しに観ることが出来る。ヨーロッパには宗教と占領の歴史がありそこに
2009年3月9日(月)
新宿ピカデリー
『オーストラリア』
解説】
 「ムーラン・ルージュ」のオーストラリア人監督バズ・ラーマンが、同郷のニコール・キッドマンとヒュー・ジャックマンを主演に迎え、戦時下の当地を舞台に綴るアドベンチャー・ロマン。はるばる異国の地に降り立った英国貴婦人が、広大な大陸を横断するという果てしない道行きの中、粗野なカウボーイとの運命的な出会いや先住民アボリジニとの交流など、様々な未知なる経験を通して新たな自分を見出していく姿をスペクタクルな大自然を背景に描く。
 イギリスの貴婦人レディ・サラ・アシュレイは、オーストラリアの領地を生計の足しに売却しようと旅立ったまま1年も帰ってこない夫を訪ねるため、ロンドンから初めてオーストラリアへ向かう。そして現地に到着すると、夫ではなく、ドローヴァー(牛追い)という名の無骨なカウボーイに出迎えられる。彼は、サラを領地“ファラウェイ・ダウンズ”へ問題なく送り届ければ、1500頭の牛を追う仕事を約束されていたのだった。初対面は共に印象が悪く、互いに反感を抱きながら領地への旅を続けるサラとドローヴァー。こうして、いよいよ領地へ辿り着くサラだったが、権力者の仕業で屋敷は荒れ果て、さらには衝撃の事実を知らされる羽目に。サラは、抵当に入れられた領地を守るため、1500頭の牛を遠く離れたダーウィンにいる軍へ売ることを決心するのだが…。

 ニコールのファンとして素晴らしい映画となっている、映画としての評価は別だ。
ニコールのあのスリムな体型そして完璧なまでの美形は映画でしか観ることが出来ないのだ。今42歳ぐらいだがあと数年はみることが出来るので、たくさん映画に出て欲しい。それを願うだけだ。

2009年度映画観賞の一本目。
2009年2月9日(月)
新宿ピカディー
マンマ・ミーア』
【解説】
 往年の人気ポップグループABBAのヒットナンバーで構成され世界中でロングランとなった傑作ミュージカルを銀幕へと昇華したロマンティック・コメディ。メリル・ストリープら豪華キャストを迎え、ギリシャのリゾート地を舞台に、結婚式を目前に控えた娘とその母親をめぐる24時間の一騒動を歌と踊りで陽気に綴る。監督は舞台版も演出し、これが劇場長編初メガホンのフィリダ・ロイド。
 ギリシャの美しいリゾート地、カロカイリ島。小さなホテルを営む母ドナと2人暮らしのソフィは、恋人スカイとの結婚式をいよいよ明日に控えていた。またそんな彼女には、“父親と結婚式のヴァージン・ロードを歩きたい”という密かな夢があった。しかし、母子家庭で育ったソフィは未だに父親が誰なのかを知らない。そこで母の昔の日記から、父親であろう3人の男性、建築家のサム、銀行マンのハリー、冒険家のビルを探り当て、ドナに内緒で結婚式の招待状を送ってしまっていた。やがて、道中鉢合わせた3人が揃って到着。ソフィは結婚式のサプライズのため、ドナの目が届かない場所に彼らを匿うことに。ところが、ドナが偶然3人を目撃してしまったことを機に、様々な問題が湧き起こっていく…。

年2月最初の映画マンマ・ミーア、ミュージカルだ。
まあ元気が出る出る、そして女性は元気そのもの。
男どうしても引き立て役に過ぎない。ちょっと気になるのが歌を歌うのがここに出ている俳優だそうだが、それがどうも上手くない。これで歌の上手い俳優が出ればもっといいのだが、そうなると演技がどうかだが。
ギリシャの島のロケーションだが、今一だなぁ。今日本人は外国へ行ってこのような景色は嫌というほど見ているので飽きるのだ。

2008年度最後の映画でした。
2008年12月31日(水)
丸の内ピカデリー
『ワールド・オブ・ライズ』
【解説】
 「ブラックホーク・ダウン」のリドリー・スコット監督、「ディパーテッド」のレオナルド・ディカプリオ、「グラディエーター」のラッセル・クロウという豪華タッグが実現した緊迫のアクション・サスペンス。危険な現場で使命を帯びる凄腕の工作員と安全な場所から冷酷に命令を下すベテラン局員、対照的な2人のCIAエージェントを軸に、それぞれ重要任務を遂行するため味方をも欺く巧みな“嘘”の応酬で熾烈な頭脳戦を繰り広げていくさまをスリリングに描く。原作は中東問題に精通するベテラン・ジャーナリストにして作家のデイヴィッド・イグネイシアスが手掛けた同名小説。
 世界中を飛び回り、死と隣り合わせの危険な任務に身を削るCIAの工作員フェリス。一方、彼の上司はもっぱらアメリカの本部や自宅など平和で安全な場所から指示を送るベテラン局員ホフマン。そんな生き方も考え方も全く異なる彼らは、ある国際的テロ組織のリーダーを捕獲するという重要任務にあたっていた。しかし、反りの合わない2人は、フェリスがイラクで接触した情報提供者をめぐる意見でも対立。やがて、命懸けで組織の極秘資料を手に入れ重傷を負ったフェリスに、ホフマンは淡々と次の指令を出すのだった。フェリスは強引かつ非情なホフマンに不満を募らせながら、資料による情報のもと、次なる目的地ヨルダンへ向かうのだが…。

 27本目今年は少なかった100本の予定がクライミングの方に気をとられた感じだった。もっと来年は観よう。100本から200本へそこで何かを感じ取れるかも。
今年最後となった映画見ごたえありだ面白い。
諜報員のかけひきが人間同士の思いが交差して
頭がよくないと切り抜けられないなぁと。映画とは思うが現実に引き換えてもいいとは思うがどうだろうか。
映画全体だがアップと引きが交互に映されまったく飽きさせない、だが観ている方でも良く考えないとついていけない、解説が必要だ、最近の難しい映画はよく分からない部分が出てくる分かるまでもう一度観たいが入れ替え制のためできず残念だ!


2008年12月11日(木)
吉祥寺バウスシアター
『ソウ5』
【解説】
 さらなる生贄と仕掛けを散りばめ、新たな殺人ゲームが繰り広げられる、シチュエーション・スリラーの大ヒットシリーズ第5弾。ジグソウ亡き後ゲームをコントロールする者の正体や、ジグソウが生前に託した遺品の謎に迫りながら驚愕のストーリーが展開する。シリーズ2作目からプロダクションデザインを務めてきたデヴィッド・ハックルが本作で監督デビュー。
 ジグソウの罠に掛かってしまうものの何とか危機を脱し、一命を取り留めたFBI捜査官ストラム。彼は、同じくジグソウの殺人ゲームに操られながら傷一つ負わずに生還したホフマン刑事がジグソウの後継者ではないかと疑念を抱く。一方とある法律事務所では、ジグソウの元妻ジルが、生前にジグソウから預けられたという遺言のビデオテープと遺品の入った精巧な木箱を弁護士より手渡される。そしてビデオのジグソウに従うがまま、彼女はその箱を開けるのだった。またそんな中、密室の中でそれぞれ首輪を装着された5人の男女が目覚める。彼らの首輪は、部屋の壁にある大きなV字型の刃とケーブルで直結されていた。こうして、またしてもジグソウのごとき殺人ゲームが何者かの手によって始まるのだが…。
 5作目になってもう残酷さが麻痺してきた、見てもショックは受けなていない自分がそこにいた。これは音響及び音楽が今一機能していないせいかも。
それと今回映画館でたった一人で見たことがショックではあった。なんと吉祥寺で観たが、1人とはまあ人気がないのだろうし、映画館自体あまりよくないからかも。
だが一つだけよかったのは、映画の中で人から言われたことを鵜呑みにしたため、大変なことになるのだが、そこで逆転の発想で考えていけば助かった事が後でわかることで、これなど実際のことで当てあはまりそう。
 
2008年12月4日(木)
飯田橋ギンレイホール
『あの日の指輪を待つきみへ』
【解説】
 第二次世界大戦前夜の1941年と50年後の1991年を舞台に、一つの指輪に秘められた男女の切ない運命を描いたラブ・ストーリー。ヒロイン、エセル役には大女優シャーリー・マクレーンと「The OC」のミーシャ・バートン。共演に「サウンド・オブ・ミュージック」「インサイド・マン」のクリストファー・プラマー。監督は「ガンジー」「遠い夜明け」の名匠リチャード・アッテンボロー。
 1991年、アメリカ・ミシガン州ブラナガン。長年連れ添った夫を亡くしたばかりのエセル・アンのもとに、アイルランドから報せが届く。ベルファストの丘で彼女の名が刻まれた指輪が発見されたというのだ。しかし、そんな報せにもつれないエセル。娘のマリーは、両親の長年の親友ジャックに真相を尋ねるが、ジャックもまた過去を語ろうとはしなかった。50年前、若きエセルは3人の青年、チャック、ジャック、テディと青春を謳歌していた。やがて彼女とテディは愛を誓い合うが、その直後、テディは出征してしまう。その際、親友のジャック、チャックと一つの約束を交わして戦地に旅立ったテディだったが…。
 家族の感情は一筋縄ではいかない、子供も親の感情をどうしても気にしてしまう。
愛し合っていない両親から生まれたと知った時は、精神的にショックを受け、生きる幸せを考えてしまい、落ち込むのは避けられない事がひしひしと伝わってくる。50年もの間昔の男を想い続けるって本当にあるのかちょっと不可解ではあるが、人によるのかも。純粋とはいえ奇跡といえる。
ミーシャ・バートンがかなりいい味出している感じだ。
 
2008年12月4日(木)
飯田橋ギンレイホール
 『ベガスの恋に勝つルール』
                                        【解説】
 キャメロン・ディアスとアシュトン・カッチャーの共演で贈るロマンティック・コメディ。ラスベガスで出会い酒に酔った勢いで結婚してしまった見ず知らずの男女が、結婚解消直前にカジノで大金を当てたことからその所有権をめぐり対立するドタバタぶりを描く。監督は主にTVで演出を手掛け本作で長編2作目のトム・ヴォーン。
 ウォール街で働くジョイはその完璧主義な性格が災いし、フィアンセにフラれるハメに。一方、同じニューヨークで父親が経営する工場を解雇されたお気楽な男ジャック。そんな彼らはそれぞれ親友を連れて気晴らしにラスベガスへ繰り出し、ホテルの部屋のダブルブッキングがきっかけで出会った。ところが、すぐに意気投合した2人はその夜、酒を飲んでバカ騒ぎした末、勢いで結婚してしまう。翌日、事の次第に気付いた2人は一転して険悪モード。だが婚姻の無効手続きをしようとした矢先、ジャックがジョイの25セントを投入したスロットマシンで300万ドルもの大金を当てるのだった。しかし、賞金の所有権を互いに主張して譲らない2人は、その決着を法廷に委ねるが…。
 ちょっとお遊び的な映画かも、途中でそれは無いだろうと想ってしまった。
あまりにも浮世離れした遊びだからだ。でもいいところはいづれ出てくると想い待っていたら、最後の方でなっとくな方向が示されてよかった。最後絞まった感じだ。
女性はあまりにも相手に尽くそうとして自分が無くなってしまっているが、自分の自我が思いっきり発散できる相手はいずれ好きになれるのが分かってよかったかなぁ。
ディアスがちょっと歳で可愛さがなくなってきた感じかも。
 
2008年11月26日(水)
有楽町シネカノン
『ヤング@ハート』
【解説】
 コールドプレイ、ソニック・ユース、ボブ・ディラン、ジェームズ・ブラウンといったロックを歌う平均年齢80歳のコーラス隊“ヤング@ハート”の活動を追った感動ドキュメンタリー。1982年に誕生以来、指揮者のボブ・シルマンに率いられ、ロックンロールなパフォーマンスで、全米のみならずヨーロッパでもツアーを成功させてきたヤング@ハート。本作は、そんな彼らが6週間後に迫った年1回のコンサートに向けて練習を重ねる日々に密着、老いや死の問題に直面しながらも歌うことに情熱を注ぎ、若い心とロックな気概を持ち続けて元気に生きる姿を映し出していく。
 これほど人にお勧めしたい作品はそうそうない。
いやぁ泣けてしまった。歌詞がいい、人の心に浸み込んでくる、歳を重ねた人が歌を歌うと実にいいそれも80歳前後だよ。映画がこんな人達の唄を撮るなんて今まで無かった。人間歳をとってもこんなにいいことがあるのだということがしみじみと考えさせる。詩の内容がなんて素敵なのか、日本とはだいぶ違うということがわかる。
これがロックの歌詞だとは、素敵だ。唄が上手いとか下手とかという問題ではない、ある程度歌えれば、そして訴える力があれば人の心を打つ。
最初に泣けたのは刑務所内でのコンサート『フォーエバー ヤング』だ。

2008年11月17日(月)
飯田橋ギンレイホール

『ぼくの大切なともだち』

【解説】
 本当に親友と呼べる存在がいないことに気づいた中年男の親友捜しの顛末を、皮肉を絡めつつハートウォーミングに綴るヒューマン・コメディ。主演は「八日目」「メルシィ!人生」のダニエル・オートゥイユと人気コメディアンのダニー・ブーン。共演に「メトロで恋して」のジュリー・ガイエ。監督は「仕立て屋の恋」「列車に乗った男」の名匠パトリス・ルコント。
 美術商のフランソワは、自分の誕生パーティの席で思いがけない事実を突きつけられる。出席者が口を揃えて、フランソワには親友がいないと断言したのだ。反発するフランソワはビジネスパートナーであるカトリーヌの挑発に乗って、10日以内に親友を連れてくるという賭けをしてしまう。もし出来なければ、20万ユーロで落札したばかりの大切な古代ギリシャの壷を手放す事態に。さっそく自分が親友だと思っていた人たちを訪ねて回るフランソワだったが、自己中心的な性格が災いして結局誰からも相手にされずじまい。途方に暮れるフランソワは、ふとしたきっかけで出会ったタクシー運転手のブリュノにどうすれば友達が作れるのか教えを請うのだったが…。

               
『最高の人生の見つけ方』


【解説】
 ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンという名優2人の共演で贈るハートフル・ストーリー。自分本位な富豪の男と実直な自動車整備士が、ともに末期のガンで余命6ヵ月と宣告されたのをきっかけに、死ぬ前にやり残したことを実現しようと2人で病院を抜け出し冒険の旅に出る姿を描く。監督は「スタンド・バイ・ミー」「恋人たちの予感」のロブ・ライナー。
 家族を愛するまじめで心優しい自動車整備士のカーターと、一代で莫大な富を築いた傲慢で孤独な実業家のエドワード。そんな対照的な初老の男2人は、ひょんなことから同じ病室に入院、揃って余命6ヵ月の宣告を受けてしまう。そんな時、カーターはかつて恩師から教わった死ぬまでに叶えたいリスト“バケット(棺桶)リスト”を書き出してみるのだった。それを見たエドワードはこのアイデアを気に入り、バケットリストを実行しようと、2人で病院を抜け出し人生最後の旅に出るのだが…。

 2本ともしゃれていてクスッと笑わせてくれる。中高年はこんな生き方をしているのだと、実に自分に照らし合わせても納得のゆく内容であり、ちょっとセンチになる。

2008年11月13日(木)
日比谷シャンテシネ
     『ボーダーライン』
アメリカと国境を接するメキシコの街フアレスには、NAFTA(北米自由貿易協定)を背景に、急速に進出・拡大してきたマキラドーラと呼ばれる外国資本の工場群が建ち並ぶ。そして、それと軌を一にするようにこの地域で10数年前から女性が犠牲となる殺人事件が急増、これまでに500件もの事件が確認され、そのほとんどが未解決のまま、さらに行方不明の女性は数千人にも及ぶと推計されているという。当局に対する国際人権団体アムネスティ・インターナショナルの改善要請にもかかわらず、事件は矮小化され捜査はなかなか進展しない。そして、これだけの事件でありながらアメリカのメディアでは決して取り上げられることはなかった。本作は、そんな現実を知ったグレゴリー・ナヴァ監督が、人気女優ジェニファー・ロペスの力を借りてフアレスの現状に光を当て、その背後に巣くう巨大な闇を告発する社会派サスペンス・ドラマ。共演はアントニオ・バンデラス、マーティン・シーン。
 シカゴの新聞社で働く敏腕女性記者ローレンは、メキシコとアメリカの国境の街、フアレスで起こっている連続女性殺害事件の取材を命じられ現地へと向かう。彼女はそこでかつての同僚、ディアスと再会を果たす。ディアスは、腐敗した警察や政治家の圧力に抗して、反政府系の新聞社エル・ソロを経営していた。ちょうどそこへ、一人の少女エバが訪ねてくる。彼女は、一連の事件で奇跡的に生還した被害者で、エル・ソロ社に助けを求めてきたのだった。ローレンはエバの証言を糸口に、事件の真相究明に乗り出すのだったが…。
 どっちかというと社会派で明るくは無いがラストがいいので救われた。
女性の正義感等が強いというメッセージが出てはいる。
メキシコが舞台だが、まあ貧しいのがここまで来ているとは、世界は広いし、搾取されているのが同じ人間だとは理不尽に尽きる。
筋書きにはまぁみえみえな場面はあるがこれは仕方が無いか。自らが囮になって犯人を追い込むあたりだが、日本では絶対にありえないシュチエーションだ。
2008年11月10日(月)
日比谷みゆき座
『かけひきは、恋のはじまり』
【解説】
 ジョージ・クルーニーが自らの監督作で初の主演を務めたロマンティック・コメディ。1920年代のアメリカン・フットボール界を舞台に、チームの繁栄へ奮闘するベテラン選手と男勝りな敏腕女性記者との三角関係が絡んだ恋の行方を痛快かつクラシカルなタッチで描く。共演に「ブリジット・ジョーンズの日記」のレニー・ゼルウィガー。
 1925年、アメリカ。アメフトのプロチーム“ダルース・ブルドッグス”のキャプテンとして活躍するドッジ。しかし、創設間もないアメフトのプロリーグは集客に苦しみ、ドッジのチームも存続の危機に陥っていた。そこで、ドッジはチームの窮地を救うため、プロより人気が高いカレッジ・フットボールの花形選手カーターを勧誘することに。またカーターは、第一次大戦でのヨーロッパ従軍時にたった1人でドイツ軍小隊を降伏させた、という武勇伝を持っていた。やがて、カーターのいるシカゴに到着したドッジは、スター選手の密着取材に来たという野心的な敏腕女性記者レクシーと出会い、彼女の魅力に惹かれていく。だが、レクシーには、カーターの武勇伝はウソだとのタレコミをもとにその真相をスクープする、という本当の目的があったのだった…。

ットボール好きにはたまらない映画かも、、、
コメディーだったのだ、観てちょっと拍子抜けてがっかりした。心構えしていないということは、かなり影響することがわかった。イメージで観てしまう、それは映画の題だったかも。まぁさらっとしたもので、出てくる俳優が好きな人にはいいだろうが。ちょっと白けたものとなってしまった。
主演の2人40代だがやはりちょっと歳かな、はっきり映ってしまうから損かも。アメリカ人老けるのが早いか?
J・クルーニーがCMでいいと思ったが、映画によるか。
男性俳優でゲイリー・クーパーより上の俳優まだ出ていないなぁ。

2008年11月6日(木)
恵比寿ガーデンシネマ1
『その土曜日、7時58分』
【解説】
 「十二人の怒れる男」「狼たちの午後」の名匠シドニー・ルメット監督が、一つの強盗計画を軸に浮かび上がるある家族の深い心の闇を実力派俳優陣の豪華なアンサンブルで描き出すサスペンス・ドラマ。出演はフィリップ・シーモア・ホフマン、イーサン・ホーク、マリサ・トメイ、アルバート・フィニー。
 娘の養育費もまともに払えない冴えない男、ハンク。そんな彼に兄のアンディはある強盗計画を持ちかける。狙うのはなんと彼らの両親が営む宝石店。ハンクとは対照的に、会計士として働き、美しい妻ジーナにも恵まれて不自由ない生活を送っているかに見えたアンディにも緊急に金が必要なワケがあった。ためらうハンクだったが、アンディに言葉巧みに説得されてしまう。しかし、いざ実行に移す段になって怖じ気づいたハンクは、男を金で雇い、自分は車で待機することに。すると、宝石店から予想もしていなかった銃声があがり、強盗が失敗に終わったことを悟るハンクだったが…。
族の崩壊だが、殺人事件へと発展してしまうのは今の社会ではありうることかも。父親との確執が原因と思う。見ているうちに解決ってあるのかと思うほど先が読めなかった。驚く結果になるので、見ているのが辛くなってしまうぐらいだった。
2008年10月30日(木)
「アイアンマン」
新宿バルト9 シアター7
演技派ロバート・ダウニー・Jrを主演にマーベル・コミックの人気キャラクターを実写映画化した痛快SFアクション。軍需産業の経営者で発明家でもある主人公が、自社兵器の悪用を食い止めるため自ら開発したハイテクの鉄鎧を身に纏い、凶悪一味に立ち向かう。監督は俳優としても活躍する「ザスーラ」のジョン・ファヴロー。
 米国政府と契約を結ぶ巨大軍事企業スターク・インダストリーズの社長で、発明家としての顔も持つトニー・スターク。彼はある日、自社新型兵器のデモ実験に参加するためアフガニスタンへ赴き、みごと実験を成功させる。だがその直後、テロリスト集団の襲撃に遭い、胸に深い傷を負ったまま囚われの身となってしまう。さらに、一味のために最強兵器の開発を強制されるトニー。しかし、彼は一味の目を盗んで飛行可能なパワードスーツを開発、それを身につけ、敵の隙をみて脱出し生還を果たす。そして、この一件で自社兵器がテロ組織に利用されているのを目の当たりにし、ショックを受けたトニーは会社として武器製造を中止する一方、テロ撲滅を誓い、秘かにパワードスーツの改良に着手。こうして試行錯誤の末、驚異の攻防力と飛行性能を兼ね備えたパワードスーツ=“アイアンマン”を完成させる。

楽しい映画だ、娯楽作品として最高に楽しめた。
これが日本で出来たらいいのだが、ちょっと無理。
日本ではロボットなどが情緒的に作られてしまい、スッキリした戦闘用のものなど創れないだろう。
アメリカこの手の映画もっともっと作って欲しい。
夢があり、ロボットを作る過程がとても楽しめた。
もし俺自身が科学者だったら絶対作ってやると、思わせる。

2008年10月28日(火)
「インツウ・ザ・ワールド」
新宿テアトルタイムズスクエア
若さゆえの生真面目さで自らの心と向き合い、過酷なアラスカの大自然に立ち向かっていった一人の青年の姿を追ったジョン・クラカワーのベストセラー・ノンフィクション『荒野へ』を、オスカー俳優ショーン・ペンがメガフォンをとり映画化。恵まれた境遇にありながらも繊細な感受性ゆえに満たされずにいた青年が、突然すべてを捨て、ヒッチハイクでアメリカを縦断しながら様々な人々との出会いを経て、最後は徒歩でアラスカの荒野へと分け入り、その4ヵ月後に餓死した死体となって発見されるまでの心の軌跡を静かに見つめていく。主演は「ロード・オブ・ドッグタウン」のエミール・ハーシュ。
 1990年夏、ジョージア州の大学を優秀な成績で卒業した22歳の青年、クリス・マッカンドレス。卒業祝いに新車を買ってあげるという両親の申し出をあっさり断った彼は、通帳にあった預金全額を慈善団体に寄付し、家族に何も告げることなく、文字どおり無一文でアラスカへ向けて旅に出る。道中、様々な出会いと経験を重ねるクリス。サウスダコタでは彼の無鉄砲を諫めてくれる陽気な兄貴分ウェインと親交を深め、スラブスではヒッピーなどアウトサイダーたちが集うコミューンに身を寄せ、そこで美しい少女トレイシーと出会う。彼女はクリスに好意を抱き、クリスにも恋心が芽生えたかに思われたが…。一方その頃、残された家族は音信不通の息子の身を案じ、祈る思いで彼の帰りを待つのだったが

もっと荒野の感じが出ていればよかっが、ちょっと少ないなぁ。
文明から離れてひとり生活するには若すぎるし、ちょっと設定に無理がある感じ。現代自由の意味を取り違えている主人公がちょっと滑稽に見える。

2008年10月23日(木)
飯田橋ギンレイホール
「イースタン・プロミス」
「ヒストリー・オブ・バイオレンス」のデヴィッド・クローネンバーグ監督とヴィゴ・モーテンセンが再びコンビを組んだ戦慄のバイオレンス・サスペンス。ロンドンの裏社会を舞台に、ひょんなことからロシアン・マフィアを敵に回してしまった女と、ロシアン・マフィアの一員でありながら非情さと優しさを併せ持つ謎めいた男の奇妙な心の交流を描く。共演は「マルホランド・ドライブ」「キング・コング」のナオミ・ワッツと「クリムゾン・リバー」のヴァンサン・カッセル。
 クリスマスを控えたイギリス、ロンドン。助産婦のアンナが働く病院に、10代の幼い妊婦が運び込まれる。少女は、女の子を産んだ直後、息を引き取った。少女のバッグからロシア語で書かれた日記を見つけ出したアンナは、孤児となった赤ちゃんのためにと少女の身元を調べ始める。ロシア語の分からないアンナは、挿まれていたカードを頼りにロシア料理の店を訪ねる。そしてその店の前で、運転手だという謎めいた男、ニコライと出会うアンナだったが…。
「告発のとき」
「クラッシュ」のポール・ハギス監督が、イラク戦争から帰還した一人の兵士を巡る衝撃の実話を映画化したミステリー・ドラマ。帰還後間もなく無断離隊したとの連絡を受けた父親が、息子の汚名を拭うべく行方を捜す中で次第に浮かび上がる過酷な真実を描き出す。主演は「逃亡者」のトミー・リー・ジョーンズ、共演にシャーリーズ・セロンとスーザン・サランドン。
 2004年11月1日、元軍警察のハンク・ディアフィールドのもとに、軍に所属する息子のマイクが行方不明だとの連絡が入る。軍人一家に生まれ、イラク戦争から帰還したばかりのマイクに限って無断離隊などあり得ないと確信するハンク。不安に駆られた彼は、息子の行方を捜すため基地のあるフォート・ラッドへ向かう。同じ隊の仲間に話を聞いても事情はさっぱり分からず、念のため地元警察にも相談してはみたものの、まともに取り上げてはもらえず途方に暮れる。そんな中、女性刑事エミリー・サンダースの協力を得て捜索を続けるハンクだったが、その矢先、マイクの焼死体が発見されたとの報せが届く。悲しみを乗り越え、真相究明のためエミリーと共に事件の捜査に乗り出すハンクだったが…。

飯田橋ギンレイホールにて鑑賞。
いやぁ2本とも俳優が素晴らしい、見ごたえあり、これぞ映画といえる。男という人種の行き方が参考として考えさせさせられる。こうでなくては理想だが。絶対に妥協しない自分の信念にこれほどまでに固執するとは。これが男なのかも。ハッピーな人生ではない主人公だがこれが生きていく姿なのかも。

2008年10月21日(火)
原題: DIE HERBSTZEITLOSEN/LATE BLOOMERS 
『マルタのやさしい刺繍』

解説:
スイスの谷間の小さな村を舞台に、80歳のおばあちゃんたちがランジェリーショップを開くために奮闘する様を描いた人間ドラマ。閉鎖的な村人の冷たい視線を浴びながらも、マルタおばあちゃんと3人の女友だちが老いてもなお生きがいを見つけ出していく。スイス気鋭の女性監督ベティナ・オベルリとスイスを代表する大御所女優たちがコラボレートし、年を重ねることや夢を追うことがそう
悪いものではないということを教えてくれる。

あらすじ:
夫の死により打ちひしがれたマルタ(シュテファニー・グラーザー)。そんな中、村の男声合唱団の新しい団旗を、仕立て屋だったマルタが作ることに。生地店の美しいレースを見ているうちに、マルタは“パリに自分で仕立てたランジェリーのお店を開くこと”が夢だったことを思い出す。昔の勘を取り戻しながら下着を仕立てあげたマルタだったが、厳格なプロテスタントの村では受け入れてもらえなかった。(シネマトゥデイ)

しぶりの映画であったが、ちょっと選択を間違えた。感動がまるでない、スイスの映画で分かったがスイスがこうも古くさい風習の中で生活しているかと思うと、ぞーっとした。
まったく面白みがない。そんなことがあるのかと疑いたくなる。

2008年10月5日(日)
映画鑑賞記

映画鑑賞
半年ばかり遠ざかっていた映画へ
10月から映画鑑賞復活予定