劇場映画 10本目               

最近観た映画から紹介しています。

2005年12月31日   シンデレラマン 144分 アメリカ 2005年 飯田橋ギンレイホール

             出演者 ラッセル・クロー、レネー・ゼルウィガーシンデレラマン
             監督   ロン・ハワード

             
     
評価       アメリカ大恐慌時代の話。主人公の妻と子供3人は食べ物を買う事さえもやっという
         貧困生活からどうやって抜け出せるかと言う話。
         電気も止められ、食べ物も買えない生活を克明に描いていて、ついには恥をしのんで
         金を恵んでもらうために昔の仲間の所に行くところはすざましい。
         妻役のゼルウィガーの表現が実に悲しげに、また強さも出ていて感激してしまう。
         中で子供の為、可愛い妻の為という意思の力ってものは、自身の体力を超える
         ぞと描いている。主人公の家庭生活での穏やかさとボクシングとの対極がよく描かれている。
         勉強になったこと:強い心の支えが無い人はどうしたらいいんだ。

2005年12月31日   50回目のファースト・キス 99分 アメリカ 2004年 飯田橋ギンレイホール

             出演者 アダム・サンドラー、ドリュー・バリモア50回目のファースト・キス
             監督    ピーター・シーガル 

             
     
評価       一晩寝ると前日の記憶が無くなってしまう彼女に恋する男のラブコメディー。
         毎回彼女をアタックしようとして、失敗したり成功したりする場面がコメディー風、下ネタもありで
         笑わせるが、この辺がアメリカ的?彼女を引きつけるって事は大変な事が察し出来る。
         しかし最後が泣かせるし納得できる映画になっている。舞台のハワイが良いのと出演者のハワイ
         の人が良い味出していている。小生2回ほどハワイには行っているが、行きたくなった。
         暖かいところって羨ましい、今東京は寒い。
         勉強になったこと:夢は実行しよう何年掛かっても。

2005年12月26日   ロード・オブ・ウォー 122分 アメリカ 2005年 有楽座

             出演者 ニコラス・ケイジ 、イーサン・ホーク ロード・オブ・ウォー
             監督     アンドリュー・ニコル

             
     
評価       良い映画である。テーマはかなりシリアス。はたして個人で武器を輸出している人がいるのか?
          常任理事国の国単位で武器を輸出しているのだそうだ。人殺しの武器自動小銃こそ大量殺人
          兵器だという事が分ったし、原子爆弾より現実としては大量破壊兵器なのだ。
          これじゃ地球から戦争は無くならないよと、訴えている映画。アフリカ諸国はいつまで戦争が
          続くのか、泥沼化している。それは内戦に武器を輸出している国がある限り。
          イラクでは武器を製造しているはずが無いのに戦闘があるのは、何処かの国が輸出している
          はず。 一部の人の儲けの為にそれはそれは大変な人々が苦しい思いしているはず。
          

2005年12月23日   天空の草原のナンサ 93分 ドイツ 2005年 日比谷シネ 3

             出演者 バットチュルーン一家天空の草原のナンサ
             監督    ビャンバスレン・ダヴァー 

             
     
評価       今年モンゴルに行った関係で感心があり観てみた。言葉が好きだロシア語的で耳に心地よい。
         もう可愛いの一言子供が3人出てきたが今まで観てきた映画の子供のなかで最高峰の可愛らしさ。
         本当の一家が出演しているし生活も本当のもの。観ていて行った時の思いでが蘇ってきた。
         モンゴルの草原が最高もう一度行ってみたい。映画って本当に素晴らしい。

2005年12月23日   秘密のかけら 108分 カナダ/イギリス/アメリカ 2005年 日比谷シネ 1

             出演者 デヴィン・ベーコン、コリン・ファース 秘密のかけら
             監督    アトム・エゴヤン

             
     
評価       かなり大人向け作品である。セックス描写がこの映画の中心?感じるのはアメリカ的でかなり
         同じような傾向つまり男と女がすれ違いの感情があることを見せている。
         少しマンネリ化してきたと思う。主人公はやはり精神的に弱く描かれている、これでなくては
         映画にならないかもしれない。女好きっていつも最後は悲劇的。
         全体的にはスリルはある。アート・ブレーキーのウイスパーノットがセックスの時かかるなぜか?

2005年12月16日   キング コング 186分 ニュージーランド/アメリカ 2005年 新宿スカラ 2

             出演者 ナオミ・ワッツ 、ジャック・ブラック 、エイドリアン・ブロディ   キング・コング
             監督     ピーター・ジャクソン

             
     
評価       これはハート五つでしょう、最後泣けてきましたよ、なぜここまでコングがいじめられるのか。
         キング コングを演じたアンデイ・サーキスにインタビユー、ここにコピーします。

Q:もしキング・コングが人間だったらどんな男性だと思いますか?
そうだな。繊細な中年男性。ほんとにそうだよ! 彼は若くはないんだ。彼はもう十分自分の人生を歩んできたんだ。体を見れば分かるように彼にはたくさんの戦いでできた傷あとがある。まるで、年老いたボクサーのような。それから、人とかかわりあいを持たない寂しさと孤独があるんだ。ただ生き抜いて戦い続ける以外、彼の人生にはなにもなかった。そして、コングはアンに出会ったんだ。彼女に出会うまで、彼は誰かを好きになったことも、好きになられたこともない孤独な中年男だったのさ。
Q:キング・コングは、孤独なニューヨーカーなんですね。
はははは。まさにね! 人間嫌いの孤独なニューヨーカーだね(爆笑)。

       まさに言えてると思います。それとCGの凄さは天下一品のものです、日本でこれはほどのもの
      出来ないでしょう。映画の中でありえないと思う場面があります、しかしそんなこと問題ではありません。
      ここまで画面が出来れば何も言えませんねぇ。これを観た小学生は後々残るでしょう、映像の凄さ。      

2005年12月16日   あらしのよるに 107分 日本 2005年 新宿スカラ 1

             声の出演 中村獅童、成宮寛貴、林家正蔵
             監督     杉井ジサブロー

             
     
評価       失敗してしまった、所詮漫画であった。感情移入することが出来ず。
          筋全体も、脚本も詰めがあまい。これでは大人は騙せない。
          こんなものを創っているようじゃ、先が思いやられ、がっかりして、
          後味が悪く、もう1本観なければおさまらない事になってしまった。

2005年12月12日   SAYURI 146分 アメリカ 2005年 新宿松竹会館

             出演者 チャン・ツィイー、渡辺謙、役所広司
             監督     ロブ・マーシャル
             
     
評価        チャン・ツィイー人目ぼれしていた役者、よくもこう綺麗に映してくれた、監督に乾杯。
          この原作を日本のスタッフではこううまくは作れないであろう、大胆なショット、ショットが
          うまく出来ていて、外国でこんなのを観ていたら、日本に帰りたくなってしまうだろう。
          日本ってこんなにも良い所なのだと分るし、日本人でも京都の芸者に憧れる。
          最後のシーンなど泣けたねぇ、日本的なラブシーンでいい、外国人同士とは一味もふた味も
          違うシーンよく撮ったと思う。俺も憧れるシーンだ。美しい日本バンザイ。
          俺が観た映画の中でもベスト5に入るほどで最後のシーンはほろっときたなぁ。
         

2005年12月12日   Mr.&Mrs.スミス 118分 アメリカ 2005年 新宿スカラ

             出演者 ブラッド・ピット、アンジェリーナ・ジョリー
             監督     ダグ・リーマン

             
     
評価       なんとクライミングの映像がいきなり出てきた、なぜか分らないが一つのイメージアップのようだ。
         後売りは二人の格闘場面これはかなりトレーニングをお互いしていないと出来ないほどすざましい。
         筋的にはどうでもいいので、どれだけ見る人にストレスを発散させるかどうかであって、思いっきり
         楽しめる。しかしこのような映画ばかり観ているとけして頭はよくはならないぞ!でも性格明るくは
         なるな。

2005年12月5日   ラヴェンダーの咲く庭で 105分 イギリス 2004年 飯田橋ギンレイホール

             出演者 ジュディ・デンチ 、マギー・スミス
             監督     チャールズ・ダンス

             
     
評価       時代背景は戦前の様子。なんとものどかなせ生活で羨ましい。そして姉妹の豊かでもあり、もの悲しい
          様子が身にしみる。時の流れが止まればいいなとはおもうが、、そうもいかないのが現実で、
          世の中移り変わりがあるのがあたりまえで、それも悲しい。
          そんな切ない気持ちがわいてくる映画。