映画 10本目
               

最近観た映画から紹介しています。

2005年6月29日    大いなる休暇 110分 カナダ 2003年 劇場=シネスイッチ銀座

             出演者 レイモン・ブシャール
             監督      ジャン=マリー・ブノワ

             
     
評価       カナダの映画であるが、フランス語の会話。なんか違和感あり。
         コメディで笑えた、くすくす笑い程度。その中で感じたのは生活保護
         で生活しているって、プライドが傷ついているのであること。失業もしかり。
         それで最後にはきっぱり言う、本音が人を救っていたあたり、いいねぇ。
         人情ものでほろっとするなぁ。人間心意気だよ。

2005年6月23日 バットマン ビギンズ 140分 アメリカ 2005年 劇場=新宿松竹会館

             出演者 クリスチャン・ベイル、マイケル・ケイン
             監督      クリストファー・ノーマン

             
     
評価       まぁ良く出来ている、今までのバットマンの中では良いんじゃないか。
         この中で会話がいいのがある。子供が井戸に転落して、どうして落ちたのと聞く場面、
         這い上がる為に落ちたのだ、という会話いいねぇ。それと中身より行動がやはり大切
         じゃない!なんていう会話。格闘場面新鮮だったのが、アップで撮っているところ。
         引いていない、迫力あり。人間研鑚しないと凄くなれない事、映画がこれでもかと
         時間を割いている。つぎもあるぞう、、、、 

2005年6月21日 リチャード・ニクソン暗殺を企てた男 107分 アメリカ 2004年 劇場=銀座テアトルシネマ

             出演者 ショーン・ペン、ナオミ・ワッツ
             監督      ニルス・ミュラー

             
     
評価       この劇場初めて,こじんまりして見易い。銀座1丁目にあり場所は俺好み。

         重たい映画。精神的に少しずつ考え方、社会が悪いんだと思いこむ人間のあり様
         が描かれている。仕事に対する、真面目過ぎ、適当と言う考えがなくなってくる様。
         そして会社との折り合いが悪くなり、辞める。そこで金が無くなる、という順番。
         人間社会にあって、金が無い、一人、狭い部屋、馬鹿にされる、とくると弱い人
         ひとたまりもなく地獄へ落ちるって良く分る。防げるすべなし。人間淘汰の時代か。
         今の日本社会、こんな状況に落ちている。

2005年6月21日 サハラ/死の砂漠を脱出せよ 124分 アメリカ 2005年 劇場=丸の内TOEI2

             出演者 マッシュー・マコノヒー、スティーヴ・ザーン
             監督     ブレック・アイズナー

             
     
評価         この劇場初めて、座席自体ふかふかしていいんだが、頭の部分が前傾し過ぎ。疲れてくる。

                        ナショナル・トレジャーといい、系統的に同じだが、宝ものを探す映画って、夢があっていい。
                    アメリカの独壇場。ありえねぇという場面がこれでもかって出てくる。
                   娯楽作品では中位。場面の展開が早くてけっこう手に汗握る。筋自体良く考えている。
                  最後の場面、プライベート浜辺で好きな女と綺麗な海で遊んでいる。
                   これってアメリカでも理想的ないい場面なのかなぁ、実行してみたい。

ヒラリー・スワンクの主演映画2本。観たいと思っていた矢先映画館で観る事が出きるって幸せ。

2005年6月9日    ボーイズ・ドント・クライ  119分   アメリカ 1999年 劇場=早稲田松竹

             出演者 ヒラリー・スワンク 、クロエ・セヴィニー
             監督     キンバリー・ピアース

             
     
評価       なんとタイミングのいい、この映画館スワンクの主演映画2本立て、サービスのいいこと.
         俺の思っていた通り観たい奴がいるのだ。企画のあることに感謝。6年前の映画。25才だ。
         重い映画ズッシとくる。これでアカデミー賞主演女優賞とっているって。う〜唸ってしまう。
         なんとも言えない難しい性同一障害のもの、アメリカでもかなり虐げられている。結構後ろ向き。
         人間理解できない事に拒否反応が強すぎる。彼女本当に体当たりの演技汚れ役。
         性描写結構あり、しかし現実はもっと激しいと思う。映画はそこまで描写できない。

  

2005年6月9日 マリーアントワネットの首飾り 118分 アメリカ 2001年 劇場=早稲田松竹

             出演者 ヒラリー・スワンク 、サイモン・ベイカー
             監督     チャールズ・シャイア

             
     
評価       スワンクがいい。並の女優ではない、あまり笑わないとこがいい。演出だとは思うが
         美人というのとは違うが、今までにない役で、これは一流だ。事実の映画化のようだが。
         展開は面白く、筋凝っていていい。この映画もかなりきつい。スワンクのもの重い。
         我々になにか訴えているのか。
        
         この2本立て気持ち沈むなぁ。ミリオンダラーの主演女優賞獲ったのはうなずける。
         これからが楽しみの女優。まだ31才、あまり色気はない。

2005年6月2日    ザ・インター・プリター  118分   アメリカ 2005年 劇場=新宿スカラ

             出演者 ニコール・キッドマン、ショーン・ペン
             監督     
シドニー・ポラック
             
     
評価       彼女ニコールの映画初めて、整いすぎ美人だ。スリル、サスペンスとあり
          国連の様子が良く分った。ここでやはり仕事のスペシャリストは良いなと思う。
         国連の通訳とシークレットサービスの仕事。それといつも思うが肉親を殺されると
         人間復讐の念にかられることが、ここでもわかる。傷が相当ふかくなる。
         人生がそれで決まってしまい、他の選択は難しい。逃げることが出来ない。
         

2005年5月31日  ミリオンダラー・ベイビー 133分 アメリカ 2004年 劇場=新宿ピカデリー

             出演者 クリント・イーストウッド、ヒラリー・スワンク、モーガン・フリーマン               
             監督     
クリント・イーストウッド
             音楽  クリント・イーストウッド

     超
評価      感動が今も続いている。なんとも、どうしようもない感情、精神、心が揺れていて
        思い出すだけで涙があふれてくる。今、自分自身で何故か考えている、人間の尊厳ってなにか。
        スワンクもう最高、31才この人の映画全て観てみたい。それにしてもヤフーの映画サイト観てると、 
        又泣けてくる、それもじわーと、優しい感情が出てくる。人に優しくなれそう。
        人間って弱い弱い生きるってなにか、何もしない事は、五体満足であれば何かしなければ。
        それにしてもクリントって俺と合うなぁ、ジャズが好きで、クライミングも好き、西部劇はもちろん、
        映画はもちろん好きとくる。しかし天と地の差。でも作品を観る事が出きるって、最高。
        他の映画と違う違う何か違う。映画の終わり方が素晴らしい。

2005年5月26日    バタフライ・エフェクト  114分   アメリカ 2004年 劇場=銀座 東劇

             出演者 アシュトン・カッチャー、エイミー・スマート               
             監督     
エリック・ブレス

     
評価      ここ東劇映画館都内では最高のグレードだ。座席の大きさ、スクリーンの位置、全体の大きさ、
        音響、空調、座席前後の位置(交互に並んでいる)すべて満足のいく劇場。                               
        いやぁ、最近見た映画の中で最高か、人間心理、人間の生きざま、チョットした出会いが
        人生を替える。それを過去に遡って変えることが出来たらと思う心理を巧みに出している。
        その描写と音響が度肝を抜く。テンポが何しろ速くついて行くのも辛いが、面白い。
        そのつどその都度考えさせてくれる、人生一度だ瞬間瞬間が人生の曲がり角。
        実人生は、幼い時は自分でコントロールできない分辛い事がわかる。
        この映画では人生何回もやり直しているそして最後に最高の形にもっていっている。
        このように人生やりなおせるならばと、自分に当てはめると、あの時こうなっていなければ
        今のおれは違う俺になっていることは、わかる。もう1度やり直したい。
        キツイ映画だ、考えてしまう、でも何を考えるかは具体的に分らん。死にたくなった?



2005年5月18日    キングダム・オブ・ヘブン  145分 アメリカ 2005年 劇場=新宿スカラ

             出演者 オーランド・ブルーム、 エヴァ・グリーン               
             監督     リドリー・スコッ


     
評価      なんと見応えのある映画か。あの駅馬車の映画かと思わせる、迫力のある戦闘場面。
馬と同じスピードで撮  影している。ほとんど次から次へと戦闘場面が、、、素晴らしい。
気に入ったのが女優エヴァ・グリーン、エキゾチ ックな面影。主演の2人とも20代前半、
これから楽しみではある。ここで映画界の厳しい面があって、ベッドシーンが大幅にカット
されて、エヴァ・グリーンがショックを受けているとの、話しがある。相当気を入れて演技を
したのにと言っている。あと勉強になったのがエルサレムとイルラエルの関係が少し理解
できたか。今も続いている戦闘が。このような宗教色のある映画は日本人には、ハッキリ
言って理解が深くないこと、残念であるが、分らない。ここでも私利私欲に走った輩は
いずれは敗れると、人々の為に戦った戦士が英雄になることはいつの世の中 でも真理か。