2008年劇場映画
1月
                                         



スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師   

原題: SWEENEY TODD: THE DEMON BARBER OF FLEET STREET

スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師

感想
 
ミュージカルとは知らなかった、暗くてとてもハッピー
といえる内容ではない、ロンドンに忽然と現われ、何人も
殺してゆくというものだ。ミュージカルの固定観念である、
明るいものというのが覆された。
さらに俳優が歌っていて、唄のうまい俳優でもない。それが
良いのかどうか分からない。まあ違和感はあったなぁ。
だがしかし凄い映画だとしか言いようがない、最後に感動が
待っていた。一つ学んだのは、思い込みというのは悲劇を呼ぶ。

     

上映時間 117分 
製作年度
  2007 
製作国
    アメリカ

出演者   ジョニー・デップ、ヘレナ・ボナム=カーター、
監督       ティム・バートン
映画館    新宿バルト9
鑑賞日   2008/1/23 火曜日



 マレーナ   

マレーナ

感想
 
■ストーリー:
『ニュー・シネマ・パラダイス』「海の上のピアニスト
」「題名のない子守唄」の名匠ジュゼッペ・トルナトー
レ監督の、ほのかに甘く、そして強烈に切ない少年の一
途な恋の物語。第二次大戦が開戦した年、シチリア島の
13歳の少年が街一番の美貌をもつ人妻のマレーナ(ベ
ルッチ)に恋をした。彼女の夫は軍人で出征中。だが夫
の戦死が伝えられると、未亡人となったマレーナをめぐ
り街の人々に波紋が広がり始める。美しさのあまりに悲
劇的な運命をたどる女性。そして、その生きざまを彼女
に思 いを抱く少年の目を通して描き出す

ベルッチが素晴らしい、まあそれだけの映画でもある。
でも最後のシーンを監督が言いたかった事ではないか。
人生とは時が流れてゆくし、気持ちも変るってことだ。
男と女もそうゆうもので、あまり深刻に考えない方がい
いとも言っているようだ。

     

映時間   92分 
製作年度
   2000年 
製作国
    イタリア/アメリカ
出演者    モニカ・ベルッチ、ジョゼッペ・スルファーロ
監督     ジョゼッペ・トルナトーレ
映画館    ギンレイホール
鑑賞日    2008年1月15日 火曜日




題名のない子守唄   

ヨーロッパ映画賞

監督賞 ジュゼッペ・トルナトーレ
主演女優賞 クセニア・ラパポルト
撮影賞 ファビオ・ザマリオン
観客賞 ジュゼッペ・トルナトーレ


感想
 
初めからハラハラドキドキで優れた映画だと思う。
それに思いもよらない筋書き。画面に釘づけで字幕を
食い入るように追う羽目に。チョットでも筋を追わな
いと分けが分らなくなる気がしたので、普通はある程
分るのに。女性性は深く悲しい思いを背負うという事
が世の中に蔓延しているのだと、この近代になっても
癒されないとは、少しも世の中進んでいないなぁ。

     

上映時間  121分 
製作年度
 2006 
製作国
    イタリア

出演者   クセニア・ラバボルト、ミケーレ・プラチド
監督       ジュゼッペ・トルナトーレ
映画館    飯田橋ギンレイホール
鑑賞日    2008/1/15 火曜日