2006年劇場映画                 

                               11本

最近観た映画から紹介しています。今年も100本を目指している

 多いほど素晴らしい
 多いほど悪い

2006年12月31日 日曜日   エラゴン     


評価   

感想    楽しい、まったく漫画を見ているようだ。現実にはぜったい
     ありえないものだし、これぞロマン。このようなものが、映画で
     大画面で観る事が出来る事自体が素晴らしい。
     要するに、鉄腕アトムが映画で観る事ができるのと同じだ。
     日本では出来ないしろもの。
     戦艦大和と航空母艦との比較といえる。とても太刀打ち
     できない。

上映時間 104分   製作年度 2006年   製作国 アメリカ  

出演者  エド・スペリーアス 、ジェレミー・アイアンズ

監督      シュテフェン・ファンマイアー

日劇11F
    有楽町にあってさすが大きい劇場、映画を観たなぁと感じる劇場。

  

2006年12月30日 土曜日   キンキーブーツ     


評価   

感想    予告編のイメージより感じがいい映画だった。
     革靴製造の中小企業が生きていく上で、ニッチ産業を模索
     する経過がおもしろおかしく描かれている、
     しかしとても真面目な映画である。
     その経過の中で人を動かすことの難しさをしる。
     それと重要なのが男なのに女性の衣装をまとう事に
     意義を感じてしまう黒人を重要なポイントとして位置
     づけている。
     最後には偏見がなくなるまでをストーリとしている。

上映時間 107分   製作年度 2005年   製作国 アメリカ/イギリス  

出演者 ジョエル・エドガートン、キウェテル・イジョフォー

監督    ジュリアン・ジャロルド 

飯田橋ギンレイホール
     2本立て名画座

2006年12月30日 土曜日   トランスアメリカ     


評価   

感想    2005年、ゴールデン・グローブ賞の女優賞を取った映画。
       やはり賞を獲った映画だけあり、いい。とくにやはり女優がすばらしい。
       初めから男が演じているとばかりおもっていたら、なんと女優であった。
       分らなかったなぁ、それほど素晴らしい。
       と言うのは性同一性障害者ではじめ男だったが女になってゆくので、やはり
       多少男の気配がないといけないが、それが男と間違えてしまうほどであった。

上映時間 103分   製作年度 2005年   製作国 アメリカ  

出演者 フェリシティ・ハフマン、ケヴィン・ゼガーズ

監督    ガンカン・タッカー 

飯田橋ギンレイホール
      2本立て名画座

2006年12月27日 水曜日   イカとクジラ     


評価   

感想    脚本賞を二つもとっているだけに、とてもよかった。
      普通の夫婦と子供2人の生活を淡々と映している。しかしそこには人間の営み
      があり、順風ではないところが、ほんとうらしい。 

上映時間 81分   製作年度 2005年   製作国 アメリカ  

出演者 ジェフ・ダニエルズ、ローラ・リニー

監督    ノア・バームバック 

新宿武蔵館
      まあ小さい映画館。どっかの教室のよう。これじゃ日常から抜け出せない。
    この映画館にはあまり来たくないなぁ。映画が小さくなってしまう。


2006年12月12日 火曜日   007/カジノ・ロワイヤル     


評価   

感想    これは観ないと損するほどいい。初めから度肝を抜かれる。追いつ追われる
       アクションがこれほど長く続くとは、それも半端なものでない。CGなど使っていない。
       それと筋などまったく読めない、つぎから次へ思いもつかない方向へ
       引っ張ってくれて楽しいこと、この上ない。カードの掛け金が凄い。
       今の世の中これほどの金が普通となっている証拠。
       日本ではこれほどの作品は到底作りえない、俳優がまずいない。
       映画のオリンピックがもしあったとしたら入賞間違いないでしょう。


上映時間 144分   製作年度 2005年   製作国 アメリカ/イギリス  

出演者 ダニエル・クレイグ、エヴァ・グリーン

監督    マーティン・キャンベル 

サロンパス ルーブル丸の内
       画面も大きいし、音響もよく、座席もクッションもいいし、背もたれも大きい。
      ユッタリと座れる。劇場の大きさも丁度よく、大きすぎず、小さくもない。
      中堅の映画館としては最上級。70点。売店を充実すれば良いかも。


2006年12月12日 火曜日   人生は、奇蹟の詩     


評価   

感想   主演のベニーニがこれでもかと、喋りまくり、ちょこまか動くのにいらだつ事を
      押さえきれない。あまりに現実味を排除して何かを訴えても、並の人間には
      それを理解しきれない。彼女を追ってイラクへ行ったり、そこで捕虜になり、
      アイアム イタリアンと叫び通すなどまったく意味不明。
      何処かを理解しようとしても出来なかった。どうもヨーロッパ関係の映画は
      俺の心に語りかけない、全て意味不明。なんでそう喋りまくるのか、、、。


上映時間 114分   製作年度 2005年   製作国 イタリア  

出演者  ロベルト・ベニーニ、ンコレッタ・ブラスキ

監督      ロベルト・ベニーニ

日比谷シャンテシネ2
       こじんまりした映画館。椅子の背もたれは低く頭を乗せられない。採点50点。

2006年12月06日 水曜日   氷の微笑2     


評価   

感想    遂にでました氷の微笑2
   
出るとは思わなかった作品。
    リンクしています 氷の微笑2 - goo 映画

      シャロン・ストーン演じる女性作家と数々の殺人事件が絡み合う、サスペンス。
      頭を使うサスペンス、犯人は誰だろうと考えながら見るのは楽しい。こいつだと思う矢先に
      違うかなと思わせる展開になり、作り方が上手いと思う。
      しかしもう一つはらはらドキドキしないのは、一作目を見ているからだと思う。
      ヌード場面もあり、この女欲情しっぱなし、現実にこんな女いるのかなぁ。
      48歳のストーンこんな俳優日本にはいないだろう。さすがです。


上映時間 114分   製作年度 2005年   製作国 アメリカ  

出演者  シャロン・ストーン、デヴィッド・モリッシー

監督     マイケル・ケントン=ジョーンズ

銀座シネパトス2
       小さい映画館、シートはわりといい、クッション、前との空間、大きさ。
      スクリーンはやはりしょうがないが小さい。小さいと何故かリラックスしずらい。
      圧迫感が何故かある。50点だろう。待合室等のサービス関係が手薄。
      どうせ同じ映画料金を払っている
      のであれば、大きくユッタリ観たいものだ。


2006年12月05日 火曜日   恋は足手まとい     


評価   

感想    フランス映画を理解するには修行がいる。
      初めから、なにがなにやらまったく
      判らない、いきなり泣いている女性がいて、好きな男が帰ってきたので
      あろうか、急に嬉しがって、そのまま一晩中ベッドにいるという進行、
      その間説明がない。 
      その後、その男とまさしく情緒のないHばかり。
      あとのことは少しも印象に残らなっかった。
       しかしこれコメディーなのだが笑えない、
      感性がフランス人と違いのだろう。



上映時間 80分   製作年度 2005年   製作国 フランス  

出演者  エマニュエル・ベアール 、シャルル・ベルリング

監督     ミシェル・ドヴィル

飯田橋ギンレイホール
       小さい劇場、2本立て専門映画館。とても見やすく、座席も良い、
      あとスクリーンは小さい。
      でもここは好きな映画館で70点をあげたい。ただ売店などサービスはゼロ。


2006年12月05日 火曜日   親密すぎるうちあけ話     


評価   

感想    フランス的な映画、ハリウッド映画との違い、まったりしている。
       画面からうける緊張感がない。そう はらはらどきどきがないのだ。
       まあそうゆう映画かもしれないが。
       荒筋としては、ほとんど男と女のどうにもならない行き違いを、
       会計士を精神科医と間違えた、夫と上手く行かない女の現実みのない
       会話が主。
       そしてあらぬ身の上話をとつとつと喋り出すというもの、
       性的なことをおもに喋る。
       一つだけ現実身のあるのが、普通の男の日常を上手く描写している、
       食事は自分で作るし、けっして女を自分から誘わないということだ。
       こうゆう男もフランスにもいるということか。

      
      
上映時間 104分   製作年度 2004年   製作国 フランス  

出演者  サンドリ−ヌ・ボネール、ファブリス・ルキーニ

監督     バトリス・ルコント

飯田橋ギンレイホール
       2本立て映画館

2006年12月1日 金曜日   ローズ・イン・タイドランド    


評価   

感想    見る前のイメージとまったく違った展開になり驚いた。
      可愛い女の子の一人旅で、いろいろな人に助けられ、
      良いたびをする、ロマンティックなものを想像していた。
      しかし話しはまったく違った方向に進んでしまう。
      かなりキツイ、麻薬で2人も死ぬし、死体愛好的な
      おかしい人も出てくるし、かなりはらはらさせられる。
      次の展開がまったく読めない。女の子と精神薄弱児でも
      男と女的関係になるとは信じられないが、
      結構本能的なもののようになっていた。
      これらは監督の世界感が主で、観る方はそれを理解
      しないと、ついていけない作品だ。
      でもとてもわかるものではない。   
      感情的シュールかも、実際分け分らんが、
      なるほどと思わせる処もある。
      幼い教育もない女の子が、社会的脅威に 
      晒されると人格を分裂させ人形の頭に脅威をたくし、
      自分を守る。これなど面白い考え方でよかった。
      


上映時間 117分   製作年度 2005年   製作国 イギリス、カナダ  

出演者  ジョデル・フェルダンド、ジェフ・ブリッジス

監督     テリー・ギリアム

飯田橋ギンレイホール
       2本立て映画館

2006年12月1日 金曜日   家の鍵 原題 le chiavi di casa    


評価   

感想    重い障害を持つ15歳の男の子と、15年間も会わずにいたその父親との
       出合いと葛藤の話し。
       とても愛しているが、障害が現れるとつい、イライラしてしまう、新米父親。
       障害者をもつ親がもう1組出てくるが、その話しも苦しい現実がある事が分る。
       いっそ死んで欲しいと思うと、そうすれば自分の人生を生きられるのにと、
       告白するところ。
       ここギンレイホールは関連の映画を何時も見せてくれる、そうするとなにかとても
       イメージが残る。今回は障害者の話しと思う、しかしこれ観るに耐えないと最初は
       思った、しかし人間誰しも何処か障害を持って生まれ、まったく完璧な人はいない
       のではないかと次第に感じてきた。俺もある面障害者であるのだ。


上映時間 111分   製作年度 2004年   製作国 イタリア、フランス、ドイツ  

出演者  キム・ロッシ・スチュアート、アンドレア・ロッシ

監督     ジャンニ・アメリオ

飯田橋ギンレイホール
       2本立て映画館