2006年  劇場映画  10本               

最近観た映画から紹介しています。今年も100本を目指している。

 多いほど素晴らしい。
 多いほど悪い。

2006年11月29日 水曜日   ソウIII    

  Photo of Saw III,  Angus Macfadyen, Debra McCabe   Photo of Saw III,  Shawnee Smith


評価   

感想    まあこれはこの手のものが好きな人には応えられないくらいいい映画?
      これは観るより、製作者になりたいぐらいのものと感じる。面白いだろうなぁ。
      制作費などかなり安いと思う、何10億円などかからない。
      きもカッコイイ映画といえる。映画的にどんどん殺していくが、その殺し方に斬新さがある。
      良く考えている、これを真似する御仁がいるかも、しかし金はかかるぞ。
      三作目であるので、観ていない人には所々分らないかも、続けてみるといいぞ。
      ここで勉強になるのは、生きていることがどれだけいいか、今与えられている現実で
      満足する事が絶対的に必要。

上映時間 108分   製作年度 2006年   製作国 アメリカ  

出演者  トビン・ベル 、ショウニー・スミス 、アンガス・マクファーデン

監督     ダーレン・リン・バウズマン

吉祥寺東亜興行チェーン
       B1F、260人の小さい映画館、アクセスは良く吉祥寺駅からすぐ。
      座席のクッションは固め、背は高くない。場所がらこれ以上悪いと客がこないだろう。
      劇場のドアは二重になっていない。音響の広がりは前面だけと思われる。
      全体には50点、合格ではない。もっとエンターテイメント的にして欲しい。

2006年11月28日 火曜日   プラダを着た悪魔    

Photo of The Devil Wears Prada,  Emily Blunt, Anne Hathaway, Meryl Streep        Photo of The Devil Wears Prada,  Anne Hathaway


評価   

感想    アン・ハサウェイが素晴らしい。まず現代にマッチした女優。美人でありユーモアのセンス
      もあるようだ。目が大きく顔の半分はある、さすがにこれ程の顔は日本人にはいない。
      さて映画であるが、会社という概念を理解する上で、手ほどきとなるようだ。
      あと勤める人のやるべきことは上司の思いの先を読んで仕事をなしとげるのが、
      与えられた義務のようなもの。そのことで映画を見ていて喝采をした。
      メリル・ストリーブが悪魔となって部下に信じられない命令をしているが
      これは普通の会社では当たり前であるぞ。

上映時間 110分   製作年度 2006年   製作国 アメリカ  

出演者  メリル・ストリープ 、アン・ハサウェイ 、エミリー・ブラント

監督     デヴィッド・フランケル

日比谷スカラ座
       やはり一流の映画館は銀座とか日比谷に集中している。スカラ座も良い映画館。
      まずはスクリーンが大きい、座席もユッタリ、前との空間も十分。なんとしても空間がひろい。
      日常から離れたいのでこれくらい大きくないと、気持ちがユッタリしないので、大きさは必要。
      評価90点。100点というのは売店の良さが必要、だが高いし、酒がおいてない点がマイナス。

2006年11月20日 月曜日   テキサス・チェーン・ソー    

評価   

感想   始まりから、オドロオドロシイ場面があり、これから先の怖いシーンを連想させる。
      なにしろ人間を切り裂く事に躊躇がない映画。それも血と切り裂く場面が長い。
      しかしこれなど外科医の人が見ればどうと言う事がないのであろう。
      素人はやはり血と切る場面が怖いし、思わず目を伏せてしまう。
      観る人が見ると真似したくなるのでその意味でもあまり公開するべきでないとは
      思う。か弱いと思われる女性は観るべきではない。男はまあ耐えられるか?

上映時間 92分   製作年度 2006年   製作国 アメリカ  

出演者  ジョーダナ・ブリュースター 、マシュー・ボーマー

監督     ジョナサン・リーベスマン

新宿ミラノ3  場末映画館と言いたい。もう古いのかも知れない、建て替えないと寂れる一方かも。
          まず劇場のドアーがきたない、全体の匂いが場末。スクリーンが小さい、音響最悪。
          迫力のない音、これでは怖い映画も半減してしまう。映画は音が重要な要素。
          怖い映画でも明るい音楽だと、一変に楽しい映画に変身してしまう。
          −100点ってとこ。
    

2006年11月17日 金曜日   父親たちの星条旗    

評価   

感想    戦闘場面というものあまり見たくはなかったが、この映画何故か
               新鮮な感じがした。
               戦闘場面の銃、機関銃、砲撃、戦闘機などの音が従来の物より何故か
              違う迫力がある のである。すざましいまでの音で自分に向かって撃たれていると感じ、
              当たったらと どうなるかと思わず考えてしまうほど。
              硫黄島での戦闘を真実に合わせて製作しているようで、派手なヒーローを作って
              いない分、 淡々と見る事ができ、はらはらドキドキがない、これって私的には好きだ。
              監督がいいのであろうが、そのところがどうなのかはハッキリいって分らない。

              平和ボケしている日本人に良い刺激となって、命の大切さを分らしめるのに役だってくれれば
              良いとは思うが、そうゆう人は観ないであろう。

上映時間 
132分   製作年度 2006年   製作国 アメリカ  

出演者  クリント・イーストウッド

監督     ライアン・フィリップ 、ジェシー・ブラッドフォード ー

渋谷ピカデリー  6階にあって中規模の劇場と思う。座席はユッタリとして座り心地はいいし、足も伸ばせる。
            前の席が気にならないのと、画面も上の方にあり映画に集中できる。70点というところ。
            

2006年11月8日 水曜日   16ブロック    

評価   

感想   俳優ってのは変わり身が上手である、あの精悍なBウィリスが
      しょぼくれた刑事役をこなしている。腹が出て、不精ひげ、そして
      身のこなしに切れが無い事、後酒浸りの演技などイメージが
      まったく違っていた。背景もよかった、ニューヨークのチャイナタウンでの
      狭い地域での撮影に面白みを見た。これでなくて現実味がない。
      ある意味楽しい、さすがアメリカ、撮影に協力してくれる人々がいるのであろう。


上映時間 101分   製作年度 2006年   製作国 アメリカ  

出演者  ブルース・ウィリス、モス・デフ、デビッド・モース

監督     リチャード・ドナー

丸の内TOEI2  ここもたいへんいい雰囲気の映画館さすが銀座である。座席大きいし、座り心地いい、
            スクリーンも大きい。80点。リラックスできる。いつも感じるが売店、値段が高過ぎる。
            それと売っているものも何処も同じ変り映えしない。工夫が欲しい。酒類がない。
    

2006年10月30日 火曜日   イルマーレ    

評価   

感想   大人のラブストーリー、なんとも羨ましい限り。バーで飲む場面に流れる音楽に感心した、
      そこはアメリカを感じる。それとエンドロールの歌の歌詞がよかった。
      この映画未来と過去の行き来がテーマで、やり直せることが出来る設定。
      これこそ映画、現実では絶対無い。人間過去を直し未来を良くしたいと憧れる為
      このような映画をつくるのであろう。
      それとなぜかこの映画主演の2人の為にわざわざ造ったように思える。
  
       恋愛はいいが結ばれてからが長い人生があると思うと、少し現実的に考えてしまう。

上映時間 98分   製作年度 2006年   製作国 アメリカ  

出演者  キアヌ・リーヴス 、サンドラ・ブロック

監督     アレハンドロ・アグレスティ

丸の内プラゼール  いやぁ〜ここはいい。座席大きいし、座り心地いい、スクリーンも大きい。
              80点。リラックスできる。又マッサージの椅子が置いてあるぞ、当然無料。
    

Photo of Birth,  Nicole Kidman記憶の棘

2006年10月24日 水曜日   記憶の棘  原題 Birth  

 評価   

感想      ニコール・キッドマンの表情が素晴らしい、長い時間アップ、監督も
       かなり参っているのかといぶかるほどアップが長い。DVDを買って
       じっくり観たい程だ。彼女を見てしまうとほかの女優が絶えられなく
       なる。さて内容だが、これまた好きな題材で、ある子供が死んだ夫
       の生まれ変りで、彼女に迫るというミステリー。
       最近人間には前世があると言う事がメディアで流されている。
       この映画もこの題材をとりあげている。


上映時間 100分   製作年度 2004年   製作国 アメリカ  

出演者  ニコール・キッドマン 、キャメロン・ブライト

監督     ジョナサン・グレイザー

日比谷シャンテ シネ  ここの映画館同じビルの中に3館あって今回は地下1階。
               画面も小さい。座席最悪、背もたれが小さい、頭が後ろにのけぞってしまう。
               落ち着けないし、観にくいし、疲れる。50点。

2006年10月24日 水曜日   トリスタンとイゾルデ    

評価   

感想   これもユーザーレビューの評価がいい、すると観に行く気になる。時代物。
     アイルランドとイギリスの戦争のお話し。
     あたりだ、スリルあり、ユーモアあり、戦闘場面も迫力あり、男女のからみもよく
             描かれている。愛は死を超え結ばれるなどと、詩的な表現がありなるほどと思わせる。
     それと映像が暗いグリーンで統一されていて時代感覚を見事に表している。美しい。
     若い時に観ていたら、感情移入出来、勇気を与えられたであろう。今はもう遅い。
     ここに出てくる王に感激させられるなぁ。そのような寛大な気持を持ちたいものだ

上映時間 125分   製作年度 2006年   製作国 アメリカ  

出演者  ジェームズ・フランコ 、ソフィア・マイルズ

監督     ケヴィン・レイノルズ

日比谷みゆき座  全体に小さい、当然スクリーンも小さい。しかし座席は背もたれ長く大きい、座りごごちもいい。
           まあ合格点60点でしょう。スケールの大きい映画には対応していないぞ。

2006年10月19日 木曜日   もしも昨日が選べたら    

評価   

感想   自分の人生を早送りできる不思議なリモコンを手に入れた男が、時間の大切さや家族
     の愛について考えるファンタスティック・ドラマ。実はユーザーレビューで評価が良いので
     観に行った。
            しかしあまり期待してはいけない、やはり人によるからである。度々裏切られている。
     さてこの手のSFチックな映画であるが、ハリウッドは好きなのかどうか結構多い。
     やはり人間弱いため将来どうなるか知りたい、その為このような形ででてくるのであろう。
     でもあればいいリモコン。

上映時間 107分   製作年度 2006年   製作国 アメリカ  

出演者 アダム・サンドラー 、ケイト・ベッキンセイル

監督     フランク・コラチ

日比谷シャンテ シネ  ここの映画館同じビルの中に3館あってどれも大きくない。
               画面も小さい。観易いとは言えない、あまり落ち着けない。

2006年10月13日 金曜日   カポーティ    

評価   

感想   賞を何本も取っているので期待したが、それほどのことはなかった。感動という点では
     感動なし、涙も流さない。これはなんなのであろう、感受性という点で欠けているのか?
     
     「ティファニーで朝食を」の作家トルーマン・カポーティがノンフィクション犯罪小説「冷血」を
     書き上げるまでを描いた物語。
     
     その中で心の深くに人間性の一面が引っかかる。所詮人間何かにすがっていかないと
     心の持っていきようがなく、生きていかれない。何かをしないと人間、生きる屍となる。
             そうなるのであれば悪い事もやらないと、生きようがないのである。
             というようなことが感じられた。

     人間その場の環境で発する言葉は、何故か統一していない、端から見ると
             そうじゃないだろうと思う事も平気でしゃべるのだ。それはこの作家が首尾一環せず、
             その場しのぎで 混乱した言葉で喋る事で分る。これは映画だから分るので、
             その場にいた人は 分らないだあろう。ここで分るのは、人の話しはあまり信用
             できないという事だ。
            

上映時間 114分   製作年度 2005年   製作国 アメリカ  

出演者 フィリップ・シーモア・ホフマン、キャサリン・キーナー、クリフトン・コリンズ

監督     ベネット・ミラー

日比谷シャンテ シネ  ビルの2階にある。座席は背も高く、座りごごちもいい、座席の前の空間
               も空いていて足も伸ばせる。
               全体の印象は小ぶり、座席数少ない、その為すぐ満員となる。前の席は見にくい。