最近観た映画から紹介しています。今年も100本を目指している。
多いほど素晴らしい。
多いほど悪い。
2006年9月1日 狩人と犬、最後の旅 101分 2004年 フランス/カナダ/ドイツ/スイス
出演者 ノーマン・ウィンター 、アレックス・ヴァン・ビビエ
監督 ニコラス・ヴァニエ
評価
感想 ロッキーの寒い山の中でたった2人での生活、人に合うとか、街に行くのに、二日とか往復で
7日かかかるようなところで生活するって、これ人間の原点ではないか。
でも今の人は到底耐えられないであろう。
なんとも美しい映画だ、自然はいいが、共に生活するとなると、命がけである、人間も
自然界の一員と思えばどうこういう問題でなない、とは映画の中で言うが。
こんな綺麗な映像撮るのはやはり日本人ではない、せいぜいNHKで見るのがおち。
NHKも大画面で、それも映画館で上映してもらいたい、いいものいっぱい持っているから。
犬も良かった。
2006年8月21日 マッチポイント 124分 2005年 イギリス/アメリカ
出演者 ジョナサン・リス・マイヤーズ 、スカーレット・ヨハンソン
監督 ウディ・アレン
評価
感想 映画を堪能した。大昔の”太陽がいっぱい”を思い出した。
しかし監督が素晴らしいし、脚本も良過ぎ、唸らせる。
久しぶりはらはらしてしまった映画
個人的な予想の筋書きが全て外れ、プロの考えるものはすばらしい、意外性というか、
やはり独創性があり、どうなるのか、つぎの展開がまるで読めないので、
ドキドキするなぁ。心理的に入りこんでしまうと、居たたまれなくなる。
愛と愛欲とは違うというセリフ、しかしこれが個人を崩壊させる人間の自爆だ。
停めようがない心の動き、良くでていて納得。
なまじな監督では出来ない、脚本構成素晴らしいし人間心理をうまく表現し、その通り
と。
女は男と違いすぎ、まったく出来が、頭の構成が違って、
男としては分ってはいるが
停めようもない出来事が多すぎる。少しは分っているが、深みに入りこむと分け分らなくなる。
2006年8月12日 スーパーマン リターズ 154分 2006年 アメリカ サロンパスルーブル丸の内
出演者 ブランドン・ラウス 、ケヴィン・スペイシー
監督 ブライアン・シンガー
評価
感想 先行ロードショウで観てきた。期待にたがわず最高の出来、大画面で見てよかった。
アメリカンヒーロースーパーマン!!!!、
女記者ロイスも期待にこたえて美人、今までの役の中でも美人だ!!
このスーパーマンの役者、よく前の役者ととても似ている、よく選んだと思う。
前のものより、飛ぶところなど素晴らしくアレンジできていて、よく考えられている。
鳥肌が立つくらい、映像的にもいい、それと音が衝撃的。何しろスパーマンが
恐ろしく速い事が分る。宇宙大好き人間にはたまりません。ほんとこんなに飛べたら
良いだろうと、夢が果てしなく広がります。
文句なくハート五つです。
ネタばれです、スーパーマンに子供がいるんです、それが凄い次回作には
出てくるでしょう。これって衝撃的、子供ができるなんて。
昔テレビで30分番組でそれも白黒で観ていた時代から、こんな映画になるなんて、
アメリカの映画業界って最高ですね!!
2006年8月08日 ディセント 99分 2005年 イギリス
出演者 シャウナ・マクドナルド 、ナタリー・メンドーサ
監督 ニール・マーシャル
評価
感想 ホラー映画、なんと女6人だけ。嬉しいことにはクライミング用具のフレンズが出てきたし、
ザイルも。
誰も入ったことがない洞窟に冒険としょうして入った女6人、、、ここからがホラー。
アメリカ映画との違いは微妙に違う。脅かすのはやはり音響でビックリする、心臓の悪い人は
観ない方がいい。
2006年8月08日 ダスト・トゥ・グローリー シアターN渋谷
出演者
監督 デイナ・ブラウン
評価
感想 最高!!!
バハ1000オフロードの記録映画。約1600キロを
最速16時間でぶっ飛ばすもの。
バイク好きにはたまらない。
日本ではこれほどのダートはなく、これは地球規模のコースがないと出来ない。
パリダカとは違って数日で決着がつく、面白く、激しい。
バイク、トラック、バギーその他のくるまで競う、これほど面白いレースはない。
日本で中継しないのはどうしてかなぁ。
オフロード好きにはたまらない映画だ。
2006年8月03日 ハイジ 104分 2005年 イギリス 恵比寿ガーデン
出演者 ポール・マーカス
監督 エマ・ボルジャー 、マックス・フォン・シドー
評価
感想 清々しい映画、こんなストレートな映画久しぶり。
スイスの山の中に住む、
こんな素晴らしいこと、夢のような話し。
そしてこどもの純真な心が、ズーンと染み込んでくる。頑固な祖父との会話がもうたまらない、
こんな子供が育つ社会環境ってどういうものなのか、日本の社会調べた方が良いのでは。
どんな環境でも少しも卑屈にならず、感謝する心を持ちつづける。
これは大人に観てもらいたい。よこしまな心に汚染された大人に。
ハイジを演じた子供に脱帽。
2006年7月24日 M:i:III 126分 2006年 アメリカ 有楽町 日劇1
出演者 トム・クルーズ 、フィリップ・シーモア・ホフマン
監督 J・J・エイブラムス
評価
感想 新鮮だったのが、上海でのロケだ。
中国って面白い。これだけでも価値がある。
下手なカンフーまがいの格闘がない分面白く、アメリカ的で、昔にもどった感じ。
娯楽に徹して、日頃のクソいまいましいことを吹っ飛ばせる、
これぞハリウッド映画である。
悪役は憎たらしいほどいい、これはバッチリで、やっつけられたときの
快感はないぜ!!
2006年7月24日 ヒストリー・オブ・バイオレンス 96分 2005年 アメリカ 飯田橋ギンレイホール
出演者 ヴィゴ・モーテンセン 、マリア・ベロ
監督 デヴィッド・クローネンバーグ
評価
感想 文句なく五つハート。
展開の早さが素晴らしい。
家族の絆はこれだといわんばかり。
オヤジは強い方がいいぞ。武道は達人級になるべし。
突然襲ってくる強盗をなんの恐れもなしにやっつける場面、強いアメリカを彷彿させる。
夫婦ってこうあるべきとかも。アメリカ的夫婦関係の良さが出ている。
最後の場面は実際の家族ってこうあるべだと思う。
ああだ、こうだつべこべ言わない。
2006年7月24日 アメリカ、家族のいる風景 124分 2005年 アメリカ 飯田橋ギンレイホール
出演者 サム・シェパード、ジェシカ・ラング
監督 ヴィム・ヴェンダース
評価
感想 これがアメリカって感じの映像であり、それだけで楽しめた。
田舎町の酒場、街全体の寂しい感じがいい。
砂漠の中の道もあり、カジノもあり、そして売春婦など、情緒などこれっぽっちもない風景。
その中で年取った男が、寂しさからくる心の空洞を埋めようとして、今までの人生を少しだけ
顧みて、藁をもすがる気持ちで、自分のしてきた過ちを正そうとして、もがく。
特に男って寂しいもの、女は何処かに落ち着く場所を持つもので、えらい。
寂しい男は何処でもいるもので、アメリカでも日本でも。
でも日本だと鬱になるに決まっている。
アメリカって家族がバラバラになってしまうと、国土が広いからもう何十年と合わないことも
あるようだ、映画でわかた。
2006年7月14日 サイレントヒル 126分 2006年 アメリカ 丸の内ビカデリー1
出演者 ラダ・ミッチェル、ジョーン・ビーン
監督 クリストフ・ガンズ
評価
感想 観に行くきっかけは、やはり人の評価だ。でもこれ当てにならない、好みが違うし年齢も、
性別も違うので鵜呑みにするとがっかりする場合もある。この映画それに当たる。
ホラー映画として見たが、それはないだろうという場面がある、もうそれだけで白けて
しまう。2、3ヶ所俺の趣味に合わない、キリスト教的発想がある。どうしても評価は低くなる。
監督の趣味が嵩じて無理じゃないのと思わせる、お化けは入らない。
映像としてみるとかなり凝っていて、雰囲気は最高。
それと最後が意味深で考えさせる。でも女って強すぎ、武器も持たず勇敢過ぎ。