幸島正男の魅惑の乱読コーナー

新書次なる100冊へ(買ったが読んでない物もあり。)                
本屋へ行ってその時の気分次第で気持ちの琴線に触れた物を買っていくので、まったくの乱読。

題名 著者 出版社 価格 感想
101 運動神経の科学 小林寛道 講談社現代新書 ¥700  目からウロコだ!運動神経は実は身体の使い方、もって生まれた物ではないのだ。
102 座右の諭吉 斉藤孝 光文社新書 ¥700   斉藤孝のものは勉強になる。福沢諭吉、なんと素晴らしい生き方をしている人だ。
才能より決断と、指摘している。
103 美しい日本の言葉 倉島長正 青春出版社 ¥730  江戸言葉が随所にあり。参考になる。”ひねもす”など終日と言うことでなるほどと思う。
落語は江戸言葉の宝庫。
104 嫉妬の世界史 山内昌之 新潮新書 ¥680  気になっていたことをずばり書いてある。この世は嫉妬だらけ。自分も普通の人間でありこれによって一週遅れの人生となってしまった。
105 仏像でわかる仏教入門 ひろさちや 講談社α新書 ¥840 今仏像が美術品となっているが、誤りでもっとげすなもの。
106 伊勢神宮東アジアのアマテラス 千田稔 中央公論新社刊 ¥740  バイクで日本の神社を回るとき参考にしようと買ったもの。
日本は神の国であることを知った日本に神と仏が同時に崇めたてられたのはそれなりの理由があった。よく分った。
107 ラッキーをつかみ取る技術 小杉俊哉 光文社新書 ¥720 どうも自分にはラッキーが来ないようだ。
108 ナンバの身体論 共著 同上 ¥700  身につけるのは大変。一生できないかも。難しい。ナンバとは手と足が同時に出る歩き方。ユックリ歩く場合は出きる。しかし走った場合、出来ないことが分る。(自分自身)
山歩きには良いかも、私は実践している。(あまり効果はなしいまのところ。)
109 疑う力の習慣術 和田秀樹 PHP新書 ¥700  タバコは身体に悪いと言われているが、それは人によってであり、一概に全部の人ではない。失敗の中に成功のヒントがある。たとえばポストイット、リアップ、バイアグラ。
特にバイアグラは虚血性疾患といわれる心臓病に効く薬を作ろうとしていたら、心臓にはあまり効かないのに副作用として男性器が勃起する薬ができてしまった。ということが書かれていて、楽しい本だ。
110 ホームページにオフィスを作る 野口悠紀雄 光文社新書 ¥700 インターネットに公開されている情報は実はゴミ情報としか言えないものも多い、とのこと。この人のHPは素晴らしい。アカデミックな情報としてとても参考となる。HPを作る方々の教科書的なものでしょう。
111 定年後をパソコンと暮らす 加藤仁 文春新書 ¥720  50万件にも及ぶアクセスがあるHPを紹介している。どれも定年後に作った人達のHP。しかし読んでいて暗くなる部分もあり、もっと明るくなるものもあっても良いかも。しかしこの俺にピッタリの本。参考になる。
112 退屈の小さな哲学 ラース・スヴェンセン 集英社新書 ¥700 人間が生きていくってどういうことかを、目からウロコ状態にしてくれた。ようするに働くってことは退屈がそこにあるからだそうだ。人間の行動全て退屈からの逃避でしかない。人間全て退屈している。生きているってことはそういうことなのだ。
113 人間嫌いの言い分 長山靖生 光文社新書 ¥700  この本こそおれのバイブルかもしれない。この通りの生き方人間嫌いなのだ俺は。
赤信号皆でわたれば怖くない人々とは違っている俺。作者面白い事いっている。男女平等等の今日、結婚というふたりの私的関係を国家に承認してもらう必要があるのか分らない。
対等な人間同士の情愛による関係なのだから、2人で決めればいいのではないかと思う。
その証拠に友人同志には友人届けなどない。夫婦もそれで良いのでないかと言っている。実に面白い論理が展開する。
114 旅々オートバイ 素樹文生 新潮社文庫 ¥590  チョット寂しいバイクの旅。切ないなぁ。やはりバイクの旅は若い時でないと、いい年とってからする奴は少し首を傾げたくなるようなものか?でもまた違った旅をしないといけないと思う。
115 風と旅とオートバイ 斉藤純 廣済堂文庫 ¥600 バイク短編小説。ジャズも出てくるがが本格的ではない。演奏家ではなく単なる趣味的なもの。でもこの人の語り口は心にす〜と入ってくるほどうまい。
バイク乗りの私自身に関しても崩れそうになる心の支えになってくれている。ある面バイク乗りの方向性を指し示している。
116 働くということ ロナルド・ドーア 中央公論新社刊新書 ¥700
117 売文生活 日垣隆 ちくま新書 ¥780
118 「極み」のひとり旅 柏井壽 光文社新書 ¥780  読みやすい。大人のひとり旅をいかに楽しく過ごせるかを懇切丁寧に切りこんでいて、一人旅の参考になる。
抜粋「恐ろしく狭い、安いビジネスホテルに泊まって、安居酒屋で侘びた杯を傾けることも又、ひとり旅の醍醐味である。」
旅にはいろいろあるが、旅の極みは”ひとり旅”なのである事がしっかり分る。
119 日本のニート・世界のフリーター 白川一郎 中公新書ラクレ ¥780 まだ
120 日記をつける 荒川洋治 岩波アクティブ新書 ¥700  ブログを書くのに参考になった。抜粋であるが、「日記をつけることは、自分のそばに、自分とは少しだけちがう自分がいることを感じる事なのだ。」なるほどと思った次第。
日記をつけたくなる本だと思う。
121 コミュニケーションのための英会話作法 大津栄一郎 岩波書店 ¥700  いいこと書かれている。勉強にはなるが、しかし読んだだけで上手く話すことなど出来るわけがない。
実践には役立たない。
122 志賀直哉はなぜ名文か 山口翼 祥伝社 ¥740  個人的に文章を書く場合、表現方法がわからに場合が多く困るのである。その為すぐ行き詰まる、それを少しでも解消しようとして、読んでみた。しかし今ひとつ実行できない。やはり才能の問題かもしれない。真似から入るのもいいかと思っているので、同じ表現を使ってみたい。
123 大人のための文章教室 清水義範 講談社現代新書 ¥720 文章を書くときの参考として買ってみた。
124 祖国とは国語 藤原正彦 新潮文庫 ¥400  引用「私は何時死んでもいいのである。それは覚悟なんてものではない。いっそ自然なのである。
その日まで私のすることといえば、死ぬまでのひまつぶしである。」「私はこれまで喜んで生きてきたわけではない。
生きているかぎり元気なふりをする義理があるのである。」
125 女はなぜ突然怒り出すのか? 姫野友美 角川oneテーマ21 ¥724  女は期間限定の生きものなのである、これを心得ないといけない。アンビバレントないきもの、見せたい、
隠したいという意識が同居して、ミニスカートをはいていて、隠すのが良い例。