季刊・東ティモール No. 25 June 2007

お知らせ

広島での「正義と平和」全国集会で、
東ティモール分科会を持ちます!

マルの会&下関・東チモールの会 大城研司

 昨年、京都で開かれた同集会では、古沢希代子さんと松野明久さんを発題者にお招きして、日本軍占領期性暴力被害の調査・公聴会の報告をしていただきました。今年は、春のアンジェリーナさんのスピーキングツアーを受け、昨秋から今春まで東ティモールの正義と平和委員会に派遣され、アンジェリーナさんと一緒にアボたちの元を訪問した徳恵利子さんをお招きして、アボたちに向き合う時間を共に過ごせたらと願っております。
 プログラムでは、最終日の午前中とお出まし難い時間ですが、多くの方の参加をお待ちしています。他のプログラム(初日のオプションの現地学習会での「岩国から軍事強化の現実を検証する」とか中日の松元ヒロさんのライブなどはオススメですし、中日のネットワーク・ミーティング等で全国の正平協のメンバーと交流を持つことも意義深いが、他は私が言うと問題ありますが、結構宗教色が強い行事が多いです)などの資料必要な方、FAX・郵送用の用紙など必要な方はご連絡ください。

fjmtc727@yahoo.co.jpまたはFAX0832-54-8486(大城)まで

2007年第33回カトリック「正義と平和」全国集会・広島大会
平和の使徒となろう〜殉教者を想い、自分の信仰を生きる〜
2007年9月22日(土)、23日(日)、24日(月祝)
会場:広島 世界平和記念聖堂・エリザベト音楽大学

分科会13(大会3日目:9月24日(月) 9:00〜11:45)
今、日本がもう一度向き合う人々(こと)
〜 東ティモールの慰安婦だったアボたちを訪ねて 〜
発題者:徳恵利子(元東ティモールデスク現地スタッフ)

(案内文)

 一昨年より日本と東ティモールのNGOの協働で本格的に行われた日本軍占領期東ティモール性奴隷制被害の調査を受け、昨年度は被害にあったアボ(おばあちゃん)たちを訪問するプロジェクトが始められました。
 私たちは、そのプロジェクトを担う若い東ティモール人女性を今春日本に招き、若い世代に引き継がれた思いを聞きました。
 会場では、彼女と共にアボたちのもとを訪れた徳さんの話を聞きたいと思います。
 1人のアボはこの訪問を「皆さんが私を思い、私が皆さんのことを思う。互いに思いあうことはよい」と病床から語りかけてくれました。一方で、日本政府は、謝罪・補償はおろか、調査すらしようとしません。同じアボは「私にはもう時間がありません。日本政府が私に手を差し伸べる時間はもう残りわずかです」と言いました。
 私たちはもう一度アボたちの心に向き合い、寄り添う時間を皆様と共に過ごしたいと願っています。

事前に参加申し込みが必要です。7月31日(火)必着で、FAX、メール、郵送のいずれかの方法で各自でお願いします。氏名、フリガナ、性別、年齢、住所、TEL&FAX、メールアドレス、参加分科会希望(13:東ティモールと書いてください!)が必須です。

FAX 082-221-6019
郵送 〒730-0016 広島市中区幟町4-42
   広島司教区事務局内カトリック「正義と平和」全国集会広島大会事務局
メール jph@hiroshima.catholic.jp。

参加受付は8:00から世界平和記念聖堂(広島市中区幟町4-42)だと思います。直接会場に来られても問題ないと思いますが、まだ会場は決まっていません。

http://hiroshima.catholic.jp/~pcaph/team/peace/seigitoheiwa/seigitoheiwa.html

に大会の特設ページがありますが、5/26現在、まだあまり情報が掲載されていません。


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