今日の話題:○△問題(緊急レポ−ト)

山口県の秋吉台は日本一広大なカルスト台地(石灰岩台地)。そこから100Km足らずの北九州市の平尾台もカルスト台地。しかし、石灰岩の形は、秋吉は△、平尾台は○。

「なぜなんっ!」 と細かい事こだわり派のTさんより連絡がありました。
ので、今夜はもう任務の皿洗いも終わって時間があるので (-.-;)y-~~~ 考えてみました。

予備知識:
@秋吉台も平尾台も、2.5億年前より古い時代(古生代)には南の海の珊瑚礁。それが長〜い間かかって石灰岩となり、日本列島の辺りまで運ばれ、持ち上がって陸になり・・・あれやこれやあって今の秋吉台、平尾台となりました。石灰岩は鉱物学的には方解石。それが蜜に寄り集まってできたのが石灰岩なんだそうです。

A中生代白亜紀の頃から火山活動が盛んになりました。

核心の部:
できあがった石灰岩が火山活動によって熱の(+圧力もですが。これは無視)影響を受けます。熱くなった石灰岩がゆ〜っくり冷えると結晶化。石灰岩は大理石か方解石の結晶になります。

参考:@早く冷えると石英に、ゆっくり冷えると水晶に。A氷砂糖の作られかたも似たようなものです。

 

news682.jpg (34476 バイト) news683.jpg (25315 バイト)
news681.jpg (28648 バイト) 平尾台の石灰岩は角がなくて丸い。思わず撫でたくなる「立派なお尻〜」型、○石だらけです。

石の表面を見ると!数ミリ以上有る粒々=方解石(の結晶)からできた石灰岩だ!と分かります。





秋吉台の石灰岩は

news687.jpg (29153 バイト) news685.jpg (32866 バイト)

 

表面に目立つ結晶なんかない、ただの石です(ただし、場所によっては−または、石の一部には−大きな方解石があったり、大理石になった石灰岩もあります)。

なるほど、平尾台の石灰岩は火山の熱の影響を受け、石灰岩が変成した石。秋吉の石灰岩は熱の作用がなくて、無垢の石灰岩のまま。なんだそうです。だから、秋吉の石には、古生代の生物(海ユリ、サンゴ、星砂の素)の化石がいっぱい。熱の影響を受けた平台の石には化石無し。秋吉台の魅力の一つ。

いよいよ、○△問題です。なぜ、平尾台の石灰岩は○か?
@方解石がポロポロと落ちるから( (-.-;)y-~~~ 説になってません)
A思わず撫でてしまうのでさらに○くなる 
B砂糖と間違えて夜中にかじる奴がいる
C実は、方解石の固まりだと、なぜあんな形になるか よく説明できてない、分からないそうです。

誰も分かってないんなら、「方解石の固まりだから丸くなる」で分かったも同然ということに。
とにかく、平尾台の石灰岩は座って弁当が食べられるから便利。秋吉台は痛くてす座れないけど、隠れるのには便利。どちらにもよいとこがあります   −おわり−

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