949 樹齢教の旅(24)徳佐八幡宮のエドヒガンザクラ


山口県徳佐町の徳佐八幡宮の参道はエドヒガンザクラの艶やかな桜のトンネルです。

9496.jpg (40388 バイト) 太い枝が隠れるほどの花数で、狂おしいほどの華やかさで、咲き誇るソメイヨシノに比べると、
細い枝に、やや小振りの花をほどほどにつけ、古びるほどに高くなるけれど、枝数の少なく、やや寂しげな樹型で、しかし、濃い桜色の花を咲かせるエドヒガンザクラには王朝絵巻の艶やかさがあります。

大変長命の桜で、また、先頃紹介した高知県吾川村の「ヒョウタンザクラ」、福島県三春の『滝ざくら』、岐阜県根尾谷の『薄墨さくら』など日本の名だたる桜の多くが、このエドヒガンザクラであるようです。

 

 

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徳佐八幡宮の桜の並木は、今から約200年前の江戸時代、文化・文政の頃に、地元の有志によって造られ、それ以来守られてきました。中には樹齢300年を越える木もありますが、なによりもエドヒガンザクラがこれだけ集まって、桜の参道となっているのが大変珍しく、見事です。

4.5年前から、テング巣病に罹かって、どうなることかと心配でしたが、だいぶん回復して、元気を盛り返していました。


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年によって花付きがよかったり悪かったり、見頃に早すぎたり遅すぎたり・・・・桜見は大変です。久しぶりに「その日」に行きあわせた幸運に感謝しながら、桜色の日を浴びて、徳佐八幡宮の参道を歩いてみました。


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