916 インドネシア、ラ−マヤナの旅(31)Borobudur−ボロブドゥ−ル(3)

 

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写実的なレリ−フの回廊を上がってくると、瞑想する仏像が増えてきます。抽象的な世界ー生も無く死も無く、物質もなく、意識もない、悠久の世界−へなのでしょうか。
そして、壁がない、ストゥ−パが並ぶ、広々とした最上の階に到着します。


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ストゥ−パは仏陀に縁のある品を納める塔。背丈の何倍もあるストゥ−パが73基も並んでいます。中には仏像が納められていて、さわると幸せになれるそうで、みんな小さな窓から、手をいれて、仏像をなでていました。


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『日本には色が無い!』 日本に来たことがあるインドネシアの人に言われました。
そんな事はないだろう。緑も多いし、桜も咲く。四季折々の自然の色彩。街も服装も色とりどりなのに・・・。

その言葉が気になって、日本に帰って、眺めてみました。確かに色が無い!
ボロブドゥ−ルと同じ頃に建てられた奈良の東大寺。東大寺ではどちらか言うと、生よりも、死や来世を感じます。しかし、ボロブドゥ−ルでは生。不思議です。

きっとそれは太陽せいなんでしょう。生と死の世界でありながら、ボロブドゥ−ルは生のエネルギ−があります。生命の根元は太陽の光。より強い光が降り注ぐ、赤道の国には色がある。生命のエネルギ−が、より感じられるという事なのでしょう。か。

 

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ボロブドゥ−ルにぼんやり座って風景を眺めていると なぜか、「安らぎ」を感じます。そして、大したことない人生だけど、ま、ぼちぼちやってみるか。と、ささやかな元気も湧いてきます。『一寸の虫にも五分のファイト!』です。ボロブドゥ−ルは不思議な場所です。

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蛇 足

口からでまかせの森羅万象。騙されてボロブドゥ−ルに行ってはいけません。太陽は照りつけるし、足下からは石の熱気。汗、汗、汗。のんびりしていると干物になります。日が照ってないと、蒸し蒸し、すぐに雨が降ってきて濡れます。でも、もう一度くらいは行ってもいいボロブドゥ−ル。お出かけの方はぜひ誘って下さい。お供します。