727 ルソン島の旅(23)ソルソゴン(Sorsogon)


 1 プロロ−グ

方向音痴には自信があります。ので、探検家と登山家を諦め、そこらの探検にあけくれています。しかし、どういうわけか国内外を問わず、旅先で道をよく尋ねられます。(間違った方向に向かってですが)自信をもって歩いているせいでしょうか。それとも、人畜無害の風体のせいでしょうか。謎です。

マニラ空港でも、レガシピ行きの飛行機(結局は台風で飛びませんでしたが)で一緒だった中国人の邱(ヤオ)さんに質問されたので、『5番ゲ−トはあの階段』と教えてあげました。ら、自分の家はレガシピからすぐだからぜひ寄ってと名刺をもらいました。


southlozon.gif (9422 バイト) というわけで、レガシピから1時間半のソルソゴン州のソルソゴンに行ってみました。

州都ソルソゴンですが、ビルは3.4階建てで、人口は5万人くらいの田舎の、市と町の間くらいの街でした。もうこれから南には小さな町しかありません。


2 KIMS FOOD PALACE

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市場や店が並ぶ商店街をあちこち探しながら、邱さんのレストランにつきました。レストランというより50人くらいは座れて、従業員も7.8人くらいの、繁盛している様子の食堂でした。
『お〜!』『ほんとに来たよ!』、抱き合って再開を喜びました(男と抱き合ったのは初めてですっ!)
道を聞いたくらいで感激するのはおかしいのですが、
まさかこんな所までいきずりの外国人が尋ねて来るとは!
まさかルソン島のこんな片田舎まで来てしまうとは!
の感激です。

『お昼食べた?』『未だ!』。焼き飯と鶏と野菜炒めをご馳走になりました。とても、美味しかったです。
『あれからどうした?』『その日の夜行バスで』『こちらは4時の飛行機に乗り換えて』『よく切符が取れたね〜』

マニラ国際空港で会った時、邱さんは両親が住んでいる香港から帰ってきたところでした。邱さんは香港国籍の中国人です。フィリピンにやってきて、繁盛するお店が持てたのです。奥さんはフィリピン人、二人の息子さんはフィリピンと香港の国籍を持っています。今まで旅した町には必ず中国人が経営する中華レストランがありました。中国人はすごい。しかし、中国人は決して国際的ではありません。国際的でなく、中国人にとっては、地球全部が職場なんでしょう。隣町がたまたま外国であったにすぎません。
写真の左端が邱さん、そして、長男。右端はマニラから遊びに来た(日本の筑波大学に留学していたそうです)邱さんの友人です。マニラの会社が倒産で、次の会社を興すまで、邱さんの家に居候する様子でした。海外に出て、助け合って、狭い地球を住処とする中国人はタフです。

『ごちそうさま じゃ−』『また来てね』
きっともう会うことはないでしょうが−−−−こんな出会いと別れは、貧乏旅の私にとっては、旅の楽しみです。


3 RIZAL BEACH

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ソルソゴンから30分、きれいな砂浜が8Km続くリゾ−ト地という Rizal Beach に着きました。台風の後だし、今日は泳ぐ人影はなく、確かに10年前は流行したリゾ−トだったかなという海でした。非常にきれいな砂浜で、コメツキガニやうち寄せる波を眺めて−−−。こんな端まできてしまったか-----。


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浜の入り口には貝殻を細工を売る、お土産屋さんがいくつも並んでいました。小学生くらいの女の子が駆け寄ってきて。小さな貝殻をいっぱい集めて作った貝殻のランタンのような飾りを2個と珍しい貝を6個買ってあげました。
(貝殻のランタンは家では不評で、階段からぶら下がっていますが、大きすぎて邪魔者になっています)。

さ〜て、フィリピンに来て2週間、そろそろマニラに戻って、日本に帰らなくては。

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