705 スズサイコの花

 

7054.jpg (26665 バイト) 高さ5.60cmほどで、固くて細い針金のような茎に、葉も少し。
写真で見ると目立ちますが、実際には、目の前にあっても、花が咲いてないと気がつきません。

最初の頃は、見えなかったのですが、最近は、簡単に探し出せるようになりました。
ありそうだ!と分かっているから発見できる草原の植物です。

鈴のような蕾で、全体が柴胡(サイコ 漢方薬)に似ているので、鈴柴胡(スズサイコ)と呼ばれています。

 



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スズサイコは夜の花。鈴型の蕾は、日差しが弱くなる夕方近くになって初めて開きます。細い花茎に、大体の大きさが5,6mmの、星形の花が、よくもこんなにというほど、たくさん咲いています。時には赤みがかった花もあります。


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暑い夏をものともせず、ちょっと涼しげに咲いている、ユニ−クな星形の花が魅力的なスズサイコ。
夏の草原おすすめの花です。


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そして、夏の終わりには果実ができます。

 

7056.jpg (40908 バイト) ユニ−クな星形の花が驚きのスズサイコですが、もう一つの驚きは大型の果実。小指ほどの太さで、長さが10cm近い果実。

花が5mmほどなのに、大きさの果実が驚きです。小さな花に、不釣り合いな大きな袋状の果実は、スズサイコのようなガガイモ科植物の特徴です。



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そして、秋の終わり頃、真っ白な綿毛がつまった割れた果実を見つけました。
触ると綿毛があっという間にふくらんで、フワフワと飛んでいきました。


− おまけ −

 

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最近よく見かけるヤナギトウワタの花です。偶然庭に植えていました。花の形がスズサイコに似ていて、同じような果実ができました。これもガガイモ科で仲間。熟れるのを待って、開いてみると、綿毛がいっぱいついた種が。
スズサイコやヤナギトウワタのようなガガイモ科の果実が特別大きいのは中に綿毛がいっぱい詰まっているからだ!と、分かりました。