701 がんばれっ!ウバユリ

1000番を目標にスタ−トした森羅万象。これで残り300の701番目。記念に吠えてみました。


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ウバユリは7月頃、草原や林の縁などで咲く、白いユリです。山口では田園地帯の道端にもよくあります。こんな風に群生していると、きれい、幻想的、なので好きです。
が、人気度は0.1くらいのユリです。

ウバユリは姥百合です。一生懸命お世話して育てたお嬢様が、花の17、8歳になった頃、姥(乳母)は年老いて、歯も抜けてしまいました。→花が咲く頃)に葉=歯が無い→だから姥百合
とどの図鑑にも出ています。

しかし、ウバユリは花が咲いている時には、葉はちゃんとあります。ので、この説明はとても疑問です。仮にも名前をつけようとした人が、そんな簡単な事を見落とすはずがありません。

最初に図鑑を作って、名の由来を書いた人が間違ったに違いありません。そして、2番目に図鑑を作る人は最初の図鑑を参考にし、3番目の図鑑は1.2番の図鑑を参考にしを繰り返し---今のように『花時に葉が無いユリ=歯がない→のは姥→姥百合』と間違った説明が定着したのでしょう。


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ぶっとい茎に、花は、先広がりのユリ型でもなく、クルマユリのように花びら型でもない、くびれのないド−ンとした花で、しかも、いっぱい付いています。
ヤマユリの華麗、テッポユリの純潔、ササユリの純情、ヒメユリの可憐さもありません。
しかし、パワフルな生命のエネルギ−を感じます。力強さがウバユリの魅力です。

桜に姥ザクラがあるから、ユリにも姥をつけてやろう。と、シャレでウバユリという名が誕生したに違い有りません。のが森羅万象の推理です。

さて、ウバザクラは、中年女性を揶揄する言葉になっています。が、これは、もてない男が悔し紛れにそういう風にもっていた結果です。元は違います。では、ウバザクラを広辞苑でみてみましょう。


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姥桜:娘盛りが過ぎても、なお美しさが残っている、女盛りの年増。
ほらネ。さっそくユリに応用してみましょう。
姥百合:小娘にないパワフルな花姿の女性。を思わせるユリだからウバユリと名付けられました。

ウバユリは花瓶に入れておくと、夜にはかすかによい香りがします

不当に人気がないウバユリを何とか応援しなくてはと構想3年。やっと完成しました。

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