680 冬虫夏草:クモタケ

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今にも雨が降りそうな土曜日。遠出は難しそうなので、車で5分の公園へ。期待どおりありました。直径5mmくらいで、長さが3cmくらいのこんな物が、うっすらと覆ったコケを押し上げるように、斜面に生えていました。

冬虫夏草!です。虫と草が合体した?奇怪な生き物として有名ですが、セミやバッタのような昆虫やクモの体に菌が着いて、体を栄養として成長したのが冬虫夏草、要するにキノコです。


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マンホ−ルの蓋のようになったコケを持ち上げると、直径1cmくらの、きれいな穴が現れました。キシノウエ・トタテグモの巣です。となると、この薄紫のこん棒のようなものは蜘蛛の体から生えた冬虫夏草、クモタケです。全体は10cm以上の長さ+蜘蛛の体 のはずですが、蜘蛛は苦手なので掘り出すのは止めました。

ところで、このクモタケの素、トタテグモ(戸たて蜘蛛)の方も劣らず興味津々です。究極のハンタ−として有名な蜘蛛です。トタテグモは地面に穴を掘って巣をつくっています。その巣穴の入り口には、開閉する蓋(戸)がついています。そして、巣穴の近くを獲物が通りかかると、息をひそめて待っていたクモが、サッと蓋を開けて、襲いかかります。しかし、おごれるもの久しからず。菌に感染して、どう猛ハンタ−もキノコの姿となってしまいました。

ところで、冬虫夏草は滋養強壮、ガンの特効薬などの漢方薬としても有名です。
このクモタケは、副作用としては襲いかかるが心配ですが、相当滋養強壮効果はありそうです。が、きっと気のせいだと思っています。しかし、キノコは不思議な成分が多いのでひょっとする、ひょっとするかもしれません。各自お試し下さいませ。

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