660 イモリの知恵

よく知らないままに、気持ちわる〜いと、何となく嫌われている生き物がよくいます。
好きになれとはいいませんが、知ると意外と愛着が湧いてくる生き物たちです。
本日は『
知れば知るほど好きになる。時には嫌いに森羅万象の法則Aの1』の話題です。


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イモリです(アカハライモリ)。腹が赤く、水底でうごめいているので、気色わるがられている、両生類です。池 や 浅い水たまり、流れが遅い川 などにいます。何となく汚い水でも平気な感じがしますが、生活排水が流れ込むような水では生きていけません。有害な物質にも敏感です。イモリがいるのはきれいな水の証拠で自慢になります。
『イモリの里』でも作れば豊かな自然と自慢にはなるのですが、小遣いをいっぱい持っている乙女や、昔乙女は来そうもないので、村おこしのたしにはなりません。
ため池や湿地、小さな流れによくいますが、そんな場所が減ってきたので、将来が心配されています。

ところで、イモリの黒焼きは惚れ薬や精力剤になると信じられています。何となく不気味な姿をしているイモリに責任がありますが、人間の創造力も無限です。


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イモリは田に水が入る頃、冬眠からさめ、活動を開始。毒もなく噛みつきません。触っても平気です。
(イモリが触れても、きれいなおねいさんは寄ってきませんが、小さな子供からは尊敬されます)
その、ごそごそしているイモリを捕まえて、ひたひた水のバケツに入れ、チガヤのような葉を一緒に入れておくと−−−。
翌日には葉が柏餅のように折り畳まれています。開けてみると直径2mmくらいの卵が!!
後ろ足で葉を折り曲げて葉っぱに隠すように卵を産んでいます。卵か他の生物に食べられないように、守っているのでしょう。野外では1シ−ズンに合計100個ほど卵を産むそうですが、やっぱりこんな風に葉に産みつけるはずです。
なかなかの愛情戦略です。イモリもやるでしょう!
ちょっとくらいは好きになったでしょうか?

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