585 アンコ−ル・ワットへの旅(28)アンコ−ル・ワットD

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第一回廊に着きました。約300m四方の回廊の壁面には「阿修羅の闘い(北面)」、「ラ−マヤナ」と「マハ−バ−ラタ」の物語(西面)、「クメ−ルの神話と王の物語(南面)」、「ヴィシュヌ神と阿修羅の闘い(東面)」などのレリ−フが刻まれています。第一回廊の内側には約150m四方の第二回廊が、さらに第三回廊があって、中央の塔を囲んでいます。それを見て回るだけでもどれほど時間がかかるか−−−。江戸時代に来た森本右近太夫の落書きもパスして、駆け足で第一回廊だけを見ました。


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柱や壁の窪みには、たくさんのデバダ−の像がありました。

南の回廊に着いた時、強い南西風が吹いて、とうとう雨が降ってきました。半分は日本人の、100人ほどの観光客と一緒に雨が当たらない東の回廊へ避難。雨はさらに激しくなってすぐそばの森もかすんで見えなくなりました。アンコ−ル・ワット見物のハイライトは中央の塔に上がって、夕日のアンコ−ルを見るですが−−−中央塔へ登る階段は雨水が滝のように流れているし−−−、諦めて、知り合いになった福岡から来た一人旅の女性と3人で腰を下ろして雨が止むのを待つことにしました。

『国境を越えて、バス(=トラックの荷台)でここまで』
『危険じゃないの?強盗とかでるし』
『無理矢理行き先不明のバスに乗せられたけど、そのバスで着きましたよ』
『バスの旅は好きなんですよ。シルクロ−ドでバスに乗った時には−−−−』

1時間以上して、やっと雨も小降りになって、また森が見えてきました。が、今日は夕日はだめなようです。
しかし、回廊で雨のアンコ−ル・ワットを眺めながら過ぎていった時間は『アンコ−ルの旅で一番心にしみた時間』だったかもしれません。


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