362 西表島自然探検の旅U(15)チョウ

西表島が秘境だったのは過去の話、隣の石垣島までの飛行機便が増えて、簡単に行けるようになりました。団体観光を除くと、目的は一番がダイビング、のんびり自然の旅、野鳥観察、別に無しの若者、そして、チョウです。港で船を見物していると、捕虫網を持った怪しいおじさん達も時々降りてくるほどにコレクターには有名な島です。

 

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西表島はチョウの宝庫です。この島にしかいない亜熱帯、熱帯のチョウが居て、しかもいっぱいいて、感激します。どこの道ばたにも帰化植物の タチアワユキセンダングサがあって、その白い花にたくさんのチョウがきます。まずは至る所で見るマダラチョウ。
左はリューキューアサギマダラ。本土のアサギマダラより濃い色合いです。右はスジグロカバマダラ。北米で冬が来ると数千キロを旅してメキシコやフロリダに集まるチョウの近縁種です。マダラチョウは毒があって鳥も食べないのでのんびりと飛んでいます。

 

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かつて昆虫少年だった血が騒いでつい1匹採ってしまいました。羽が15cm以上もある非常に大型の(実物は写真の2倍くらいあります)オオゴマダラチョウです。こんな白くて大きな蝶が、林の縁からフワリフワリとゆっくり飛んでくると幻想的な感じがします。八重山諸島では、このチョウには先祖の霊が宿っているという言い伝えがありますが、納得できます。

実は西表島のオオゴマダラを見るのを心待ちにしていました。下は2年前にインドネシアのセラウェシ島で手に入れたオオゴマダラチョウです。同じ種とは思えませんが、地理的に離れているとこれだけ違って来るんですね〜。生物の仕組みを知識としては知っていても、目の当たりにすると感激します。
セラウェシ島と西表島!二つを並べて標本箱に入れました。

 

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すみません。もう1匹採集していました。本土には絶対いない、アオタテハモドキで、後ろ羽の蒼い輝きが素晴らしいチョウです。こういうチョウが一番好きです。
西表島はこんなチョウが1年中飛んでいる、いい島なんです。珊瑚礁もあるし、亜熱帯林もあるし。

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