338 西表島自然探検の旅U(9)島は熱帯果物ブーム

台風で雨。しかし、それでへこたれていては元が取れません。泊まっていた『あけぼの館』を出発、前に泊まった白浜の金城旅館へ。女主人の “ときわ” さんが拾い集めた貝のコレクションを見せてもらいました。強烈な個性の持ち主です。絶対勝てません。その“ ときわ” さんがすぐ近くに世界の貝を並べた 『シェル』 という喫茶店があると教えてくれました。

ありました。小さなお店ですが、世界中の貝が並べてあります。50代の女性の “ヒロ” さんがオーナーで、東京にご主人を残して、シーズンだけは故郷の西表に帰ってきて店を開けています。オキナエビス(注1)は?と聞いたら、「持っている」300万円で買ったそうです。すごい! 他にも仕事を持っていて、日本中を駆けめぐって、合間に世界にでかけて貝を集めているそうです。強烈な個性の女性の産地西表島です。

沖縄特産のシークワーサ(ゆずに似たみかん)・シュースを注文して、ふとカウンターを見ると、ありました。ボルネオ島のマルタプラの市場で見た、トマトのようなリンゴような謎の果物が。レンボという名前を教えてもらって、ついでに食べさせて貰いました。感謝感激していたら、シャカトウ、グァバ、パパイアもでてきました。さらに感激したら 『これは知らないでしょう』 とJack Fruit が。しめた! 勝った! 知ってます。インドネシア語でナンカ、インド原産の果物。というわけで、すっかりご馳走になってしまいました。

帰って さっそく『あけぼの館』の浩美さんに報告したら『そんなもん兄ちゃんも作っとるわい!』ということが分かって、『あけぼの館』の隣にある兄さんの家の裏庭へ案内してくれました。 

 

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まずはドラゴン・フルーツです。右の垂れ下がっている様子が確かにドラゴン、龍です。紅くなったら頂きます。味は何ともいえない味です。西表島のスーパでは230円、それが那覇の飛行場では780円。気をつけましょう。中央アメリカ原産のヒモサボテンの実で、密かに評判になっている将来性あり果物?です。
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続いて果実を輪切りすると ☆ 形になるのでスター・フルーツです。花がきれいです。熟れてない時には野菜風味でサラダにもなりますが、黄色に熟れると甘ーいのでやっぱり果実です。
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左は南米原産のグァバ。皮も一緒に食べないと便秘になります。昔から島で栽培していたそうです。そして
レンブ、ジャワフトモモ。初めてレンブを見てから2年、やっと名前が分かりました。大きさはピーマンくらいで、皮ごと食べますが、さわやかなリンゴ味です。

というわけで、西表島では熱帯果物栽培が加速中でした。

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注:オキナエビス
深海にすむ大型のきれいな貝で切手にもなっています。神奈川県の三崎の臨海実験所の職員で、生物を採集する仕事に就いておじさんが世界で初めて発見しました。そのお手柄にご褒美が出て、そのお金で家が一軒建ったそうです。で、別名が長者貝。というお宝の貝です。明治時代のお話です。