303 スラウェシの旅(18)レモ( Lemo )の村

ロンダの村から南へ5Km、レモ村(Lemo)があります。山間の静かな村です。ここもケテ・ケスロンダと同じく墓場観光に力をいれていて、入り口には10数軒の土産店もありました。タナ・トラジャだけでなくインドネシアの、自然の素材を活かした小物グッズは、多彩で充実しています。手先は日本人以上に器用で、どれも工芸の域に達しています。それに安すぎる。
我が家にもいるガラクタ買い物大好きの人を連れてくると、全部を買い占める事間違いなしです。

レモの石灰岩の岩壁を利用したお墓は、この辺りでは一番立派と言われています。水田の側に切り立った石灰岩の壁があってそこにお墓があり、死者を納めた穴とタウタウ人形が並んでいました。

 

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葬られる位置が高いほどあの世に到達しやすいので、高い場所は権力者や金持ちが占め、庶民は岩陰や鍾乳洞に葬られるそうです。
岩がベランダ状に削られ、そこには葬儀にあわせて作られたタウタウ(木偶、死者人形)が並んでいます。白い着物を着たタウタウは無表情な顔をしています。高い岩壁の墓から、先祖の霊魂が村の生活を見守っているのかもしれません。

振り返ると青々とした村の水田や林が拡がっていました。セミの声も聞こえて、心休まる風景です。

 

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3035.jpg (21246 バイト) 面白い形の案山子が田圃に立っていました。レモの村の風景です。

 

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