258 タイ、チェンマイの旅(16)少数民族の村

チェンマイがあるタイ北部の山岳地帯には少数民族がすんでいます。タイ人とは異なる文化の民族で、平地にすむタイ人との経済格差は大きく、貧しい村がほとんどです。というような事情もあり、タイの人達も 『おれ達とは違う人々』 という意識をもっていました。生活の基本は山住の暮らしですが、それでは成り立たないので、村を見物させ、お土産を売るという観光村があちこちにあります。

チェンマイの西の山間部、ドイプイにある典型的なメオ族の村の家です。茅葺き屋根に、家の中はいろりがある土間です。観光用に飾ってある古い生活道具は、日本の民俗資料館で見たことがあるようで、違和感は感じませんでした。

 

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2575.jpg (11345 バイト) メオ族と言えばケシ栽培・アヘンというほどに有名です。彼らがタイに持ち込んだ最も悪い習慣で、実はゴールデン・トライアングルの悪名の元はメオ族をはじめとする少数民族のケシ栽培なのです。過去の悪習の見本ということで家の前にケシが植えてありました。

 

山岳地帯にはメオ族だけでなく、カレン、アカ、ヤオなど様々な少数民族が住んでいます。それぞれ独自の文化を持っていますが、ほとんどは江戸時代の頃、ヒマラヤに近い中国の山岳地帯から、タイへ移動して、もとの生活様式を守りながら定住した人々です。

タイとビルマの国境地帯に近い、チェーンライの近くにもそんな村がありました。チェンマイの近くの村とはだいぶん趣が違っていて、経済的にはさらに貧しそうでした。また、タイ北部へ移住してきて相当時間が経ちますが、この辺りでは今でも中国語が話せる村がかなりあるそうです。

 

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強い精霊信仰を持つアカ族の(たぶん。メオ族で無いことは確かです)村を見学させてもらいました。霊が出入りする目印となる竹が立ててあったり、一生の間で体を洗うのは 生まれた時、結婚する時、死んだ時 の3度だけという習慣、呪術的な仕掛けが多い集落でした。!!や??だらけでしたが、その中で分かりやすかったのは、村の入り口に堂々と立っていた、高さ約1mの、この男女の像でした。しかし、何のため?教えてもらったような気もするのですが、すっかり忘れてしまいました。


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