244 タイ、チェンマイの旅(11)ゴールデン・トライアングル

チェンマイから北東へ約300Kmには、タイ、ラオス、ビルマ(ミャンマー)の3国が接する、ゴールデン・トライアングル ( Golden Triangle ) があります。この付近は少なくともベトナム戦争の頃までは、世界最大のケシ栽培地=麻薬(アヘン)の供給地で、「ゴールデン・トライアングル」 はこの 3国にまたがるアヘン生産地帯 を意味していました。麻薬、犯罪、金の悪の代名詞となっていたわけです。

タイに来てから毎日忙しく跳び回っていたので、3月4日は休憩日にして、日帰りツアーで行ってみました(休息というよりは更に疲れた日にはなりましたが)。ツアー代金は昼食もついて700バーツ。高いツアー会社では3倍の2100バーツのところも。2100バーツといっても7000円くらい。これで往復600Kmですから日本人の感覚からすれば安い。タイに限らず、外国では日本人は文句も言わず(英語力が無く、言わないというより言えないのですね)、とにかくおとなしく払うのでなめられています。がんばれ日本人。

 

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朝7時ホテル出発。3軒のゲストハウス(安い!どこも1泊4〜5ドル)に寄って、今日一緒に行く、ニュージランド、フランス、スウェーデンのカップルを拾って(2人X3国)、ガイドの若い娘さんと運転手の合計9名のツアーです。車はトヨタ・タウンエース、普通道を時速100キロで疾走、チェンセイン(CHAING SEAN)へ向かいます。
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11時チェンセイン到着。チベットから、中国雲南をぬけ、ラオス、タイ、カンボジア、ベトナムと流れて東シナ海に注ぐ、全長4.200キロの大河、あこがれの
 メコン川 へでました。
川の向こう岸はラオス。ボートに乗って、メコン川を遡ります。

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ボートは対岸のラオス側へ向かいます。川は一応中立地帯で、岸に上陸しなければOKなので、ぎりぎりまで寄ります。何か掘っている人達がいましたが、砂金が出るそうです。

 

 

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若い女性が二人、暇そうに川岸に立っています。

何???
2m四方くらいの網を川に沈めて魚を採っているのでした。
『あげてみて〜』 と頼んだら、あげてくれましたが、予想どおり魚は入っていませんでした。メコンは川魚の宝庫ですが----。まあ、そのうち魚が網の上にきて、採れるかも知れません。なかなか健康的な漁法です。 

2444.jpg (16902 バイト) しばらく遡るとラオス領の中州があります。タイ側の観光客も多いし、ラオスもお金も稼ぎたいし---ということで、なんとなく上陸できます。
パスポートはいりませんが、テントがあってここで入国料(?)、20バーツを払います。

向こう岸はタイです。

 


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再びボートに乗って、今度はタイ側の岸沿いに上流を目指します。
写真の家並みの下にはメコン川に流れ込む小さな川があって、タイとビルマの国境となっています。船のへさきあたりからビルマ領が始まります。メコン川は右へ緩やかに曲がっていきます。
さらにビルマ岸沿いに上がると、全く突然こんな、貧乏なビルマには似つかわしくない、ホテル風の建物現れました。????
建設中のカジノ。ビルマはカジノどころではないので、タイからの客を当てにしています。が、もうちょっとで完成状態でストップしていました。完成は政情不安で?です。

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全1時間半くらいで、メコン川スピード・ボートの旅は終点のソップ・ルアクという町に到着。私が立っているのがタイ、右手の濃い緑の向こう岸がラオス。後方のうっすらカジノが見える岸がビルマとなっています。
まさに、ゴールデン・トライアングルの展望をほしいままにする絶景のポイント、名所です。

『こんな所のツアーのどこが面白いの?』 と鋭く問われると、答えられないのですが。
しかし、ツア一仲間の、国境は見飽きているはずのフランス人もスウェーデン人も 『おもしろかった〜』 と言ってましたから、やっぱり 『国境』 というのは何かワクワクさせるものがあるんですね。
私もとても面白くて、満足のゴールデン・トライアングルでした。行ってよかったですよ。