1605 ジガバチ

自然愛好家が闊歩する時代ですが、『虫はイヤ 蛇は嫌いの 自然好き』 と闊歩する場所にはかなり偏りがあります。目立たないようですが、虫のHPはレベルが高い。チョウ屋さん、トンボ屋さん、カメムシ屋さん、ハチ屋さん、オサムシ屋さん・・・と専門商店に分かれ、どれも凝っていて、奥が深いの 特徴があります。昆虫は100万種以上、生物界一の大グル−プですから、自然と奥が深くなるはずです。が、女性オ−ナがほとんど居ないという特徴もあります。女性軍団の場合は『虫はイヤ 蛇は嫌いの 自然好き』が多いからでしょうか(偏見度∞)。


   160503.jpg (36978 バイト) 

いつもの散歩道で、3cmくらいのジガバチが、10倍?50倍?の体重がありそうな大きなイモムシと闘いながら運んでいました。広く浅くが特徴の総合商社、森羅万象社ですが、浅すぎて・・・ハチはミカドジガバチ?イモムシはシャチホカゴの幼虫でしょうか?

 

160502.jpg (32543 バイト)

イモムシはもぞもぞしてましたが、勝負はついています。ジガバチは狩人蜂(寄生蜂)。ハリの一刺しでイモムシは体が麻痺して逃げ出せません。そして、このイモムシを巣に運び、卵を生み付け、子供達は生きたままのイモムシを内側から貪り食って育って、サナギになって。

狩人ハチの種類は多く・・・モンシロチョウを狩るのはアオムシコマユバチ。この蜂がいなければキャベツ畑は全滅ということになります。にしても、「生きたままの体を貪り食う」 というのはあまりにも残酷で・・・・

自然には学ぶことが多い・・・それに比べて人間は情けない。という自然観から、「アリとキリギリス」、「舌切りスズメ」、「鶴の恩返し」、・・・自然の営みを教訓とした、有り難いお話が生まれ、語り伝えられてる訳です。

なかでも 『自然は神がおつくりになったもの。それ故、自然の営みには愛と慈悲が込められているはず』 のキリスト教徒はお話つくりに熱心で 『自然神学』 という分野まで設立。が、ファ−ブル昆虫記でも有名な、この狩人バチの行いの説明には相当困ったようです。『神経が麻痺したイモムシは最後の瞬間まで痛みを感じない。これぞ神の慈悲』。残酷さの説明になってません。

子供達が育つまで生きさせるハチの一刺しは 『チ−ム・バチスタ』 の技を遙かに超え・・・自然の営みは偉大。

エコとか自然保護とかが流行してますが、「地球のため」「自然のため」の高邁な活動と思っていると(そういう人多いんですよね)大間違い。偉大すぎて人間が社長気分で、どうこうしようとするのが間違い。手出し無用、不遜、おこがましいというものです。
自然保護は高邁でもなく、善行でもなく、あくまで人間が生き延びるために必要な、エゴイステッィクな活動です。と、ジガバチの事をよく知らないので内容を北北西にもっていって、ごまかして終わります。

wb00955_.gif (255 バイト) Home