1597 コクラン

159708.jpg (23956 バイト) ランは豪華で珍しいもの。と、思いがちですが、あれもラン

 これもラン

熱帯雨林から極寒の極地まで、海辺から氷河の山岳地帯まで、湿地から乾燥しきった砂漠まで。木の枝や幹に浮かぶように張り付いて自活するかと思えば、「栄養は全て頂きます」生活のランまで、その種類約2万


花が咲く植物では第二位の種類数をもつ大集団。世界のありとあらゆる場所に進出して、繁栄しています。

昔、タイの北部、チェンマイの近くの、タイ最高峰インタノン山(2300mくらい)に行ったことがあります。山頂まで車で行けたので登山なし(-_-)゜zzz・・・)。

で、山頂付近はものすごいカシ林−ヒマラヤ山麓から日本列島まで続く照葉樹林の南の端くらいの位置でしょうか−その大きなカシの幹にはフウラン(風蘭)がびっしり。惜しかった〜もっと真面目にやっておけばよかったと後悔中です。

 

 


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常緑樹が茂る薄暗い林の縁にコクラン(黒蘭)がいっぱいありました。コクランは梅雨の頃に咲く、日本全土に普通にあるランのようです(我が社は、特殊商品は遠征費および体力がいるので、普通商品のみを取り扱っております)。

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花は小さくややこしい形をしているので気合いを入れて・・・

 

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胸肉が2枚、棍棒が左右に2本、顔が一個(ランらしく花粉の固まりがありますね)、後ろ姿も可愛らしいコクラン。紐二本はガクです。

ランと言えば進化論のダ−ウィンです。ダ−ウィンはランの花の形の不思議をとりあげ、「でもみんな6個の部品(花弁3,ガク3)からできている。それが様々に変化して多彩なラン生み出された」と述べています。

ダ−ウィンが進化論を発表して、悩まされ、それは違うよ!と闘ったのは 進歩論や優劣論です。新しい生物は進歩しているので優れているとか、優れたものが生き残るという考え方ですネ。白人はアジア人より優れているから、植民地にして指導してあげる。とか、女の脳は小さいから頭が悪い、家事でもしとけ。とか、劣等なユダヤ民族は撲滅せないかん。とか、という行動に繋がっています。

優れたものが生き残るのではなく、生き残ってるものが優れている。というのがダ−ウィンの進化論。

進化論は最も大きな影響を与えた思想ですが、その後ダ−ウィン高邁な本を書いていません。から、あまり理論には強くなかったのでは?と思われていますが、ダ−ゥインはなかなか凄みがある戦略家。

困った人達にいちいち反論せず、サンゴやミミズのような些細な生き物を研究しています。「ね 些細な生き物の、小さな出来事の積み重ねが大きな変化=進化の源、地球に時間はたっぷりあったから進化はあったんだよ〜」

ササバランとコクランはどこか似ています。両方ともクモキリソウの仲間、みんな何?という花の形をしていて困るランです。


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