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第三の男』

(キャロル・リ−ド監督 1949,英国)

ハリ−・ライム     (オ−ソン・ウェルズ
ホリ−・マ−ティンス  (ジョセフ・コットン
アンナ                      (アリダ・ヴァリ
キャロウェイ少佐    (トレバ−・ハワ−ド

音楽(演奏)       アントン・カラス
原作・脚本        グレアム・グリ−ン

 

NHKBS1を点けると『第三の男』、思わず見てしまいました。友情、恋、サスペンス、社会性、映像美、音楽・・・映画の全てが盛り込まれた名作です。

戦争の影を背負った人々を描き、パスポ−トが重要な小物で、設定もどこか似ている名作 『カサブランカ』(1942年)と比べると・・・、『第三の男』は連合軍が管理するウィ−ンを舞台にした現地での撮影。『カサブランカ』は全てセットで現地ロケ無し。の違いはありますが

男の渋さも甲乙つけがたく、アントン・カラスのチタ−の哀愁を帯びた音色と「時の過ぎゆくままに」の音楽もいい勝負で・・・が、豪華さでは負けていますが、映画的には、やはり『第三の男』がわずかに勝ち。

敗因は、『カサブランカ』の女優、イングリッド・バ−グマン。ちょっと太目すぎはしないか?戦争が背景の主役としては健康優良児すぎ。


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目立たないジョセフ・コットンは正直で、繊細なホリ−を好演しています。

最近名作映画が生まれないのは、CGとかセットにばかり力を入れすぎで、肝心の内容が・・・・アンナの部屋のこのシ−ンのちょっと前、ハリ−・ライムがアンナの部屋を物陰から見上げる場面。男の靴だけが写り。と、アンナの部屋に住んでる子猫がその靴にじゃれつく→はは〜この男はハリ−だな!(ハリ−とアンナは恋人で、子猫はハリ−を知っているんですね。映画ってこれでいいんです!(監督のキャロル・リ−ドは猫好きなんでしょうか?)

そして、そのすぐ後に、この映画の最も印象的な画、ハリ−の顔だけが、灯りに照らされて浮かび上がる やっぱりハリ−だ。

そのカット取り損ねました(-_-)゜zzz・・・ その前に本日のテ−マ、アジサイのシ−ンがあったんです。

 



 ライト・アップされたハリ−・ライムの顔


 





        アジサイの花束




 

ホリ−がアンナの部屋に行く前に、酒場でアジサイの大きな花束を買うんですね。たぶん間違いなくアジサイと思うんですが・・シ−ボルトがヨ−ロッパに伝えたアジサイが『第三の男』に出演していたとは・・・この映画何度も見たことがあったのに気づきませんでした。映画って毎回発見があります。

そして、「しめた!これで我が社も製品が一個できる!」と思って、もう一度くらいアジサイが出てくるか、とデジカメを始めたわけですが、その後は話が急展開で、アジサイの出番はなし。

こんな事には詳しいHUさんDVDを持っていたら確かめて、画像を送って下さい。


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そして、この映画で有名な大観覧車(今でもある)のシ−ン

 

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そして、旧友どうしのホリ−とハリ−が観覧車の中で出会う。オ−ソン・ウェルズは圧倒的に存在感がある俳優です。

そして、映画史上でも、最も有名なセリフの一つ 『イタリアの圧政は・・・・、ミケランジェロやダビンチを生み出したが、スイスの500年の民主主義と平和が生み出したのはハト時計だけさ』 と吠えるんですね。

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ウィ−ンが印象的に映像化されています。白黒の方がカラ−より色を感じるんですね。

わたくし、フィルムカメラ時代はコダックの白黒フィルムで撮影、現像もプリントも自分でやってましたが、カラ−写真より華やかなんです。

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そして、映画史上最も印象的なエンディングのシ−ンだけは、しっかり撮りました。アジサイも出てこないので看板に偽りあり+著作権法違反。文句が出たらすぐ消しますのでお知らせ下さい。映画って面白いですね!

The End

 

 

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