1401 アヤメ vs  菖蒲

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『いずれを アヤメ か カキツバタ ♪~♪ ハナショウブ も ジャ−マンアイリスもきれいですネ』

の季節がやってきました。どれがアヤメ?でこれがカキツバタ?は困ります。が、まとまりなく名前をつけて、みんなを困らせてやろうは、過失混乱罪、ありがちです。

が、芸名は違っても、こいつらはみんなアイリスの仲間なので

アヤメ→花の真ん中が網目アイリス  カキツバタ→花の真ん中が白アイリス 

と 改名して貰うと覚えやすく助かります。

しかし、アヤメ家は、「気をつけてね」ではすまされない、過失ですまされない、歴史的犯罪的事実を隠しています。という問題があります。

さっそく万葉集を探索してみました。

『かきつはた 佐紀澤に生える・・・・』 カキツハタと言う名は古代にもあった。アヤメはどうかな

『ほととぎす 待てど来鳴かず あやめぐさ(菖蒲草) 玉に貫く日を いまだ遠みか 』

確かにある。けど あやめ って何? あやめぐさ って何?と、思って下さい

 

140101.jpg (23270 バイト) この葉の織りなす模様が あやめ(文目)模様 と思います。

こんな葉をもってるから、あやめ草 なんですね。

そして、「あやめぐさ」はどう書くか?


そのころ中国からやってきた菖蒲という漢字をあてたんですね。あやめぐさは菖蒲なんです

で、今のアヤメは 「はな・あやめぐさ」
花という字をつけて菖蒲(あやめぐさ)ではありません。と、区別していたようです。

 

そして、時は流れ・・・、中世までは「菖蒲」は「あやめぐさ」と呼ばれてましたが,いつの頃からか

「あやめぐさ」という読みは廃れ「菖蒲」=しょうぶ という読みになっていったようです。

そして、ここに犯罪の動機があったのです。はなあやめぐさ は 「しめた あやめぐさは しょうぶ と名乗ったから あやめ は誰も使ってない この際 アヤメを使ってやろう ちょっと目には葉の様子も似ているし・・・」 商標登録してあったのに あやめ という言葉を乗っ取たんです。

 

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そして、これが あやめぐさ、菖蒲の花です。

一つ前のあやめ模様は菖蒲の葉。よい香りがし、腰の高さほどになり、葉はアヤメに似ています。が、花は全然違っています。

ショウブはサトイモ科、アヤメはアヤメ科(アイリス)の植物です。

 

 

136009.jpg (23100 バイト) そして、これがサトイモの花です。

黄色のマントを取ると、ショウブの花です。ショウブがサイトモ家の出だと分かりますね。

『ほととぎす 待てど来鳴かず あやめぐさ(菖蒲草) 玉に貫く日を いまだ遠みか 』

ホトトギスが来て鳴くのを待ってるんだけど、まだ現れないね。そうか!菖蒲を丸くまとめてつくる玉を飾って祝う端午の節句はまだもうちょっと先なんだね。

菖蒲という漢字とともに 「邪気を払う菖蒲を端午の節句に飾る」習慣も日本に。そして、よい香りがする菖蒲を湯にいれての 菖蒲湯 も。

菖蒲はホトトギスが鳴き始める田植えの頃に葉が茂り、花も咲きます。という事で、アヤメの事を恨みに思わず頑張っています。

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