1261 ラオスの旅U(6)菩提樹の木の下で

日本にも菩提樹はあります。オオバ菩提樹と中国から輸入して植えられている菩提樹。その他、日本ではシュ−ベルトの歌曲に出てくるリンデンバウムも ♪~〜菩提樹〜♪  と「菩提樹」と訳して歌われています。しかし、その実体は菩提樹ではありません。どれも、シナノキ科の樹木です。なのに菩提樹と名乗っています。偽商品、偽名詐称罪です。

日本には偽商品はまだまだあります。夏椿と『沙羅双樹』の沙羅は全く別物。沙羅と呼ぶなっ!沙羅はインドの木、日本には無い!夏椿と言え!と言っても言う事聞かん人多数。そういえばツバキは「椿」でなく「茶」は金木犀の事・・・

「ジョン・ウェイン」を「ショ−ン・コネリ−」と間違え、「リブ・タイラ−」を「ケイト・ブランシェット」と呼ぶようなものです。怒るぞっ!


このような無法がまかり通ったため、本物の菩提樹は 『インド菩提樹』 と呼ばれています。


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これが本物の菩提樹(インド菩提樹)です。イチジクに似た実がなるクワ科の樹木です。インド〜インドネシアの熱帯亜熱帯で普通にある木です。緑の大きな(10cm以上)ハ−ト型の葉はきれいです。(偽菩提樹のシナノキの葉も似たようなハ−ト型で、そこらが犯罪の動機になっているのかも)。

 

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菩提樹は非常に大きくなり、あれ大きな木が!と近づくと「菩提樹だ」がよくあります。直径が10mはありそうな菩提樹も何度か見ました。が、友人の話によると、インドには猿が遊園地にして遊んでいる巨大な菩提樹がいっぱいあるそうです。いつかインドで確かめたい希望中です。

とてもよい日陰をつくります。この木の下でダイエット・コ−ラを飲みながら焼きバナナを食べると、やっぱり暑い国はいいなぁ〜と幸せを感じます。

菩提樹は聖なる木で、大きな菩提樹にはよく布が巻かれています。ラオスではこんな色、タイやカンボジアではオレンジ黄色、バリ島では白と黒のチェック模様でした。

 

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菩提=サンスクリット語で「仏の悟り」。この木の下でお釈迦様が悟りを開いたので、お寺には必ず植えられています。


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タ−トルアンのすぐ傍のお寺の、大きな菩提樹の木の下には仏様達がおられました。

左は、頭の上に八つ頭の龍がかぶさっているので、お釈迦さまが悟りをひらかれた時の像かな?この龍、ほんとは?本来の姿は?ヒンデゥ−教の守護神の、キング・コブラ=ナ−ガ ですが、仏教寺院では龍に変身しているようです。寝姿の仏様もおられます。


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どの仏様も、手の平の上には、お参りの人が供えたご飯粒が。寝たまま食べていいのか・・・

 

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お供えのご飯がいっぱい入ったお椀を持って立っている人もいますが(仏教徒でありながら仏教の知識無しなので一応、人ということにして)、仏様の像は全部で7つ。分かったぞ!同じのを見たことがありました。

菩提樹がある国に行くたびに、それとなく菩提樹の葉を拾っています。だいぶん貯まり、大切にしていますが、悟り効果はまだその兆しもありません。

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