14 ボルネオの旅(5)伝統の着物A

滞在していたバンジャルバルは、それでもホテルや食堂、高校もある町ですが、その周りは完全な農業地帯です。というより大湿地帯で、粗放な米作が行われています。乾いた所に高床の家を建て、家の周りは畑。貧富の差はありますが、暮らしの様子は昔の日本の農家と同じような雰囲気がしました。

もともと米作は東南アジアからやってきたもので、ボルネオはともかく(ボルネオで米作が盛んになったのは最近のようでした)、インドネシアは米作りでは日本の大先輩、「ええー、あんな北の日本でも米作ってるの!!」というのが正しいかもしれません。
『米作りは日本文化の元』とか騒ぐ人がいますが、米作りはアジアを中心に、どこでもやってることだし、力まない方がよいのでは。だいたい日本人の米の食べ方は「ごはん」主体で芸がないですよね。

 

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1141.jpg (35212 バイト) その農家の庭先で女性が二人玄米をついて精米をしていました。
ちゃんとスカートはサリー風です。が、上半身は Tシャツです。ボルネオではダイエットが必要な人は見ませんでした。小柄ですがスラッとしています。高温多湿の地では皮下脂肪は必要ないというより、害があるのでしょう。そのせいか、中年をすぎると、急に老けるようで、平均寿命はきっと短いはずです。まあ、何事もほどほどが一番なのでしょう。

ニワトリも一緒にポーズを決めてくれています。シャモですが、ボルネオに限らずインドネシアのニワトリは美味い。例外なく、勝手に庭先を走り回って育つ奴だから(日本も昔はそうやって育てていたのですけど)、ほどよいジューシさで、しっかりした歯ごたえ。鶏肉という感じです。
日本で「○○の地鶏が美味い」などといってる人は、ぜひインドネシアに視察を。本物の地鶏を食べてから。