110 ボルネオの旅(3)バンジャルマシンの水上マーケット

ボルネオを発つ日、急に思い立ってバンジャルマシンの水上マーケットを見に行きました。
バンジャルマシン(Banjarmasin)はバリクパパンと並んで、カリマンタン(ボルネオ島インドネシア領)の大都市です(人口が多いという意味です)。とにかく、首都ジャカルタや商都スラバヤから飛行機がやってくるのは、飛行場があるバリクパパンかバンジャルマシンだけです。
バンジャルマシンは州都で人が多く、気合いをいれてないと誘拐されてしまうのではと不安に思ってしまう、活気に満ちた、怪しくて楽しい街です。が、観光客はあまり来ません。
間違って来た人は、テングザル(ここにしかいません)と、『アジアではタイのバンコックとここにしかない(インドネシアの人談)』という水上マーケットを見に行く事になっているそうです。
オーストラリアとかアメリカとかドイツの暇な人がよく間違うようです。『ボルネオ!いいとこですよー』と誉めるインドネシア人に『一緒に行こう!』と誘っても、急に用事ができて来ません。ボルネオはそんな所です

というわけで、朝5時に起きて、早朝に開かれるという水上マーケット見学に行きました。泊まっていた
バンジャルバルの町から30分で、バンジャルマシンに到着。船を雇って、マルタプラ川河口(といってもほとんど海)にでかけました。最初は薄暗くて、何も見えなかったのですが、よく見ると無数の船が集まってきます。
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品物は果物、野菜、ヤシ、カッサバなど芋、魚、日用品など。よく、見るとちゃんと品物別に集まる場所が決まっているようです。その間を簡単な食事を出す屋台の船が回っていきます。美味しそうなんですが屋台船の食べ物は危険です。一緒に行ってくれた、タフなジュクジャカルタ育ちのインドネシアの友人はその後1週間、トイレで倒れていました。煮炊きの水は大丈夫なのですが(きっと)、食器や材料を洗う水が足下の川の水。バンジャルマシンではトイレも洗濯もお風呂も川。トイレ使用中の家の川下の隣の家では、日本製シャンプーを使って川でお風呂と歯磨きという怖い風景が日常です。
というわけで、アメーバ赤痢タイプの病気に免疫がないヤワな私なら即死です。究極の非衛生ですが、そんな事に目くじらをたてていたのでは、ボルネオは楽しめません


*1 そういいう生活もありますが、私たちと同じスタイルの生活が主流です。スーパーには行けば、何でも あるし、テレビ番組の内容も似たようなものです。ホンダのバイクもトヨタの車も。ただ違うのは貧富の差が大きいとこです。旅行をしても不潔な所を避ければ、安心快適健康的な生活ができます。
    
*2 インドネシア料理はとても美味い。焼き鳥(サテ・アヤム)も焼きそば(ミ・ゴレン)も絶品。
    あほらしくて日本では食べる気がしません。



 

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だんだん明るくなって、次から次と、荷を積んだ船を見て回っていると、楽しさ120点。
旅の楽しさは、その土地の人がどんな生活をしてるかを、知る事だと思っています。
日常の生活が詰まっているバンジャルマシンの水上マーケットです。
不思議なのは商売熱心でないこと。売れなくてもまあいいか という感じで、みんなノンビリと漂っていました。

おすすめのポイントですが、ボルネオはちょっと遠いのが難点です。しかし、旅費も安いし、生活費もかからないし。飛行機が落ちなければですが。危ないなと思う飛行機もありますが------。