ご挨拶

そこらの自然から海外の自然まで、分け隔てなく写真に撮り、軽くて速いペ−ジで、1000の話題を目標にスタ−トして、それから5年余。ついに1000番に到達しました。見て疲れる、読んで呆れるのHPに、我慢しながら付き合って下さった皆様ありがとうございます。心より感謝しています。

 

 

さて

さて、本日の話題。目標達成の1000番だから、きっと、キラキラの豪華な内容!と期待されている方がいたら、それは間違いです。何しろ、森羅万象第一話は 『真珠の輝き、ナメクジの卵』 でしたから・・・・

でわはじめさせて頂きます。引き返すなら今です。

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1000 ワレカラ(割殻)

 

『 春は あけぼの。やうやう白くなりゆく、 山ぎわは少し明かりて、 紫だちたる雲のほそくたなびきたる。 夏は、夜。
月のころはさらなり、 闇もなほ、 蛍の多く飛びちがひたる。・・・・    雨など降るも、をかし  』


千年前に書かれた『枕草子』。今読んでも驚きの新鮮さ。流れるような文章で、森羅万象を取りあげて、鋭く軽く簡潔に料理する。清少納言。かっこいい〜。
そして、『われから』 という言葉を、知ったのは高校の古文の時間でした。

『  虫は 鈴虫。 ひぐらし。 蝶。 松虫。 きりぎりす。 はたおり。 われから。 ひおむし。   蛍。 』

われから? そりゃ何じゃ!!

 

 

 

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そして、これが われから です

 

 

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海に棲む、エビやカニの仲間の甲殻類。種類がいろいろありますが、これは全長2cmくらい。アマモやワカメ、ホンダワラのような海藻の葉の上を住処としてしている海の動物です。
下の写真は水につけてふやかしたので、色が抜けていますが、こんな姿で、シャクトリ虫のようにソロリ、ソロリと葉の上で生活しています。日本のどこにも居て、藻場で網などを入れると、海藻に混じって、嫌になるほど、採れてしまうそうです。

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京都に住んでいた清少納言が海の われから を、なんで知っていたのか?
それは海藻を食べていたから?あるいは、塩−その頃の塩は藻塩−海藻を海水に浸して乾かす。また、浸して乾かす。塩をたっぷり吸った藻を、燃やして灰にして、海水を加えて煮詰めると藻塩の完成です。

当時はきっと品質管理が悪かったので、海産物には よく われから が紛れ込んで 「明石の塩の包みに われから」「若狭のワカメにも われから」 だった、に違いありません。

清少納言の事だから 『また、われから が居た〜』 と言いながら こっそり箸で拾い集めて、みんなに見せて 
「きゃ〜っ」 と嫌がらせ。『干しエビより美味しい〜』と食べて、みんなを「ぎゃ〜っ」と言わせていたかもしれれません。

一緒にいると絶対退屈しそうもない、ぜひ逢ってみたいおばちゃん の清少納言。どんなつもりで 『虫は われから 』と書いたのか、三日三晩はじっくりお話を聞いてみたいものです。

−完−

 

 

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 − 編集後悔記 −

ふっ〜 やっと終わったか1000回が・・・・・・・・・ところで、森羅万象を作り始めてより、内容のアホらしさからか、やっぱりそんな奴だったのか (-_-)゜zzz・・・ と信用度が低下しました。
が、それはあくまでHP中の虚像です。真実一路、誠心誠意の人こそが真実の姿です。しかし、「ですっ」と、いくら言っても信用してもらえず、後悔しています。