寺内駅を発車した「SLもおか号」6001列車は、大きく右へカーブしながら下って行く、
踏切を渡り切り通しを抜けて江川橋を渡り、圏央道をくぐる、その先のうっそうと茂った森が見えてきます。
この森あたりが真岡駅と寺内駅のほぼ中間にある八木岡の集落です。
列車は森を迂回するように今度は左にカーブします(上の写真)。
このカーブを中心に寺内方面に9.1‰、真岡方面に8.3‰、のゆるい登り勾配がそれぞれ1キロ弱つづくため、
「SLもおか号」は煙を上げて力走することが多いのです。
八木岡のカーブを中心とした風景を紹介します。



ゆるいカーブを抜けた列車は八木岡の踏切に向かって力走してきた。
国道294号の陸橋から600ミリで撮影する。
C11325 6001レ  2001年2月



八木岡の踏切近くの農道から、カーブを抜ける列車を500ミリで撮影。
C1266の直前を一羽の小鳥が飛び抜けていったので面白い絵になった。
「小鳥」 6001レ 1998年3月



「田んぼに映す」
築堤の左右は水田になっている、毎年5月の連休の頃に田んぼに水が入ります。
風の無い日は、水田が水鏡を演出すます。
C11325 6001レ  2001年5月



「春の八木岡」
田植えが終わった頃の八木岡は、新緑がまぶしくすがすがしい季節だ。
 C1266 6001レ  2001年5月




「夏空」
踏切近くの線路端から、35ミリで夏の空を大きく入れて撮影。
 6001レ 2001年7月




この年の夏は、線路端いっぱいにいもぎくが咲いていた。
脚立に登って、いもぎく越しに撮影。
C1266 6001レ  1998年8月



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