力を合わせて

真岡鉄道では1998年10月にC11325号機が復活運転して以来、C1266号機との2両の蒸気機関車が交替で運転している。年に数回一緒に運転する運用が重連運転です。
重連運転の日、朝の回送6100列車(真岡→下館)は、C11のバック運転を本務機に50系3両をはさんで後方にC12が逆向きに連結されて回送されます(プッシュブル回送)。下館でC11が先頭に連結され6001列車が重連となり運用されます。C11を先頭にC12を次位にしたがえ重連運行は下館→茂木間の下り運転です。
復路の上り6002列車は往路とは逆にC12を先頭にC11を次位にしたがえ運転しますが、真岡でC12を切り離す運用のため6002列車の重連運転は茂木→真岡間のみになります。真岡→下館間の6002列車はC11が1両で運転するいつもの運用になります。
力を合わせて運転するC11とC12の重連運転を絵にして見ました、ごゆっくりご覧下さい。

そもそも重連運転とは何でしょうか?SLが現役の頃、列車を組成する車両の両数を増加(牽引定数をアップ)するための補助機関車や勾配区間の補助機関車のことで、普通は本務機の次位に連結されるのが一般的でしたが、運用の関係で本務機の前に連結したり、列車の最後部に連結することもありました。


冬の低い太陽を画面に入れるためワイドレンズを付けて田んぼに寝転んで撮影した。
北真岡-西田井間 6001レ 2003年1月



市塙駅の発車はすごい爆煙になった、400ミリで撮影する。
 6001レ 2003年1月



茂木駅での給水風景。
 2003年1月



八木岡の田んぼに水が入った、水鏡を狙って撮影した。
寺内-真岡間 6001レ 2002年5月



「田植えの頃」
市塙-笹原田間 6001レ 2002年5月



「力を合わせて」
益子-北山間 6002レ 2000年5月



「春の重連」
七井付近 6002レ 2002年5月


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