冬の湿原号 2012(2)
2012年1月22日(雪)
朝、ホテルのカーテンを開けると一面の銀世界、ささめ雪が降っていました。
生まれ育った国の降雪量によって、人は雪にたいする反応はまったく違うと思います。私のような雪国育ちの人間は雪を見ると気が重くなる。冬にいい思い出は全くない。ただ寒さに対する装備だけはしっかりするので凍えないが・・・
今日は釧路川の鉄橋。標茶で馬とSLの併走。石山で爆煙。茅沼でタンチョウを撮影する予定です。
10時にSタクシーが迎えに来てくれました。「Sさん、今日もよろしく!」
D7000 (200→70ミリ)
ささめ雪が降る釧路川橋、盛大にドレインを吹きながらC11171号機がやって来ました。
D3 (28ミリ)
塘路でSLを追い越し、SLと馬の併走会を撮影に標茶へ向かいます。
SLの到着前、馬ソリを楽しむ親子。
今年は16頭の馬が参加して、SLとの併走会が行われました。
馬のスタートが早すぎてSLが追いつけない。鉄道ファンに手を振るおじさんもいました。(右上)
馬群の後方にいたカウボーイ?が、見事SLとの併走を成功させました。
最後方の2頭はしっかりと客車と併走、おじさんが手を振ると車窓からも手を振り返していました。
D3 (200→70×TC-14)
摩周のコンビニで昼食を買い込み、石山の踏み切りに向かいます。
D7000 (200→70×TC-14)
踏切から200メートルほど石山方向に歩き、防風林の下に潜り込む。
D3 (28ミリ)
雪がやまないので、返しは茅沼駅のタンチョウを撮影する事にしました。
1時間前に到着。駅前に7羽のタンチョウが休んでいましたが、雪はやまずどんどん暗くなって来ました。
そのうえ15分前にタンチョウは皆んな飛んでいってしまい一瞬ぼう然となりました。
5分前にタンチョウは皆んな戻ってきてくれました。C11が静かに茅沼駅に到着しました。(下)
D7000 (70 〜 200ミリ×TC14) ISO3200
SLに驚いたのか5羽が次々に飛び立っていったが、一組のつがいだけは仲むずましい姿を見せてくれました。
高感度で撮影出来るデジカメ(D7000)が役に立ちました。
SL只見線奥会津号へ 目次へ トップページへ