続・SL冬の湿原号-1

2011年1月22日(晴れ)
昨年は喪中で行けなかったので2年ぶりの釧路だ。JAL1145便、MD-90は20分遅れで羽田空港を飛び立った。
「釧路地方の天気は晴れ、気温は-11度・・・」機内アナウンスを聞きながら気持ちははや湿原に飛んでいた。
今回も2日間、S個人タクシーを借り切る。「釧路は年末の大雪以来雪は降ってないんですよ」とS運転手。道は乾いているが湿原は一面の雪景色が広がっていた。


釧路川に直行する。青空が凍った川面に反射して美しかった。
C11-171号機の牽引する「SL冬の湿原号」は白い煙をあげながらやってきた。
 D3(28ミリ)

タンチョウを撮影するために茅沼駅に向かう。

駅の手前、線路端に親子のタンチョウが3羽、ホームの前の雪原につがいが2組、計7羽が休んでいた。
D3(300ミリ)

標茶でSLを追い越し、磯分内から摩周にかけて牧場風景をロケハンしながら石山に向かう。

石山の踏み切りから線路端を歩く、釧路湿原とは違い摩周以北は新雪が50センチほど積もっていた。
雪道をはずすと、づぶづぶと足が沈みとても歩きにくい。警備のJR職員が「石山付近はもう三脚の置き場もないくらい混んでますよ」と親切に教えてくれた。しかたなく逆S字コーナーのアウト側に三脚を立てた。

新雪を跳ね上げ、煙を舞い上げながら、C11はやって来た。

後補機はおなじみのDE15-2510号機です。 D200(300ミリ×1.5)


D3(28ミリ)に持ち換え逆光で1枚。
飛んで来た雪は、思ったより硬く痛かった。

復路は美留和付近をロケハンしながら南下したが、撮影適地が見つからず摩周駅へ。

摩周の陸橋上から発車を撮影する。ビラオスキー場の上までモクモクと煙が上がった。
D3(70〜200ミリ×1.4)

磯分内付近でSLを追い越しタンチョウの待つ茅沼へ向かう。

茅沼駅前の雪原で、タンチョウが求愛ダンスを舞っていた。 D200(300ミリ×1.5)

茅沼駅にC11が到着、今朝の親子が絵になった。
D200(300ミリ×1.5)

16時09分、茅沼駅を発車したC11は踏み切り付近で金色に輝いた。
D200(300ミリ×1.5)

釧路に帰る途中、シラルトロ湖の空に美しい小焼けが広がっていた。

釧路駅前のホテルにチェックイン、焼肉屋さんでの鉄友懇親会は盛り上がった。

(参加者の皆さんメール下さい、上の画像を壁紙サイズで貼付して返信します!)



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