春の秩父路-1

C58363号機は1944年(昭和19年)2月19日に川崎車両兵庫工場で完成しました。新製配置は釜石機関区で戦後は仙台市の長町機関区に長く在籍し、晩年は陸羽東線、陸羽西線などで活躍しました。
最終配置区は新庄機関区で1972年(昭和47年)10月に全検切れのため廃車になりました。
1973年(昭和48年)5月31日、埼玉県吹上市の吹上小学校の校庭で静態保存(国鉄から無償貸与)されました。
1988年(昭和63年)3月19日〜5月29日の間、開催された「さいたま博覧会」(熊谷市)に合せ、JR東日本・大宮工場で復元作業が進められ同年1月に車籍が復活しました。同年3月15日から秩父鉄道(熊谷〜三峰口間)で復活運転が始まりました。
当初は秩父鉄道沿線の市町村を中心とした「埼玉県北部観光振興財団」が運営主体になり、秩父鉄道が運行し、検査・修繕はJR東日本高崎運転所が行なっていた関係で、秩父鉄道で運転されない12月〜3月の間は高崎をベースとしD51498号機のピンチヒッターとして磐越西線、大糸線、水郡線、上越線等で運転した実績もありました。
2000年「埼玉県北部観光振興財団」は当初の目的を終え解散になると、2001年からは秩父鉄道の自主運転になり、現在では定期検査はJR東日本高崎車両センター、全般検査は大宮総合車両センターに委託して運行しております。


「春の秩父路」 
寄居-桜沢間 5002レ
1999年4月


R140を秩父に向かい波久礼のオバークロス(通称)を渡ると高徳寺の下に桜と桃花が咲いている。30分の1秒で流し撮ってみた。

波久礼−樋口間 5001レ 2013年4月 (D4 70〜200ミリ使用)


「桃花を流す」 
樋口−波久礼間 5002レ 2013年4月(D4 70〜200ミリ使用)




波久礼−樋口間 5001レ 2012年4月 (D200 28〜105ミリ使用)


波久礼−樋口間 5001レ 2012年4月 (D3 28〜105ミリ使用)
波久礼のオーバークロスの桜を、線路を挟んで両側から撮影してみた。


「白梅」
 白久付近 5002レ 2001年3月



「桃花」 
樋口-野上間 5001レ 2011年4月 (D3使用 20ミリ)



長瀞の春

「桜の下で」
上長瀞付近 5001レ 2012年4月 (D3 28〜105ミリ使用)
長瀞の桜並木は有名で、特に「はなもも」は人気スポットです。


「長瀞の桜並木」
上長瀞付近 5001レ 2013年4月 (D4 28〜105ミリ使用)



「桜の荒川橋」 
上長瀞付近 5001レ 2001年4月
川原から50ミリで見上げる。



「桜咲く荒川橋梁」
 上長瀞付近 5002レ 2001年4月




上長瀞付近 5002レ 1999年5月




「川霧」 
上長瀞付近 5001レ 1998年5月



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