夕暮れ時-1 (真岡編)

私は夕暮れ時の風景が好きだ。
西の空に薄い雲がたなびき茜色に染まる日が一番好きだ。
真岡鉄道のかわいい汽車達と夕暮れどきの風景をお楽しみ下さい。


「夕焼け空」 折本-下館二高前間 6002レ 2000年12月
真岡鉄道の夕焼けの名所は、なんといっても折本から下館二高前に向かう田んぼの中だ。
地名は「中館」というのだが、私は二高前と呼んでいる。
R50のバイパスが真岡鉄道をまたぐ手前の、わずか200メートルの区間が開けていて絵になる。
R50の道路標識や照明燈がうるさいので、
田んぼにしゃがみ込み又は這いつくばって撮影する事が多いのも、ここの撮影ポイントの特長だ。
この日は茜色の夕焼け空が美しかった。
夕日を強調するため、28ミリにRE(レッドエンハンサー)フィルターを付けて撮影してみた。




「朝日のような」 折本-下館二高前間 6002レ 2000年12月
西の空に雲がない日は、太陽が明るすぎて絵になりにくい。
汽車の影と青い空を表現したつもりだが、朝日のような絵になってしまった。




「炎のけむり」 折本-下館二高前間 6002レ 2000年12月
煙に夕日が映え、まるでけむりが炎のように一瞬見えた。
風が舞う西日の強い日が狙い目だ。




「夕暮」 笹原田付近 9005レ 2000年7月
毎年7月末に運転される「銀河鉄道体験号」(夜行)が、
真岡鉄道での夏の夕焼け空を撮影出来る唯一のチャンスだ。
冬の夕日と違い、夏の西の空はおだやかで私が最も好きな風景の一つだ。




「夕焼けの発車」 市塙付近 9005レ 1999年7月
「銀河鉄道体験号」の市塙発車と夕焼けを28ミリで狙ってみた。
(REフィルター使用)




「夕日を浴びて」 真岡駅 1998年10月
真岡鉄道にC11が復活した日、近所の人たちが一目見ようと集まった。
夕日がピッカピカの機関車に映えC11の車体が黄金色に輝いていた。



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