猛暑の只見線-3 (梅雨空の下で)


会津では6月中旬から7月中旬まで梅雨の季節だ。
2006年夏の「SL只見号」は6月28、29日の試運転、7月1、2、8、9日の4日間の本運転が予定されていた。
6月30日夜半から会津地方に停滞した梅雨前線は100ミリを超すの雨量を記録した。2005年3月に崩れた下大牧地区の崖に崩壊の危険が出たため只見線は翌1日から坂下〜只見間で運休となってしまった。結局「SL只見号」の1、2日の運転は運休となり「SL只見号」は7月8、9日の2日間の運転だけになってしまった。
8日は晴天にめぐまれたが、9日は一日中降ったり止んだりの梅雨空の下で運転することになった。
梅雨ときの気温が低い日に只見川には川霧が出やすい、水面から蒸発している水蒸気が、冷たい空気によって冷やされて霧になるのだ。
梅雨空の下、川霧の只見線の風景をお楽しみ下さい。



「村の鎮守様」
最後尾のスハフ32は狭窓などなど旧形客車らしくていい、村の鎮守様を入れて後追いで撮影する。
根岸-高田間 9430レ 2006年7月 D2X使用




滝谷駅前の陸橋から杉こたちを抜けるC11を300ミリで狙う。
9425レ 2006年7月 D2X使用




只見川には薄らと川霧が出ていた、鉄塔下のお立ち台から200ミリで撮影する。
西方-桧原間(第1鉄橋) 9430レ 2006年7月 




「川霧」
第4鉄橋には再塗装のための足場が組まれていた。
水沼付近 9425レ 2006年7月 D2X使用




「雨の夏井川橋」
本名付近 9425レ 2006年7月 D2X使用




「菖蒲」
赤紫、青紫、ピンク、白、色とりどりの菖蒲が咲き誇っていた。
越川-本名間 9430レ 2006年7月 D2X使用



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