会津秋まつり号

2007年9月24日
9月22〜24日の3日間、郡山〜会津若松間でD51498号機牽引の臨時列車「SL会津秋まつり号」が運転されました。
注目は旧客4両という魅力的な編成と、会津若松で「SLばんえつ物語号」のC57180号機との同時発車の競演です。


週末は仕事で私は月曜日だけの撮影になった、早朝に家を出て雨の東北道を北上する。
スタートは旧客の編成を入れる事を頭に安子ヶ島の先、R49からの俯瞰に決めていた。
D200にワイドを付け三脚にセット、D2Xには200ズームを付けてシャタースピードを30分の1秒にした。
あいにくの曇り空だが、煙が良かったので俯瞰(下)も流し撮りもうまく絵に出来た。
安子ヶ島-磐梯熱海間  9231レ



R49を西へ、磐梯熱海でD51を追い越し中山宿のお立ち台へ向かうも撮影スペースも駐車スペースも無い状態、
ちょっとあせるも最後の最後、沼上トンネルの上に1台分の駐車スペースを見つけて滑り込む、
トランクから3段脚立を引っ張り出し、お立ち台の2列目から200ズームで狙う。
旧客4両を軽々と牽いてD51がやってきた。
中山宿-上戸間 9231レ




中山峠を越える、磐梯山は雲の中で風も出てきた。西の空が明るいのは天候回復のきざしか・・・
関都でD51を追い越し、踏み切りのお立ち台に向かうも手前にコスモスを発見。
ベストポジションにはもうスペースが無く、鉄塔が入ってしまう線路寄りに入れてもらう。
ワイドを付けたD200を三脚にセットコスモスを狙う、肩には300ミリを付けたD2Xで遠方に見える農作業を狙う。
待つこと5分でD51がやってきた、驚いた雀達が田んぼからいっせいに飛び立ったのが面白かった。
振り返って300ミリで農作業風景を撮影、磐越道が少し気になったが農夫がSLを振り返ったので絵になった。
関都-川桁間 9231レ




猪苗代でD51を追い越し2番目の踏み切りに到着。
20ミリを付けたD200を三脚にセットし黄金色に輝く稲穂を狙い、
200ズームを付けたD2Xで発車を撮影することにした。
真赤なアカベコカラーの快速・会津ライナーでアングルを確認しD51の発車を待つ、
直前に太陽が出て来たので後方の山が浮き立ち、稲穂も色ずいたので絵になった。
猪苗代付近 9231レ



県道7号で磐梯町へ下る。
磐梯町駅近くでコスモスを狙うも風でコスモスがD51側に倒れてしまい残念、失敗!
県道7号で会津盆地を下りC57を撮影するために塩川へ



時間があるのでR121で南下しながら、塩川〜会津若松間の沿線をロケハンすることにした。
青空が出て来たのでニッコリ、線路端のコスモスを発見したので二度ニッコリ。
28ミリを付けたD2Xを三脚にセットした。
C57がファインダーを飛び出す寸前まで引き付けてシャッターを押した。
堂島-会津若松間 8226レ



駅前のデパートの駐車場に車を入れ昼食、こしのある手打ち蕎麦を堪能した。
1時間前に駅に向かい、トラロープの下に三脚を入れ600ミリを低い位置にセットした。
心配した煙も、両車共に黒煙で一緒になって西に流れたため客車も隠れずうまくいった。
息の合った併走、両車の機関士・機関助士さんに謝。謝。

会津若松同時発車 「SL会津秋まつり号」9234レ(左)と「SLばんえつ物語号」8233レ

後ろ髪を引かれたが、お彼岸なので撮影は終了。
会津若松市内の母の墓前に参り。合掌。


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