晩秋の川根路

大井川鉄道の歴史。
大井川鉄道は1925年(大正14年)に設立され、さっそく工事が始まった。
1927年(昭和2年)金谷〜横岡間が開通し開業したのをかわきりに工事は順調に進んだ。
開業時は伊賀鉄道から購入した5・6号(コッペル製Cタンク形蒸気機関車)の2両が川根路を走った。
1929年(昭和4年)には横岡〜家山間が開通し、自社発注の15号機(日立製1C1タンク形蒸気機関車)が増備された。
1931年(昭和6年)に家山〜千頭間が開通し全線開業となった。
この年自社発注の16号機(川崎製1C1タンク形蒸気機関車)が増備された。
1935年(昭和10年)には、自社発注の121号機(国鉄のC12形蒸気機関車)が増備され5両の蒸気機関車が大井川鉄道にそろった。
1949年(昭和24年)11月に全線電化工事が完成し、余剰となった5号機が予備機となった。
1950年(昭和25年)には蒸気機関車の廃止が決まり。まず121号機が片山鉄道に売却(C12−202となり1966年廃車)。
次に6号機が建設省近畿地方建設局に売却。15・16号機は大阪産業セメントに売却された。
1953年(昭和28年)には予備機の5号機も廃車(1956年解体)になり大井川鉄道から一時蒸気機関車の姿が無くなった。


塩郷付近(対岸から) 1001レ C11312 2001年12月




塩郷付近(対岸から) 1001レ C11312 2001年12月




崎平付近(第2橋梁) 101レ C108+C11227 2001年12月




崎平付近(第2橋梁) 101レ C108+C11227 2001年12月




崎平付近(第2橋梁) 1005レ C12164 2001年12月




千頭−崎平間(第4橋梁) 102レ C11227 2001年12月




千頭−崎平間(第4橋梁) 1004レ C12164 2001年12月



目次へ  初夏の只見線へ トップページへ