浅間高原周辺の名所旧跡など(2)


 浅間焼け遺跡・鎌原観音堂
天明3年(1783年)の浅間山の噴火により、当時の鎌原村は一瞬にして火砕流に押し流され、死者477人が発生する未曾有の大災害にみまわれた。
このお堂の前の階段は15段を残しその下部は溶岩に埋没しており、元の村落はこの地中5ー7メートル下に埋もれてしまった。
この鎌原観音堂は、村で唯一残った建物と言われている。そして、かろうじてこの階段を駆け上り、命の助かった人々は90余人がこの観音堂に集まって罹災者の供養を続けながら、埋没した村の上に新しい村を再建したと伝えられている。

鎌原観音堂の場所は有料道路鬼押し出しハイウェイの鎌原側の料金所を出て少し万座鹿沢口方面に行った左側で比較的目立つ建物で嬬恋村の資料館あり、この裏手になります。大きな看板が出ているのですぐわかります。
観音堂にお参りをすると、運が良ければここを維持している?地元の方がお茶とお漬物をサービスしてくれます。

           
     観音堂は左側右側には地元の      掘り起こされた遺品らしい
     人達の詰所(?)