浅間隠山周辺の草花

「浅間隠山」は浅間山の北東方向、群馬県長野原町、倉淵村、吾妻町の境にある標高1757メートルの山です。
名称のとおり倉淵村や吾妻町方面からあの流麗な浅間山を隠してしまう罪作りな山です。
登山口はいくつかあるようですが、今回は最も距離が短く楽そうな、二度上峠のすぐ下にある登山口(写真)から登りました。
登山口の看板には頂上まで90分となっていますが、私たちがのんびりと植物を探しながら写真を撮ったりして90分でしたから、普通に登れば1時間前後でついてしまうのではでしょうか。



登山道の周辺にはツツジをはじめ、可憐な草や木が花をつけています。


特にツツジは、登山道をトンネルのように包み込んでいるところもあり大変きれいでした。
ツツジはヤマツツジが最盛期で、ミツバツツジは、山頂に近いところでは未だ咲いていますが終期で、レンゲツツジが6月の下旬あたりに見頃になりそうです。


山道の前半は沢のようなところで少し暗いですがしばらくすると尾根に出て明るくなります。


山頂の眺めはすばらしく、浅間山が雄大にそびえ、裾野に広がるゴルフ場や牧場の緑がきれいです。
山頂付近にはレンゲツツジが多くこれからが楽しみです。

以上撮影日1997/06/08

よろしかったら「秋の浅間隠山」もご覧になってください。